舞台裏からコンニチハ!vol.69
カテゴリー : 舞台裏レポート
皆様こんにちは。上田でございます。
収穫の秋を迎えて… のせいでしょうか?
最近、食欲が増してきて少し動揺しています。
我慢しようとすればするほど、ついついお菓子に手が伸びてしまいます。(汗)
さてさて、
9月28日に春秋座で開催しました『桂米團治春秋座特別公演』。
今回の公演は、“春秋座特別公演“と称しただけに、
花道、廻り舞台、すっぽん、と春秋座の舞台機構を使用し、まさに春秋座でしか出来ない内容でお届けしました。
「舞台裏からコンニチハ!」は、
仕込みの様子をご紹介します。
ソリストの伊藤絵美さんも参加。
上手、下手には大臣囲いが建ち、舞台中央には高座。
ソリストにオーケストラ。
和洋折衷な不思議な空間になっていました。
写真では分かりにくいですが
廻り舞台が回っています。↓
京フィルの方は
廻り舞台が回っている最中に演奏するのは初めてで、
回り始めるときの衝撃で演奏のタイミングがずれないか、と心配されていました。
しかし本番では見事にすばらしい演奏を披露してくださいました!
さすがです!
今回は歌舞伎など古典芸能の公演でおなじみの大臣囲いを使用しました。
太鼓等の演奏や長唄、効果音等を演奏する為の場所です。あまり見る機会がなかったので、
大臣囲いの中を覗いてきました~!
思ったよりも広いです。
御簾から舞台上が見えます。
公演は、米團治師匠の落語解説から始まり
高座二席とおぺらくご「フィガロの結婚」を上演しました。
師匠の解説は丁寧で分かりやすく、
落語を、オペラを知らなくても、十分に楽しんで頂けたのではないでしょうか。
お客様からも
とても分かりやすかった!
またやって欲しい!
などご感想をたくさんいただきました。
また春秋座で
米團治師匠の公演をして欲しいですね~!
さて、
次回の春秋座公演は
10月11日(土)、12日(日)
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2014 公式プログラム
木ノ下歌舞伎『三人三吉』です。
黙阿弥の名作『三人三吉』を木ノ下歌舞伎がどのような形で観せてくれるのか、期待が高まります!
こちらで、桂米團治さんと木ノ下歌舞伎主宰・木ノ下裕一さんの特別対談を掲載しています。
博識なお二人の対談は、大変興味深くて面白い内容になっていますので、ぜひご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしております~
上田
【学生レビュー】ミュージカル『王様と私』
皆様こんにちは。上田でございます。
ミュージカル『王様と私』に大勢のお客様がご来場いただきました。誠にありがとうございました!
何回も繰り返すカーテンコールにスタンディングオーベーション!満席の会場が興奮のるつぼのうちに幕が下りました。
さて今回、舞台芸術学科で舞台衣裳を製作している4回生の学生が、本人の強い熱望により、衣裳スタッフの見習いとして参加が実現しました。
初めてプロの現場に立会い、新鮮な刺激を受け良い勉強になったのではないでしょうか。
これからも大いに精進してがんばってほしいです!
ということで、今回のブログは、『王様と私』の衣裳スタッフを初体験した西村さんに書いてもらいました。
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こんにちは! 初めまして、舞台芸術学科四回生の西村咲郁です!
最近蝉が鳴き始めて一気に夏がやってきたように感じているこの頃です!暑いですね。
先日、春秋座で上演されていた「王様と私」の衣裳部さんに関わり、今回ブログを書かせて頂くことになりました。どうぞよろしくお願いします!
