こども芸術学科

「やってみたい!やります!」

おはようございます。

今日は青空が広がり、爽やかな風が吹いていますね。

気温と湿度の高い日々から開放されて、ほっと一息の1日になりそうです。

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さて、本題です。

研究室に私宛の京都府医師会事務局から分厚い封書が届きました。

開封すると、「2016年度子育て支援シンポジュウム」のポスターとチラシが入ってました。

実はこのポスター、夏休み前に1年次生の山下紗弥香さんが頑張って制作したものなんです。

彼女は入学してすぐに「デザインがしたい!デザインがしたい!」と私に訴えにきました。

パソコンがもっと使いこなせるようになりたい!とも。

毎年、有井先生(京都小児科医理事)から子どものことを学んでいる学生に制作して欲しいと、シンポジュームのポスター依頼があります。いつもは3年次生に声を掛けているのですが、彼女がずーっと、「デザインがしたい、パソコンを使いこなせるようになりた」と言い続けていることを思い出して、1年生で大丈夫かな、とも思いましたが声を掛けました。

1年次は資格科目、専門科目、マンデープロジェクトと授業は盛りだくさんです。おまけに放課後のプロジェクトにも参加しているという超ハードな彼女のスケジュールです。できるかな?外から頼まれている仕事だし、途中で「できませんでした」ではすみません。「やってみる?大丈夫?」と私が不安げに尋ねると、彼女は「やってみたい!やります!」ときっぱり言い切りました。「よし!じゃ、引き受けるよ。」ということで、授業の間の休憩時間、昼休み、放課後のプロジェクトまでの間の少しの時間にもパソコンを持って研究室へ通ってきました。印刷するためのノウハウは全くゼロ、でもいつもメモを取り、次回までの課題をクリアーしてくる彼女に本気を感じました。制作途中には医師会とのメールのやり取りもあります。学生同士のLINEでのやり取りと同じような言葉の使い方では通用しません。Cc:で私も確認できるようにして、そっとそのやり取りを見ていると、かなり緊張している文面ですが驚くほどちゃんとしていて驚きました。そこも彼女はクリアーしたようです。いろんなはじめての経験と頑張りの結果のポスターです。

そのポスターがこれです。⇩

B案

 

完成したポスターとチラシをはじめて見た彼女の顔はとてもうれしそうでした。

いろんな人に自慢したいという顔でした。

はじめて自分のデザインしたものが印刷されて貼り出されるって、本当にうれしいことですよね。

1回生後期のいいスタートが切れましたね。後期も頑張って!

 

やりたいこと、やってみたいことはいろんな人に言い続けると何処かで成長できるチャンスがあるかも。

みなさんも夢や希望は言葉に出して言いましょう。いい意味での自己アピールは大切ですよ。

 

梅田美代子(教員)

 

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【お知らせ】

9月18日(日)~9月19日(月・祝)

学園祭&オープンキャンパス「大瓜生山祭」 開催!

こども芸術学科展示会場:人間館NA413

3年生による個性豊かな作品が発表されます!

 

ちいさな子供たちも参加できるワークショップ

【わくわくこがく:10000個の紙コップであそぼう】をおこないます。

 

9月19日(月・祝)には

tupera tuperaの中川敦子(本学客員教授)によるギャラリートークを行います

(↑知らない人はぜひ検索!) 

お友達やご家族の方もお誘いの上 ぜひ、遊びに来てくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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