文化財保存修復・歴史遺産コース

【春のオープンキャンパス】ご来場ありがとうございました!

こんにちは、歴史遺産学科の副手です。

 

429()に今年度初めての春のオープンキャンパスが開催されました!

天候にも恵まれ、たくさんの方がお越しくださり、大盛況でした!

歴史遺産学科のブースにお越しくださったみなさま、ありがとうございました。

 

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歴史遺産学科のブースでは、「陶芸の名品を復元しよう!」、「江戸時代の京都の名所絵に彩色してみよう!」、

「お茶の味を当てる闘茶体験」の3つのワークショップと教員相談コーナー、実演コーナーを設けました。

今回はその様子をご紹介いたします。

 

 

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毎回恒例!大人気の「陶芸の名品を復元しよう!」では、似ているパーツを集めつなぎ合わせていきます。

考古学では遺物の接合(せつごう)、と呼ばれる仕事です。

なお、これらは京都の清水で焼かれ、廃棄されたものです。

 

 

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「江戸時代の京都の名所絵に彩色してみよう!」では、

200年前の京都の庭園を中心テーマとした「都林泉名勝図会」に彩色を施します。

当時どのような色だったのか考えながら、思い思いに彩色します。

色使いや彩色方法にも個性が現れていました。

モノクロの画面に彩色すると、画面が活き活きとしてきます。江戸時代が身近に感じられますね。

 

 

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また、製茶工程の展示ブースとあわせて、お茶挽きの実演を行ないました。

挽きたてのコーヒーならぬ抹茶を来場者に点てて味わっていただきました。

 

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「京都のお茶 八百年の歴史と文化」とあるように、お茶と歴史は切り離せないものです。

たとえば、室町時代の武士は、お茶の味を判別する「闘茶」というゲームに真剣に取り組んでいました。

今回このコーナーでは、臼で挽いたお抹茶を味わったり、現在普及しているペットボトルのお茶と

飲み比べる利き茶のワークショップを行ないました。

味の違いやなめらかさなど、様々な違いを感じていただけたのではないでしょうか。

 

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また、現役の学生スタッフに大学での学びや学生生活について、ワークショップを体験しながらお話できるのも

このオープンキャンパスの醍醐味のひとつです!

 

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「下宿すると生活費はどのくらいかかりますか?」

「アルバイトと授業は両立できますか?」

「コミュニケーション入学にむけてどんな勉強をしたらいいですか?」

などといった質問に学生スタッフのみなさんはにこやかに、丁寧に応じてくれていました。

 

 

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大学院生の磯貝さんも古文書の修復を実演してくれました。

 

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修復に興味のある高校生のみなさんが、真剣に作業の様子を眺め、質問している姿が印象的でした。

 

 

教員相談コーナーでは、4年間での学びや、卒業後の進路、入試についてなど直接先生方に相談できます。

自分のやりたいことや目指す進路をお話しし、少し不安が解消されたのか帰る頃には笑顔が増えていました。

 

 

 

 

 

 

次回のオープンキャンパスは6月10日(日)1日体験入学オープンキャンパスです!

「体験入学」とあるとおり、歴史遺産学科の授業を体験していただけます。

今回はフィールドワークで京都御所を実際に訪れ、京都の歴史や文化財の保存修復について学びましょう。

 

 

今後申し込みサイトが開設されるのでお早めにお申し込みください。

また皆さまにお会いできることを楽しみにしております!!

 

 

 

 

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