もともと、私は大学で舞台衣裳を主に製作しているのですが、このようなツアーで回られている大きな公演の衣裳を間近で見ること、触ることは初めてでしたので、とても刺激的な機会となりました。
私が付かせて頂いたのは本番の前日、仕込みの日で、搬入や衣裳のメンテナンス(洗濯や手直しなど)の作業を主に行いました。
当日、東宝舞台の衣裳部の方々に初めてお会いし、始めは緊張していた私でしたが、みなさん気さくな方で、作業をお手伝いしながらも色々と教えてくださりました。
衣裳部さんは全員で5人いらっしゃって、それぞれ担当の衣裳があり、テキパキと作業をする姿に、プロの仕事というものを間近で拝見しました。
メンテナンスの作業などは、地道な作業が多いのですが、その積み重ねが作品に大きく関わってくるので、気の抜けない大切な作業だと感じました。
例えば、ボタンが取れかかっていたり、汚れている衣裳を役者さんに渡してしまったら、それはかなりテンションを下げてしまう、と。役者さんが気持ち良く衣裳を着てもらうことで、モチベーションを上げ、結果、作品のクオリティに貢献していくのだと衣裳部の方に教えて頂きました。
それは自分が今後作品を作る上でも意識すべき、大切なことだと感じました。
私は次の日、本番をお客さんとして拝見したのですが、やはり、前の日に蛍光灯の下で見ていた印象よりも照明が当たることで豪華さがパワーアップしており、驚きました。
また役者さんが着ることによって、衣裳も生き生きしていました!
あと、昨日触っていた衣裳が出てきたときは、なんだか嬉しくなっちゃいました(笑)
今回1日という短い時間でしたが、現場に行かせて頂いたことで、学ぶことがたくさんあり、とても濃い時間を過ごすことができました。
これらを自分の糧にして今後の制作などに、活かしていきたいと思います!
それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
舞台芸術学科 舞台デザインコース 4回生
西村咲郁
【学生レビュー】加藤登紀子 春秋座コンサート
皆様こんにちは。上田でございます。
つい先日まで連日の真夏日が嘘みたいに関西も入梅をしましたね。
少し暑さも和らいで心地がいいです(^o^)
さて、5月24日に開催しました『加藤登紀子 春秋座コンサート』。
このコンサートは、登紀子さんの音楽の原点であるシャンソンを見つめ直し、長年温めてきた企画で、大変盛況裡に幕を下ろしました。
お客様からのアンケートで
「登紀子さんとピアフの生き方に元気つけられた!」
「ピアフとデートリヒの歌が心に響いた!」
などの感想を頂きました。
影響力のある人はその人生で人々を魅了してしまうのですね。
また今回、大学内にある劇場ということもあり、登紀子さんの希望で舞台芸術学科 演技・演出コース1~2回生39名がコンサートに出演。
演出上とても重要な反戦を訴える若者の群集、終盤のピアフの葬儀に参列する場面でした。
リハーサルでは登紀子さんが直々に学生へ演技指導!
コンサートに出演した学生が感想を書いてくれました。
このコンサートで初めて舞台に立つ学生も多かったと思います。プロの現場を見て今後の製作活動の刺激になってくれたら嬉しいなぁ(*´▽`*)
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皆さん、初めまして!
この度、『加藤登紀子 春秋座コンサート』の記事を書かせていただく事になりました、舞台芸術学科1回生の杉江と申します。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
5月24日(土)『加藤登紀子 春秋座コンサート』に出演させていただきました。
加藤登紀子さんの事は、知っている人も多いと思います。特に団塊の方々は。自分も聞いたことはあります。親から加藤さんの話を聞いて、何かバリバリやってる人なんだな、と思っていましたが、実際にお会いしてみると、おしとやかな雰囲気でびっくりしました。
今回の演目は『ピアフの生きた時代』。実在の人物、エディット・ピアフの人生を、同じく実在の人物であるマレーネ・デートリヒが語るというものです。ピアフもデートリヒも、加藤さんが演じられました。
コンサートの中で出演させていただいたシーンは、反戦デモ行進のシーンで、デモに参加している若者の群衆として、学科の皆と出演しました。加藤さんと一緒に盛り上がり、反戦デモのシーンでしたけど、楽しい気分になりました。
その次に出演させていただいたシーンは、ピアフのお葬式の場面。加藤さんは革命の時とはうってかわって沈んだ雰囲気を醸し出していて、雰囲気を場面によって即座に切り替えられるところが凄いなと思いました。
