『フェードル』と日本の伝統芸能の共通点とはなんでしょう?

12月 02日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

ついに今年も残り一ヶ月となりましたね。
皆さま冬休みに向けての計画は進んでらっしゃいますか?
この休みこそは大掃除を!ともくろんでいる制作助手のツカモトです。

さて、年の瀬にふさわしい豪華な実演を見られる
12/13(火)の
公開レクチャー後期第2回【《語り》の普遍性について―フランス古典主義悲劇の場合】
が近づいてまいりました。

今回主に取り上げるのはフランス人劇作家ジャン・ラシーヌの『フェードル』です。

この話”継母の継子への恋”というギリシャ神話がモチーフになっています。
歌舞伎の『摂州合邦辻』と同じですね。

講師の渡邊先生はフランス演劇、日本の伝統芸能両方に精通されているので、その比較論なども聞けるのではないかとツカモト個人的に期待しております。
(*必ずこの事に関してお話されるとはかぎりませんのでご了承ください)

実演では後藤加代さんがフェードルを、渡邊先生がいろいろな登場人物(女形を含む!?)を演じます!!!
そしてフランス語での朗読も予定しております。

ちなみに後藤さんはこの『フェードル』を本場フランスの、しかもパリ国立シャイヨー宮劇場で公演されています!!

写真は1999年に日本でおこなわれた公演↓

                                                                 (写真)太田威重

そして今回はいくつかのキーポイントになる用語をわかりやすく説明したレジュメをご用意する予定!

いつもとは一味違った公開レクチャーは無料ですがご予約をお願いいたします。
お申し込みは電話[075-791-9437]、ファックス[075-791-9438]、またはお申込みフォームより。

たくさんのお越しをお待ちしています!

ツカモト