【演じるシニア企画2013:学生目線】Part.8
カテゴリー : 学生目線
「演じるシニア企画 学生目線」も二週目になりました。
2週目からは出演者のプロフィールと共にお届けいたします!
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どうもブログバトンも二週目にまわりました、舞台芸術学科2回生河井朗です。
ついに小屋入りまで一週間を切り、稽古も佳境の佳境の佳境です。
どれくらい佳境かっていうとマジで佳境。
良い作品が産まれる予感がぷんぷんしてますわ。
しかし稽古をみていてやはり思うのは、やっと皆でスタートラインに立てた、そんな気がします。
毎回どの現場に参加しても思うのは、本当に演劇ってむつかしいんだなぁ!!ってこと。
やってることは単純な気がするんですけど、単純だからこそ深い深い深い。
僕は演劇は誰でも、どんな人でも出来ると思っています。
だから何歳からでも、言葉が使えなくても、通じ合わなくても、身体とか関係なく出来ると思います、持論ですが。
シニアの稽古に参加していて思うのは、演劇という分野は人生経験が大きなウェイトを占めるんじゃないかってこと(演劇だけじゃないとも思う)。
少し前の稽古に、台本も何もなくただグループを作り、グループのメンバーと作品づくり(ある種のエチュード)を行っていくWSがありました。
皆共通のテーマだけ渡され、それぞれ話し合って動きあって作品づくりをする。
どのチームも濃厚で、その人たちの生きてきた「輝き」が沢山見えました。
そしていまは当然台本を使った稽古をしています。
その台詞や演出に「輝き」が乗っかったらどんな爆発力を生んで、すごく綺麗なものを作ってくれるのか、
連れていってくれるのか、共演者として横でゾクゾクしてます。
負けてられないなあとも思うし、勝てないなあとも思ってます。
来週末すごくポップで、すごく綺麗な作品が春秋座で行われます。
共演者としてその現場にいれることを誇りに思います。
皆様良ければ足をお運びください。
ではでは。
河井朗
舞台芸術学科 演技演出コース