今回のコンサートを通して、加藤さんの魅力に引き込まれました。声も性格もしっかりとした人で、魅力的な方でした。
そして、実際にプロの方々とお仕事するのは、とても得るものの多い体験でした。失敗できない上、大勢の観客達に見られて半端なく緊張しましたが、プロの方々はこれを公演期間中ずっと味わっていると思うと流石だなと思いました。いつかは自分も、緊張に負けずに堂々と演じられる人になりたいと思います。
そして、加藤さんの他のコンサートにも足を運んでみたいです。あのはっきりとした歌声を、もう一度聞きたいです。
では、最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
杉江泰典
舞台芸術学科演技・演出コース
舞台裏からコンニチハ!vol.68
カテゴリー : 舞台裏レポート
皆様こんにちは。上田でございます。
ご報告が遅くなりましたが、『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟』全4回公演の舞台が終了しました。
会場には学生さんからご年配の方、小さいお子様と一緒の方、海外の方など多くのお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。
今回の公演は、今まで春秋座で開催してきた作品とは打って変わって、お客様に移動していただくツアー形式でした。
ミュージアム開館のテープカットから始まり、ホワイエでは三番叟に関する展示物の内覧会、木ノ下歌舞伎ミュージアム開館記念式典が客席で行われました。
式典の後は、お客様に舞台上に移動していただき茂山童司さんの緊張感漂う『三番三』の舞が始まり、厳かな空気の中いきなりの大音量で始まる木ノ下歌舞伎の『三番叟』。
最後には出口では赤飯の振る舞いが行われて、盛りだくさんの内容でした。
移動したりして最初は戸惑われていたお客様も最後は笑顔でお帰りになられました。
春秋座入口では赤い3本の幕が垂れていて遠くから見ても目に入りました。
ホワイエの天井に張られた赤い幕が印象的です。
茂山家の貴重な翁飾りや実際に使用している衣装や道具などがホワイエに展示されていて、いつもの春秋座とはガラッと雰囲気が一変していました。
所々、木ノ下歌舞伎『三番叟』で使われている達磨やクラッカーやテープカット用の鋏といった、ユーモア溢れる展示もありました。
学生フロントスタッフがミュージアムの学芸員のように見えます。
フロントスタッフは、木ノ下歌舞伎ミュージアム特製ピンバッチを付けてお客様をお迎えしました。
三番叟に関するクイズもしていて、抽選で正解された方にこのピンバッチのプレゼントがありました。
最終公演前に、3ショット頂きました!
天井に吊られた赤い幕と3人がマッチしています!
(左から木ノ下裕一さん、茂山童司さん、杉原邦生さん)
今まで『三番叟』のことを知らなかった私でも公演終了後には詳しくなったような、そんな公演でした。
次回の春秋座公演は、10月25日(金)・26日(土)、池田亮司「superposition」です。
日本初演の新作公演で、日本では春秋座だけの上演です!
当日券も販売いたします。
是非この機会を見逃しなく!皆様のお越しを心よりお待ちしております。
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.67
カテゴリー : 舞台裏レポート
皆様こんにちは。上田でございます。
先日10月6日(日)、ロシア・ナショナル・バレエ『眠れる森の美女』全2幕の公演でした。
センター主催のバレエ公演は今回で4回目になりますが、嬉しいことにチケットは完売御礼!
小さいお子様からご年配の方まで多くのお客様にご来館いただきありがとうございました。
ダンサーさんの繊細さだけでなく高度なダンス技術と様々なキャラクターが登場し、幻想的で美しく、別世界にトリップした様な舞台は最後まで楽しんでいただけたのではないでしょうか。
終演後はダブルカーテンコールもあり大盛況で終演いたしました。
さてさて今回もバレエ公演の舞台裏に潜入しました!
公演前日から舞台の仕込みがされていて、今回も学生スタッフがプロのスタッフさんに混じって仕事をしています。
むむむっ!何かをバトンに吊っています。※1
※【バトン】=舞台吊物機構設備の一つで、背景や大道具などを仮設するための吊物バトンの略称。
そして吊られたものがこちら↓
なんだか幻想的です。
背景が何層にもなっているのがお分かりでしょうか。↓
張り物ではなく吊物なのは踊る場所を広く確保するためだそうです。※2
※【張り物】木材の枠組に布やベニヤをはり、背景などを描きこんだ舞台装置の一部。
かわいい衣装の数々にテンションが上ります!
