和の伝統文化コース 山本 順子
美術刺繍とは、明治時代に最盛期を迎えた精密で高度な刺繍技術を駆使した絵画的な美術工芸品です。幕藩体制の崩壊により日本の染色産業は、幕府や大名の庇護を失いダメージを受けますが、近代化をすすめる政府の政策と復活を願う京都の染色業者の活躍により素晴らしい作品がつくられ海外へ輸出されました。そのような流れを受けて、女子の近代化教育と社会進出への足がかりとして刺繍は女子教育へと取り込まれていきました。当時女学校の卒業制作としてつくられた刺繍作品と実際に輸出された美術刺繍の技法を比較してその影響を検証しました。日本刺繍の美しさに感激しながら卒論研究がすすめられました!
東京都
明治・大正期の女子刺繍教育における美術刺繍の影響
ー孔雀刺繍作品を中心にー
山本 順子
和の伝統文化コース
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