(大学院)グラフィックデザイン分野 奥谷 桃子【領域奨励賞】
フェアトレードを無関心から関心へ 消費者の心を動かすコミュニケーションデザイン施策の提案
シャンティに起きた悲惨な状況を自分ごと化させる空間の視覚伝達デザイン
流行に敏感なZ 世代を中心とした、フェアトレードに無関心生活者に対し、児童労働の現実とその背後にあるシャンティに起きた悲惨な状況を伝えることで、無関心から関心への意識変容を促すことを目的としたコミュニケーションデザイン施策を提案する。
本プロジェクトでは、農薬に蝕まれながら働き続け、命を落とすまでの10年間を、シャンティ目線で追体験できる没入型体験を提供する。プロジェクト名は「Shanti's 10 Years of Life ―シャンティが生きた10年―」とし、期間を10日間限定とした。これは、「10年間の人生」と「10 日間の体験」という時間の対比を通じて、来場者にその短さと儚さを強く印象づけるためである。期間限定とすることでプロジェクトの希少性を高め、プロジェクトの価値を訴求するとともに、参加者の関心を引き寄せる狙いもある。
このプロジェクトでは、没入型空間とストーリーテリングを組み合わせ、シャンティの日常や感情、そして苦悩をリアルに再現。体験者に児童労働の現実を深く理解させるだけでなく、シャンティへの共感を通じて、行動につながる意識の変容を促すことを目指した。
奥谷 桃子【領域奨励賞】
(大学院)グラフィックデザイン分野
このコースのその他作品