舞台芸術学科

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2018年9月25日  学生紹介

『キャッツ』プロジェクトメンバーにインタビュー!

こんにちは、スタッフの宇野です。

最近はなんだかぐずぐずした天気が続いていますね。

先日の学祭も無事に終了しました。初日は雨も降っておりましたが、作品展・オープンキャンパス、フードコロシアムでも大勢のお客様にご来場いただきました。

学生たちも予想以上の来場者に嬉しい悲鳴を上げていて、達成感のある大瓜生山祭となることができました。ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!!

 

 

すこし時間が経ってしまいましたが、

今日は8月の頭に終わった産学連携『キャッツ』プロジェクトに参加した学生たちへのインタビューをお伝えします。

 

(:産学連携『キャッツ』プロジェクト

今年3月~8月上旬まで学内工房ウルトラファクトリーで製作が行われた、劇団四季との産学連携『キャッツ』プロジェクト。劇団四季ミュージカル『キャッツ』の舞台美術の一部を学生が制作しました。)

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今回インタビューしたメンバーは、Aチーム(12名)に選ばれた3名、3年生舞台デザインコース 沼口りずむさん、2年生舞台デザインコース坂田沙英さん、2年生舞台デザインコース中村真琴さんです。

それぞれは学年や参加した経緯、目的はもちろん違います。そのような状況の中で、一緒に製作していく過程には様々な経験や気持ちの上での変化などもあったようです。インタビューではここにご紹介したこと以上にドラマがあったようですが、今回はその中の一部をお伝えします。

 

 

—なぜプロジェクトに参加しようと思いましたか?

沼口さん: 3年生ということもあって、インターンや就職活動も考えていた時に平井先生から声をかけてもらったことがきっかけです。職業としても確立していて知名度のある劇団四季の現場を見ておいた方がいいなと思って応募しました。

坂田さん: 高校生のとき、進路を考えていた時に影響を受けたものが劇団四季「アラジン」の舞台美術でした。そのきっかけになった劇団四季の美術制作ができるという事だったので、何も考えずにいくしかないと思って応募しました。

中村さん: 高校生の時進路を考えた時に、普通の大学に進学することは考えていませんでした。高2に時、演劇の上演会で「ライオンキング」を上演して、勉強のために劇団四季の「ライオンキング」を実際に見て、美術の“太陽”を再現したことがとても強く印象に残っていたことからこの大学に入学し、その劇団四季のプロジェクトのことを知って、これをやるためにここにいるという気持ちになって応募しました。

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3年生舞台デザインコース 沼口りずむさん(出身高校:自由の森学園高等学校)

 

—プロジェクトに参加して良かったこと、得られたことはありましたか?

沼口さん: 一番には劇団四季のスタッフさんたちと繋がれたことです。この夏にはアルバイトにも行って、プロの現場の状況を間近で見てきました。アットホームな環境で作業もさせてもらい、たまたま他の劇団の現場を見る機会もあったので他との違いも比較して思ったのですが、やっぱり劇団四季の方達と知り合えた事はとても大きかったです。

坂田さん: 制作する中で他学科の人たちや上回生とも関わったことが大きかったです。これまでの集団制作でもコミュニケーションが大事だと感じていたけれど、自分だけが出来ていたらいいという考え方じゃ良い作品にならないと、改めてこのプロジェクトで体感しました。まだまだ課題はあるけれど改めて気づけた事は良かったです。あと技術面では、自分で想像していたプロの仕事は実は決まったやり方はなくて、自由に、それぞれ自分のやり方をその状況に合わせて考えていることを知ることができた事は大きな発見です。

中村さん: 舞台のプロジェクトに他学科の人も大勢応募していることが驚いたことでもありますが、他学科学生と関われたことが良かったです。違う知識・技術を持っている人と共同で製作して、それぞれの知識を補い合いながら製作する環境がとても面白かったです。技術面でも、何も知識のないところから材料や道具を覚えられて、いろいろ試す事もできたり、自分の技術を客観的に見ることもできました。今別のものを制作中ですが、プロジェクトに参加したことでモノを作る感覚を身に付けることができたと感じています。

 

プロジェクトで辛かったこと、悔しかったことはありましたか?

