こども芸術学科

授業風景

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2018年8月27日  授業風景

【特別講義紹介】 写真家 オザキマサキさん

みなさんこんにちは。こども芸術学科です。

前期授業内に行われた特別講義をご紹介します。

 

写真家のオザキマサキさんに来ていただき、特別講義をしていただきました。

▼▼オザキマサキさんのご紹介▼▼▼▼▼▼▼▼

広島県呉市生まれ。滋賀県高島市の里山で、自然の中で遊ぶ子どもたちや、小さな山村の日常など、言葉にならない大切な何かを撮りつづけながら、主にフィルムでのポートレートや家族写真の分野で活動されています。

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特別講義では、オザキさんが十数年にわたって交流してきたこども達を撮った作品を通して、オザキさんの「こども観」を語っていただきました。

今回見せていただいた作品は、川遊びをする子ども達の写真でした。ある地域の川に出向き、そこで遊んでいる小学生~中学生くらいの子ども達の仲間に入れてもらい、そこで一緒に水遊びをしながら撮った写真だそうです。

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オザキさんは、水遊びをしながらの撮影について「写真を撮ることを目的とせず遊びの中の行為として行っていました。そうした姿勢で子どもたちと触れ合っていくうちに、段々と気の抜けた表情や、自然な笑顔をこちらに向けてくれるようになりました。」とお話されていました。

 

写真1つ1つについて「これ、今から川に飛ぶところです。この子がけっこうなお調子者で」「この子はなかなか飛べなくて、隣の子が説得してます」「男子は、飛ぶって言いながら飛べないやつがいるけど、女子は飛ぶって言った子は必ず飛びますね」など、子ども達が集団の遊びの中でどのような事をしていたのか、どんな立ち位置の子がいたのかを交えながら、撮影した際のエピソードをお話してくださいました。

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印象的だったのは、子ども達の中に暗黙のルールがあるという話。

危険な事もある水遊びは、だれでも参加しているのではなく、年長者の子どもが声を掛けた子が参加しているんです。年長者は、川遊びをしても自分で危機管理できそうな子を見極めて声を掛けています。それが代々続いてこの子ども達の川遊びが行われています。なんとなくみんなそれをわかっていて、声を掛けられなかった子が遊びに参加することもあるけど、大抵1~2回だけ。それ以降は来なくなるんです。

この話を聞いたときは、一見自由に水遊びをしているように見える子どもが、そんな事を考えていて、それを皆が受け入れ、暗黙のルールとして続いているという事に驚きました。

 

ほとんどの部品が鉄でできており、とても重たいオザキさんの防水フィルムカメラ

「これを持って長時間水遊びするのって、結構大変なんです」との事。

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特別講義後半は学生達それぞれの出身地や子どもの頃していた遊び「子ども観」の話をしました。

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仲間という立場で子どもとコミュニケーションをとり、信頼関係を築いたオザキさんの写真には「親」や「大人」に見せるのとはまた違った表情の子どもたちが写っていて、それがとても印象的でした。また、そんな関係の築き方があるんだなという事にも気づかされました。立場を変えて接してみるという事。学生たちの制作や学びの大きなヒントになったのではないでしょうか。オザキさん、ありがとうございました。

 

                                     (大塚:スタッフ)

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