舞台裏からコンニチハ!vol.65

9月 09日, 2013年
カテゴリー : 舞台裏レポート 

皆様こんにちは。上田でございます。
土曜日と日曜日に開催しました『立川志の輔独演会』。
今年もチケットは完売御礼で、多くのお客様にご来場頂き、誠にありがとうございました。

さてさて、
上田、仕込中の劇場に潜入しました!
春秋座では学生スタッフがプロのスタッフさんに混じって仕事をしています。
開演前に、舞台を丁寧に清掃してくれています。
こういった事も学生にとってはいい刺激になっているのではないでしょうか?

公演日の天気はどんよりとしていましたが、客席は枕から笑いの嵐でした。
ドッと起こった笑いで劇場は明るく暖かい雰囲気になり、じめ~っとした湿気を吹き飛ばしてくれたのではないでしょうか?
笑いばかりでなく、静かな場面ではピンっと張り詰めた空気が劇場全体を包み込んでいました。
気がつけば師匠の話にのめりこんでいて、なんだか劇場に一体感が生まれた様な気がしました。
また、春秋座の松羽目(※)を背景に使用したり、噺に合わせた仕掛けもあり、噺だけではなく視覚でも楽しむことができました。
立川流の紋が左三階松なので、松羽目と師匠がマッチしていていました。
※松羽目…能舞台をまねて歌舞伎の舞台の正面に老松を描いた舞台装置のこと。

来年はどんな噺を披露してくださるか、お楽しみにお待ち下さいませ~!(^o^)/

さて、次回の春秋座は、
9月11日(水)18:30開演 (18:00より受付開始)
テーマ研究I「近代日本語における〈声〉と〈語り〉」
第2回「近代日本における〈声〉と〈語り〉」2:「言葉」自立-音曲との関係-一葉の位置

がございます。
申込不要、入場無料ですので、是非お越しくださいませ。

上田