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芸術学コース 西村 健士

以前から、個人の主観的な印象に基づき曖昧な基準で作品を論じることに疑問を感じていました。そこで、作品の印象を数値化し、数理的な手法を用いて作者や流派を推定することを課題に設定しました。自分でも無謀とも思える課題でしたが、挑戦の機会をいただいたことに感謝します。残念ながら、測定誤差の扱い、数値と印象との擦り合わせ、統計的手法の選択など様々な壁にぶつかり、仏像の印象の一部を取上げ、各流派の作風の傾向を論じるところで力尽きました。また、人が作品に対して抱く印象の複雑な構造を思い知ることになりました。しかし、研究のスタートラインには立てたと思います。もう卒業してしまいますが、今後は自分のペースでやり残した課題に取り組んでいきたいと考えています。


熊本県

数値データによる仏像の特徴分析
-蓮華王院本堂千体千手観音像を例に-

西村 健士

芸術学コース

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