歴史遺産コース 渡邉 直子
現代とは違い、電気冷蔵庫が普及するまで夏場の氷はとても貴重でした。冬季に天然の氷や雪を保管するための施設として「氷室」が作られていたことが『日本書紀』や『延喜式』にも記されています。江戸時代には多くの藩で雪氷の献上が行われ、特に加賀藩主から将軍家への氷献上はよく知られています。
長い間、夏場の氷は上流階級のものでしたが、明治時代になると氷の利用が庶民にも広まり、各地で氷室が作られました。加賀市には、地面に掘った穴に雪を詰めて踏み固め、氷を保管した氷室の跡が残っています。
資料が見つからず苦労しましたが、フィールドワークでは地元の方に多くのご助言・ご協力いただき、卒業研究としてまとめることができました。
「加賀市の氷室と雪氷の利用」
千葉県
渡邉 直子
歴史遺産コース
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