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四神瓦当四季図―書画同源による水墨表現―

書画コース 永吉 真由美 (悠光)

半切(極)・墨・アクリル絵具・顔彩・紙粘土・拓本用固形墨

中国では古代より四神を意匠化した瓦当が存在していた。
四神は東西南北の四方を守護する象徴とされ、それぞれが多様な意味を持つ。この文化的背景に着目し作品に応用したいと考えた。
書を取り入れ書画同源の思想を意識し、中国古代思想における四神を表現した瓦当を紙粘土で制作。拓本を花瓶の模様として造形的に表現し、そこに春夏秋冬の花を生けて描いた。 四幅一体の作品として古代意匠と季節の変化を一体的に鑑賞できるように考察、制作した。

青龍は中国神話では東の方角を司り、春を象徴する神獣。 金運、仕事、出世、成功をもたらす富の象徴。 季節:春、花:ボタン、四神:青龍                
朱雀は中国神話で南の方角を司り、夏を象徴する神獣。 災厄、困難を跳ね除け、平安と福を招くとされる。 季節:夏、 花:蓮、 四神:朱雀
白虎は中国神話で西の方角を司り、秋を象徴する神獣。 商売繁盛・家内安全を司る。 季節:秋、 花:菊、 四神:白虎
玄武は中国神話で北の方角を司り、冬を象徴する神獣。 災厄から守り繁栄と長寿を司る。 季節:冬、 花:梅、 四神:玄武
四神を瓦当で制作し、拓を取り花瓶の模様とし表現。
「水面~流~」右上から射し込む陽の 光と水面の揺らめき、水と光の反射、静と水の流れ。
「水中~動~」 海中の中に漂うクラゲ。 偶然性での水の流れや波の広がりと幻想的な水の世界。
「海底~底~」 形のない水が海底でうごめいている。水の透明感や光の屈折。

永吉 真由美 悠光

書画コース

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