- 2018年5月14日
- イベント
地下鉄をアートでジャック!【駅ナカアートプロジェクト2018】
こんにちは。情報デザイン研究室です。
緑燃ゆる京都はまさに行楽シーズン真っ只中!多くの観光客の方で連日賑わっています。
そんな京都では現在「「KYOTO駅ナカアートプロジェクト2018」が開催中です!
すでにご覧になった方も多いのではないでしょうか?
「大学のまち京都」「文化芸術都市京都」ならではの取組として、京都の芸術系大学の学生が中心となり、大学ごとに創作したアート作品を各駅に展開することで、地下鉄のイメージアップと活性化を目指します。
駅から京都の文化芸術を発信することを目的とし、今年は京都の12大学が参加しています。
京都造形芸術大学からは情報デザイン学科が毎年参加しており、
今年は3年生の以下6名が「地下鉄 東山駅」を担当しました。
| 情報デザイン学科3年生 制作メンバー |
堤 里花子さん(大分東明高等学校 出身)、鳥生 千晶さん(愛媛県立今治南高等学校 出身)、 野々山 恭さん(京都府立久御山高等学校 出身)、 花山 智大さん(私立上宮高等学校 出身)、 藤谷 綾音さん、 山岡 奈々海さん(兵庫県立伊川谷北高校 出身)。
制作は2月から開始し、交通局や協賛の方々にプレゼンを繰り返しながら進められました。
感謝状贈呈式の様子
門川市長より各大学の学生達にそれぞれ感謝状が手渡しされました。
メイキング映像はこちらよりご覧になれます→★
2018年は明治元年から150年となる節目の年。
京都造形大チームは、150年前の京都〜現在の京都に目を向けてみた時に、伝統的な和と西洋の文化を取り入れた2つの歴史的建造物が同居している京都の街並や、建造物が年月を経た姿の中にある言い尽くせない美しさに気付きました。そこで京都造形大チームは東山の地とゆかりのある「水路閣」に注目しました。金閣寺、銀閣寺、下鴨神社などの由緒ある木造建築がたくさん存在する中で、 造られた当時、水路閣は西洋の要素が取り込まれた珍しい近代的建造物であり、必ずしも世論は好意的ではなかったと言われています。
そのような中で形を変えず現代まで存在し続け、今では京都を代表する名所となっている水路閣。
それをモチーフに、京都造形大チームは2018年から150年後という未来の、他国の文化を取り入れた新しい京都の姿を東山駅構内に演出しました。
会期もついに今月末までとなりました。東山駅は美術館やロームシアター京都などお出掛けスポットがたくさんあります。東山駅周辺に来られた際は是非、東山駅構内の駅ナカアートもご覧になってみて下さい。
駅ナカアートプロジェクト2018
展示期間:平成30年3月28日(水曜日)~5月31日(木曜日)
スタッフ かつ
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