メンテナンスから着付けまで3人の衣装さんがされていましたが、本番時は想像を絶する忙しさだろうなと、
そして公演当日。
ダンサーさんが劇場に到着されて間もなくバーレッスンが開始されました。
レッスンとはいえ、しなやかな所作に胸がドキドキ!高揚感が抑えられません!
カメラを構えるのを忘れてしまうほど見惚れてしました。
今回、春秋座に来られたダンサーさんは総勢42名の大人数。
世界が期待しているバレエ団ということだけあってみなさん素晴らしいダンサーさんばかりですが、この中から主役・ソリストに選ばれるのは数人という厳しい世界…。
また春秋座に来ていただきたいですね~!
余談ですが、
『眠れる森の美女』ということで、上田はツチヤさんがプレゼントしてくださった某有名アニメ会社の『眠れる森の美女』のイラストがプリントされたタイツをはいていました♪
結局スタッフ関係者に言えず終いで、ここで打ち明けてみました。(^_^;)
次回の当舞台芸術研究センター主催企画は
京都芸術劇場 春秋座にて
10月12日(土)・13日(日)木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~がございます。
12日(土)の15:00と19:00、13日(日)13:00の回の前売券は完売いたしました。
13日(日)17:00のみ前売券がございます。
当日券は各回若干枚数を販売する予定です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.66
みなさまこんにちは。イマイです。
先日13日(金)には春秋座にて『ニルヴァーナ-泥おん- 土取利行meetsサルドノW.クスモ』を上演いたしました。
多くのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。
舞台では土取さんの音楽と、女性ダンサーのハニーさん、ヘルダさん、リカさんのソロダンスとが即興的に舞台上で織り成され独特の空間を作り出していました。さらにサルドノさんによる色彩豊かなライブペインティングが舞台上で繰り広げられ、土取さんの多彩な音とサルドノさんの力強いパワーとで、まさにパーカッション、ダンス、アートの融合した舞台となりました!
終演後のトークショーでも土取さん、サルドノさんのパーカッション、ダンス、アートに対する想いを聞くことが出来た貴重な時間でした!
写真はサルドノさんが今回の舞台で実際にライブペインティングした作品です。
サルドノさん、女性ダンサーの3人はインドネシアに無事に帰っていかれました!
次回の当舞台芸術研究センター主催企画は
京都芸術劇場 春秋座にて
10月4日(金)18:30開演 (18:00より受付開始)
テーマ研究I「近代日本語における〈声〉と〈語り〉」
第3回「日本の伝統芸能における〈語り〉」2:能の場合
がございます。
ゲスト講師には観世流シテ方・観世銕之丞さん、片山九郎右衛門さん、能楽研究家の武本幹夫さんがいらっしゃいます。実演もございます!!
申込不要、入場無料ですので、是非、是非皆様お越しくださいませ。
イマイ
舞台裏からコンニチハ!vol.65
カテゴリー : 舞台裏レポート
皆様こんにちは。上田でございます。
土曜日と日曜日に開催しました『立川志の輔独演会』。
今年もチケットは完売御礼で、多くのお客様にご来場頂き、誠にありがとうございました。
さてさて、
上田、仕込中の劇場に潜入しました!
春秋座では学生スタッフがプロのスタッフさんに混じって仕事をしています。
開演前に、舞台を丁寧に清掃してくれています。
こういった事も学生にとってはいい刺激になっているのではないでしょうか?
公演日の天気はどんよりとしていましたが、客席は枕から笑いの嵐でした。
ドッと起こった笑いで劇場は明るく暖かい雰囲気になり、じめ~っとした湿気を吹き飛ばしてくれたのではないでしょうか?
笑いばかりでなく、静かな場面ではピンっと張り詰めた空気が劇場全体を包み込んでいました。
気がつけば師匠の話にのめりこんでいて、なんだか劇場に一体感が生まれた様な気がしました。
また、春秋座の松羽目(※)を背景に使用したり、噺に合わせた仕掛けもあり、噺だけではなく視覚でも楽しむことができました。
立川流の紋が左三階松なので、松羽目と師匠がマッチしていていました。
※松羽目…能舞台をまねて歌舞伎の舞台の正面に老松を描いた舞台装置のこと。
来年はどんな噺を披露してくださるか、お楽しみにお待ち下さいませ~!(^o^)/
さて、次回の春秋座は、
9月11日(水)18:30開演 (18:00より受付開始)
テーマ研究I「近代日本語における〈声〉と〈語り〉」
第2回「近代日本における〈声〉と〈語り〉」2:「言葉」自立-音曲との関係-一葉の位置
がございます。
申込不要、入場無料ですので、是非お越しくださいませ。
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.64
カテゴリー : 舞台裏レポート
皆様こんにちは。上田でございます。
先週末に歌劇『蝶々夫人』全2幕が無事終演を迎えられました!
