- 2016年6月23日
- 日常風景
6月22日(水)絵本の海をしたよ!
梅雨のじめじめとした日が続いていますね。
この日もお天気が怪しく、プールに入れませんでしたが・・・
今年度はじめての「絵本の海」をしました。
「絵本の海」ってなに?というと・・・
以前、在学しておられたお母さんが小学生の頃に体験したことがきっかけでした。
小学校の体育館一面に、絵本が並んでいて、そのときの興奮や感動を
子どもたちにも味わって欲しいと、こども芸術大学でもはじまりました。
「絵本の海」を最初に企画されたお母さんが卒業された今も、
他のお母さんが大事に大事に引き継ぎ、母企画として年に数回行われています。
朝、企画者の親子を中心に、テープで床に島を描いていきます。
道もつくり、絵本の中を歩けるようにもなっています。(区画分け)
そして、約1,200冊ほどある絵本を、他のお母さんたちとも協力しすべて並べます。
最初に、年少さんのお母さんが6年前に作られたという絵本をみんなで観ます。
色んな動物がでてきて、それぞれの良さや個性が描かれています。
みんなそれぞれでいいんだよ、というメッセージを感じることができました。
その後、ホールへ移動。
「ひらけ、ごま!」と子どもたちが大きな声で言うと、扉が開き・・・
「わぁ~!!!」「ぼく、この絵本がいい!」
そこから、親子で絵本の世界にどっぷりつかりました。
そして、お気に入りの本には、POPを貼り、次にその絵本を手に取った人にも
あたたかい気持ちになってもらおうと、POPブースもあります。
お昼ご飯を食べたあとも、絵本の海はつづいています。
親子で絵本を読む姿や、大人も絵本をじっくりと楽しむ姿もありました。
POPを貼った絵本の中で、みんなに紹介したい絵本を1冊ずつ募り、
それを、みんなが普段過ごすお部屋の窓辺に展示しました。
そして、掃除の時間では、大人と子どもと協力して
大量に並べられた絵本を本棚に戻しました。
色とマークの印を頼りに、同じ印のお部屋(本棚)に戻します。
絵本を重ねる人、絵本を運ぶ人、絵本を仕分けする人、絵本を本棚にしまう人
それぞれが得意なところでがんばりました。
そのおかげもあって、すべて元通りにお部屋(本棚)に帰ることができました。
みんな、おつかれさま!ありがとう!
中には「絵本しまいたくない~」と泣きべそをかいている子もいました。
またややろうね!
雨の日が続きますが、たまにはゆっくりと絵本を親子で読むのもいいですね。
最近お友だちと遊ぶ方が楽しくなってきた年長さんも
久しぶりにお母さんとべったりと体を寄せ合い、絵本を通じて
心も体もふれあう時間になったように感じます。
P.S.「~梅雨も吹き飛ばせ~親子対決リレー!」
有り余るエネルギーを室内リレーで発散しました。
大人チームのハンデとして、下の子も大人チームに入っていざ勝負!
結果は、まさかの引き分けでした。
またリベンジ戦をしましょう!(大人、本気ですよ。)
(宮崎あかね)