沼口さん: 大人の想定の範疇を超えることが出来ず結局最後まで完成させられずに間に合わなかったことが悔しかったです。思って以上よりはできたと言ってもらえたんですが・・・12〜3パーセントが間に合わなかったです。あと、実質リーダーとして動いていたこともあって、学生間での人間関係が難しかったです。

坂田さん: 作品が完成しなかったことも悔しかったですけど、それ以上に実力や技術の面で自分でも思っていた以上にできないってことが分かって悔しかったです。他学科の人もいたから余計自分の力量を痛感しました。もともと体調も崩しがちなことやそのことからスケジュール調整もうまく出来なかったこと時もあって、少しは成長できたと思うのですが、今回のプロジェクトで克服できなかったことが一番悔しかったことです。

中村さん: 大学から家まで2時間かかるので、それが辛かったです。家事をする必要がないのですけど、睡眠時間が思うようにはとれませんでした。最後はどんどん終わる時間も遅くなって、ほぼ毎日製作していてしんどいこともありました。でも、工房に行ってメンバーと話すのは楽しかったので、精神的にはメンバーに支えてもらいました。そしてやっぱり、最後まで完成することができず、仕上げをプロにやってもらった事は悔しかったです。

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2年生舞台デザインコース 坂田沙英さん(出身高校:湘南学園高等学校)

 

授業や他の活動等との両立はとれていましたか?

沼口さん: 両立はできていたと思います。自主企画や授業発表公演もあったけど、時間で区切るのんじゃなくてこの日は授業、この日はプロジェクトっていう風に日でスケジュールを管理して、周りにも宣言して調整していました。

坂田さん: 正直、朝起きれず授業に遅刻しちゃう事もありました。春休みの間は他のプロジェクトや自主企画はうまくいってたんですけど、授業が始まってからは少し調子が落ちてしまって・・・

中村さん: 同時に抱えている活動はあまりなかったり、課外での授業もうまく時間を作れたので比較的うまく両立はできていました。納品直前に習っているダンスを少し休んじゃったので完璧ではなかったですけど。優先順位の一番がこのプロジェクトだったので、ほかを積極的にやらなかった点もあります。

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2回生舞台デザインコース 中村真琴さん(出身高校:大阪市立南高等学校)

 

—この経験を経て、学科の授業発表公演や活動にどのように取り組んでいきたいと思いましたか?

沼口さん:個人制作の時間も増やしていきたいと思っていますが、劇団四季で得られた技術を、同じような環境ではできないので応用したり自分なりの方法を見つけて、授業発表公演や卒制とか、製作できる場を作っていきたいです。直近の後期の授業発表公演では小道具と衣装をするのでそこに集中していきたいと思っています。

坂田さん:コミュニケーションは思っている以上にしつこくとって、ちょっとしたことでも情報共有をした方がいいと思っています。劇団四季のスタッフさんたちの人間性が凄く素敵でとても感動したので、自分でも心に余裕を持って、みんなが気持ちよく作業ができる環境をつくって、落ち着いて授業発表公演に取り組みたいです。あとは素材選びの面でも、高いものを使えばいいということではなく、「安く、低コストでいかによく見せるか」を大事にしたいです。高いからできないではなく、自分たちなりの解決方法を探していきたい。

中村さん:自分の頭の中にある世界をどんどん具現化していきたいと思っています。授業発表公演のデザインチーフをするんですけど、それが第一歩かなと思っています。まだ自分の限界はわからないのでいろんな事に挑戦していきたいです。

 

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学生の作品は8月11日(土・祝)に開幕した『キャッツ』東京公演を上演している「キャッツ・シアター」(東京品川区)に実際飾られています。機会のある方は是非学生たちの作品を劇場にてご覧ください!

 

また、このプロジェクトに関しては瓜生通信でもご紹介しています。そちらも併せてご覧ください。

https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/375

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