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歴史遺産コース 杉本 洋子

 長年の夢であったキャンパスライフの集大成となる卒業論文のテーマは、在学中に幾度となく往復した出身地の東京と居住地の京都を結ぶ「東海道」に関することにしたいと思いました。
 その題材に、江戸時代の歴史の論拠として一部分のみが取り上げられることの多い、仮名草子の『東海道名所記』と地誌の『東海道名所図会』という異なる形態の文献を選択したのは、それぞれに描かれた「挿絵」に強い興味をもったからです。
 両書の挿絵から、江戸時代の東海道中に関するさまざまな情報を引き出すことによって、作者の制作意図や絵師の描写表現等を解明し、名所案内記としての挿絵がもつ特徴を把握することができれば、両書の史料的価値も見出すことができると考えました。
 しかし、研究の過程では何度か行き詰まったこともありましたが、先生方からのアドバイスによって、ようやく今の自分が導き出せる結論へと到達することができました。
 本論文は、本学でのキャンパスライフが充実したものとなり、そこでの学習が自身にとってかけがえのない財産となったことを示す唯一無二の成果物です。



"江戸時代の東海道中に関する名所案内記の特徴
 ―『東海道名所記』と『東海道名所図会』の「挿絵」等からの考察―"
京都府

杉本 洋子

歴史遺産コース

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