- 2016年10月19日
- 日常風景
いざ、印刷の現場へ! & タイポグラフィ特別講義のお知らせ
3年生以上が対象の科目「表現演習Iタイポグラフィ研究」の授業で、
株式会社写真化学 草津事業所 を見学させて頂きました。
印刷に関するレクチャーのあとは、画像修正、DTP、刷版の工程を見て
事前にお渡ししていた学生たちの作品をオンデマンド機で出力し、紙質の違いによる画像の変化を知ります。
次々出力される作品に学生は興奮気味。
さて最後は同じデータをオフセット印刷機で印刷します。
通常はブラック、マゼンタ、シアン、イエローと高速で印刷するのですが工程をわかりやすくするため
各色に分けて機械を止めて印刷された色別の作品を確認しました。
さあ、いよいよ高速で印刷します。時々抜き取ってインキの量や再現度に間違いがないか確認をします。
何度も何度も確認するためには人間の目とコンピュータの助けを借りなければいけません。
印刷の複雑な工程と再現の魅力にとりつかれた1日でした。
最後はグーテンベルクの胸像の前で記念撮影。
レポート:サトウ
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そして!この見学会に関連して、今週末に「第23回 タイポグラフィ特別講義」が開催されます!
毎年開講されている大人気のこの特別講義。
情報デザイン学科の学生だけでなく、どなたでも聴講いただけますのでぜひご参加ください。
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第23回 タイポグラフィ特別講義
日時:10月22日(土) 13:30 〜 17:30
場所:京都造形芸術大学 智勇館3階 BR31-33教室
googlemapはこちらから → ★
講師と内容:
第一部「アメリカの活字:歴史、人物、書体」
講師:河野三男氏
リン・ボイド・ベントン、モリス・フラー・ベントン、フレデリック・ガウディ、
ベンジャミン・フランクリンに代表されるアメリカのタイポグラファたちの研究。
第二部「イギリスのタイポグラファたちを訪ねて」
講師:杉下城司氏
今年の冬に訪ねたタイポグラファたちを巡る旅をスライドショウを使って報告。
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この貴重な機会をお見逃しなく!
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