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ART meets SCIENCE #11「公共空間の音環境デザインを考える」

2022年12月19日

ART meets SCIENCE

 2022年12月16(金)18:30より、文哲研オンラインセミナーART meets SCIENCE#11「公共空間の音環境デザインを考える」をzoomにて開催いたしました。

セミナーに先立ち、12月9日(金)には、認可保育園こども芸術大学にて5歳児対象のワークショップ「耳をすまして瓜生山のサウンドマップを描こう」を開催しました。瓜生山を歩きながら感じた「音」から、こどもたちはサウンドマップを作成し、小松先生がピアノで即興演奏をされました。

 

*ワークショップの様子

瓜生通信「師走 創作・芸術活動の日々を楽しむ-瓜生山でこどもが笑う#26」

https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1065

 
 

ART meets SCIENCE#11

「公共空間の音環境デザインを考える」

講演者:小松正史(京都精華大学メディア表現学部(音楽表現専攻)教授) 

日 時:2022年12月16日(金)18:30-20:00

参加者:39名(京都芸術大学教職員・学生)

*講演概要ほか詳細:https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/5139/

 

 

【参加者感想(一部抜粋)】 

*音はみえない、しかしだからこそ心に作用するということが腑に落ちました。今日から、自分の身の回りの音にもっと意識を向けてみようと思いました。

 

*音楽が主観でしか作れないこと、実際のその場の環境音を使用し作曲すること、また騒音と音楽の境目がないことなど、あげればきりがないほど印象に残るお話ばかりでした。

 

*建築ではパースや配置を意識しますが、好きな音楽やBGMを聴くなどの音環境も、重要な空間表現の一つだと実感しました。

 

*久しぶりに感動する音色を聴かせていただき感動しました。空気に溶け込む、場を壊さない曲に今もドキドキしています。洋画を学んでいますが見え方を鍛えるほかに、毎日の何気ない空間の音に意識を向けることでも制作のヒントになりそうです。

 

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

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—–ART meets SCIENCEとは

「心を深く成長させるには、芸術の科学を学ぶこと、科学の芸術を学ぶこと、感覚を磨いて物の見方を身につけること。どんなものにもつながりがあるはずです」

 ART meets SCIENCE (AMS)は、レオナルド・ダ・ヴィンチのこの言葉にならい、アートやデザイン、表現を志す学生の刺激になりそうな「おもしろい」人をさまざまな分野からお呼びして、お話をうかがう企画です。

 

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