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歴史遺産コース 佐藤 桂子

建築士として現代建築を手掛けています。どの建築も、コンセプトを基に用途、目的、使う目線にたってそのための設えまでをつくりあげます。そのどれもに、自分の持てる力と、オーバーですが、魂を込めています。それは、現代も、古代の建築に携わる人も、同じであったはずだという思いが、この研究のスタートとなりました。
古代金堂は、人が入るところではなかった「人不可侵領域」と云われてきました。しかし、建築は、仏像とその荘厳世界を、納め守るためだけの箱ではありません。そこに表現されている仏教世界を、最大限表現し、祈りを捧げる人たちの場として造られたものだということを明らかにするために、設計者として金堂プランを読み解き、立体可を図りました。定説が、実は定説ではないという可能性の一端を示せたのではないかと思っています。
研究はまだ半ばですが、心砕き力を尽くした古代の工匠たちの建築がどのようなものだったか、明らかにする研究を続けていきたいと考えています。


法隆寺西院伽藍金堂の造形化について

東京都

佐藤 桂子

歴史遺産コース

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