少し遅くなりましたが舞台裏レポートをお届けします~\(^o^)/
舞台裏を覗くと、今日はなんの公演だったかな?と思ってしまうほど、今までのオペラ公演とは違った雰囲気が漂っていました。
女性コーラスの方が揃われるととても華やかです。(本番終わりに撮らせていただきました。)
観客の涙を誘う健気な演技を見せてくれた蝶々夫人の子役の藤抜将伍くん。
舞台裏では元気いっぱいで出演者の方やスタッフにモテモテでした~(*^o^*)
父親であるピンカートン役の笛田博昭さんと2ショット。
この光景を蝶々さんは見たかっただろうな~(涙)
今回、『蝶々夫人』の見どころの一つ。
舞台に彩りをそえる未生流笹岡家元・笹岡隆甫氏による「いけばな」!
この楓の古木が…
笹岡隆甫氏の手によって…
全体のバランスを見ながら剪定
花も生けられ…
完成!
舞台では、蝶々さんの心情を表しているかの様に嬉しいときは明るく華やかに、悲しいときは寂しげに様々な表情を見せていました。
今回、初めてオペラを観劇されたお客様もたくさんご来場頂きました。
ソリストさんの歌声や舞台美術に限らず、出演者の所作など細やかな演技も注目してくださっていました。
たくさんのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました!
次回の主催公演は、9月7日(土)、8日(日)「立川志の輔独演会」です。
両日ともチケットは残りわずかとなっています。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.63 パゾリーニ、旅の終わり…
ツチヤです。
リーディング『ピュラデス』にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
川村毅さんとパゾリーニの旅がここ京都でゴールを飾りました。
ということで、写真をメインに舞台裏の模様をご紹介!
アフタートークの模様…
『オルジァ』翻訳の石川若枝さんをお招きしてのトークは30分間では足りなかったかと。
本番前の楽屋にて…
コロスの学生はカメラを向けると何かしらポーズをとってくれました!
楽屋打ち上げでご飯を口に入れながらも…
学生スタッフの皆も…
「これ(川村さんからもらったパン屋さんの割引券)も宣伝しておかないと!」
しかし、劇場のなかでは真剣そのもの!!
またどこかでこの旅の続きに逢えますように…
ツチヤ
フロントスタッフのカゲアナ研修レポート
こんにちは。イマイです。
春秋座では学生フロントスタッフがお客様をお迎えする為、日々頑張っています!
先日はカゲアナ研修、さらに避難訓練を行いました。
今回はフロントスタッフのカゲアナ研修の様子をレポートいたします!
カゲアナとは、公演の際に開演の前や終演時に聞こえるアナウンスのことです。
春秋座では公演によって、このカゲアナを学生が担ったりもします。
講師は劇場のプロデューサー橘教授。
早速、
「あえいうえおあお」「かけきくけこかこ」~
発声練習をして・・・
「お綾やお母上におあやまり」
「東京都特許許可局」
滑舌練習をして・・・
発声練習や、滑舌練習は日ごろからやると良いとのこと。
確かにこの研修が終わる頃にはみんな声も出て、聞き取りやすい声になっていました!
そこから一人ずつ原稿を手にアナウンスの練習。
ゆっくり、聞き取りやすく、丁寧に、やさしく・・・気をつけるポイントはたくさん。
みんな最初はうまくいかないといってたけれど、繰り返すにつれ
とても綺麗なアナウンスになっていました。
そして先日のstudio21で上演したリーディング「ピュラデス」で
早速デビューを果たした学生FSもいました!
「緊張するー」と言いつつ、研修で学んだことを活かし頑張っていました!
今後は是非公演の際に場内に流れるアナウンスにもご注目下さい!!
イマイ