アートライティングコース 小高 啓子
卒業研究のテーマに選んだ五返舎半九との出会いは、2005年横浜市保土ヶ谷区に転居してきた際、区役所に置かれてた保土谷宿ガイドマップを見たことが始まりでした。十返舎一九の弟子「五返舎半九の墓」の記載に、思わず目を疑い冗談のようなペンネームに笑ってしまい、さすが宿場が置かれていた町だと感心したのですが、当時はそのまま日常生活に追われていきました。特講4を受講するにあたり、忘れていた「五返舎半九」のことを思い出し、近所の墓を初めて訪れました。『保土ヶ谷区史』に詳細が書かれていることを教えてもらい、レポートを作成。「誤字脱字は多いが内容は面白かった!」と手応えのある?講評を頂き、とても気分が良くなった私は引き続き他の文献を探し、国立国会図書館に複写を依頼、ところがその論文は全く別の人物が半九であったことを書いたものでした。『区史』には謎として「二代目がいたのではないか」とあり、2人が結び付けられるならば、その謎が解けるのではないか。歴史に埋もれている半九を表舞台に出したい、そして保土ヶ谷の眠る五返舎半九の墓がこれからも歴史に思いを馳せる場所であって欲しいとの想いで執筆しました。
神奈川県
十返舎一九の弟子 ―二人の五返舎半九を追って-
小高 啓子
アートライティングコース
このコースのその他作品