和の伝統文化コース 安永 容子
幼少期より日本舞踊に触れ、現在は創作日本舞踊という辞書に載っていない言葉の舞踊に携わりながら本校の和の伝統文化コースで学んでいく中で、卒論のテーマは「創作日本舞踊」についてだと漠然と思っていました。論文研究、卒論研究と進む中で、創作日本舞踊の演目である歌謡曲「お七」の副題の、「井原西鶴原作「好色五人女」より。」というところに着目し、近世文学「好色五人女」巻四で著された「お七」を皮切りにいわゆる「お七物」と呼ばれるものを他の近世文学や歌舞伎、文楽などからピックアップし、現在の歌謡曲「お七」にどのような影響を与えているかを比較し、それが創作日本舞踊にどのように反映されているのかを研究しました。それを題材に創作日本舞踊には伝統性と芸術性はあるのか?そもそも創作日本舞踊とは何なのかを探っていきました。現役の創作日本舞踊家である竹紫流お家元竹紫栄寿師へのインタビューなども行い、創作日本舞踊の伝統性と芸術性に迫り、先行論文では成し得られていなかった「創作日本舞踊の定義」を試みた論文です。
創作日本舞踊の伝統性と芸術性 ー歌謡曲「お七」を題材とした創作日本舞踊の定義ー
福岡県
安永 容子
和の伝統文化コース
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