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【講演情報】第54回 全国幼年美術の会 夏季大学

2017年6月21日

アクティビティ

日程終了しました

 2017年8月5日(土)、龍谷大学にて第54回 全国幼年美術の会 夏季大学が開催されます。

 「一人ひとりの子どもの心が育つ『表現』―心をひらき心をつなぐ実践」をテーマに実技研修や講演が予定されており、当研究所の齋藤亜矢准教授も登壇いたします。学生は特別価格となっておりますので、この機会にぜひお申込みください。(一般の方も参加していただけます)

 

*申込方法等 詳細はこちら
第54回 全国幼年美術の会 夏季大学ご案内

日程2017年8月5日
時間9:00 - 16:05
*10:30-11:30 齋藤亜矢講演 「ヒトはなぜ絵を描くのか-芸術認知科学への招待」
場所龍谷大学 深草キャンパス2号館
場所詳細京都市伏見区深草塚本町67

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費用8,300円(一般,年間機関誌代・昼食代込)/ 1,000円(学生,昼食なし)
対象一般,学生(学生証提示必要)
申込方法「第54回 全国幼年美術の会 夏季大学ご案内」をご参照ください
主催全国幼年美術の会 (協賛:ぺんてる株式会社)
URL第54回 全国幼年美術の会 夏季大学ご案内
全国幼年美術の会 facebook

【講座情報】にいがた市民大学

2017年5月22日

アクティビティ

日程終了しました

 にいがた市民大学2017年度前期講座「人間理解コース―人間と動物のつながり」にて、齋藤亜矢准教授が講義を行います。

 

 

日 時:2017年7月8日(土) 13時-15時

テーマ:「芸術の進化的起源:人間はなぜ絵を描くのか」
    人間の子どもとチンパンジーの描く絵の違いについて、脳の機能や言語の獲得との関係から理解する

参 考:人間理解コース講座一覧

 

 

*本講座は、新潟市に在住、在勤、在学の方が対象となります。5月31日まで申込みを受け付けておりますので、ご興味のある方は是非ご検討ください。

 

*にいがた市民大学では、他にも様々な講座を開講しております。
にいがた市民大学 2017年度開講講座

 

日程2017年7月8日
時間13:00 - 15:00
場所新潟市生涯学習センター
場所詳細新潟市中央区礎町通3ノ町2086番地(クロスパルにいがた内)

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費用10,000円(人間理解コース 全10回)
対象新潟市に在住、在勤、在学する方(定員70名)
申込方法にいがた市民大学事務局まで(5/31締切)

このイベントに申込む

主催にいがた市民大学運営委員会
お問い合わせにいがた市民大学事務局
URLにいがた市民大学事務局

【講演】齋藤亜矢准教授【千曲市さらしなの里歴史資料館】

『ヒトはなぜ絵を描くのか』-チンパンジー研究から洞窟壁画まで-

2017年3月9日

アクティビティ

日程終了しました

 千曲市さらしなの里歴史資料館にて開催の、齋藤亜矢准教授講演会情報です。

みなさまのご参加をお待ち申し上げております。

日程2017年3月19日
時間13:30 - 15:00
演 題:『ヒトはなぜ絵を描くのか』-チンパンジー研究から洞窟壁画まで-
場所千曲市さらしなの里歴史資料館 体験学習室
場所詳細千曲市さらしなの里歴史資料館 

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費用無料
お問い合わせ千曲市さらしなの里歴史資料館 rekisi@city.chikuma.nagano.jp
URL千曲市さらしなの里歴史資料館

【小豆島研修】 サル団子観察

2017年2月26日

アクティビティ

 「芸術とは何か」「人間とは何か」
多角的な視点から考えてゆく試みの一環として、2月16日・17日の2日間にわたり小豆島研修を実施しました。

 松沢所長や客員教授の先生方に関わりの深い野生動物調査研究(今回は特にサル団子、ニホンザルの行動観察)をメインに、当研究所アドバイザーのヤノベケンジ先生や造形大生が関わる瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞などを盛り込んだ、大変有意義な研修となりました。また、小豆島の塩田幸雄町長、町役場の井上彩さんが研修に同行、小豆島を案内してくださいました。

 

 

日  時:2017年2月16日(木)・17日(金)

場  所:小豆島(香川県)

研修内容:サル団子観察(於 寒霞渓おさるの国)
      瀬戸内国際芸術祭 ヤノベケンジ先生の作品鑑賞
     (THE STAR ANGER,小豆島縁起絵巻,ANGER from the Bottom等) 他

参加者(敬称略):松沢哲郎,田中勝,齋藤亜矢,能登原由美,小野塚佳代,狩野美紅,
         尾池和夫,ヤノベケンジ,幸島司郎,青木秀樹 (計10名)

 

 

 研修のメインテーマは、「サル団子」の観察。

 小豆島のサルは、冬の寒さをしのぐため、何匹何十匹、時には百匹以上が団子のように固まり「サル団子」を形成することで有名です。その様子は真冬の風物詩の如くニュースでも取り上げられ、映像で目にしたことのある方も多いかも知れません。サル団子は真冬の小豆島、とりわけ寒さ厳しい日の夕方頃観察される、大変貴重で珍しい行動といわれています。それ故、冬の小豆島に行けば必ず見られるというわけではなく、文哲研メンバーも、実際のサル団子を見たことのない者が大半でした。

 

 

 

2月16日 観察初日 

 立春から2週間以上過ぎたこの日、小豆島はとても暖かなお天気。ニホンザルも三々五々、気持ちよさそうに毛づくろいやひなたぼっこをしていました。サルは人に慣れており、サルと人との距離が大変近いことが印象的でした。一向にサル団子ができる気配はなく、夕方5時過ぎ、初日の観察終了。

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2月17日 観察2日目 

 午前中は、小豆島町長さまご案内のもと、島内に点在するヤノベケンジ先生の作品などを鑑賞。ヤノベ先生直々に作品を解説していただきました。

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 この日は小雨まじりのお天気だったものの、気温はさほど低くなく、サル団子観察は難しいように思われました。しかし、昼過ぎから徐々に冷たい北風が吹き始め、「寒霞渓おさるの国」に着く頃は冬の寒さに。

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 大きなお団子ではなかったものの、数匹から数十匹で形成されたサル団子が、あちこちに見られました。

 サル団子は雌ザルと子ザル、ボスザルがメインとなり形成されているようでした。ボスザルは常に団子の上や、内側の一番暖かい場所を占拠。子ザルは母ザルに抱かれ、ぬくぬくと気持ちよさそうな表情を浮かべていました。また、観察の途中に餌付けの時間があったのですが、餌を求めてすぐに離散する群と、餌を前にしても団子を形成し続ける群とがあり、興味深く感じました。

 おしくらまんじゅう状態のサル団子は、想像より遥かに興味深く、かわいらしく、見ていて全く飽きないものでした。寄り添い合う姿はとてもあたたかそうで、みな恍惚とした表情を浮かべていました。各々カメラ片手に夢中でサル団子観察を続けました。

 

 

 文哲研初の試みとなったこの小豆島研修では、芸術や科学、それぞれ異なる専門分野の研究者が集まり、異なる目線から同じものを観察し、分野を越えた議論を交わすことができました。「多角的視点からものを見、考える」ことは、この研究所のテーマのひとつでもあり、新企画「ART meets SCIENCE」や「文明哲学セミナー」にも通じるものであると思います。そういった意味でも、今回の小豆島研修は、大変意義深いものとなりました。

 

 研修を企画するにあたり、お力添え賜りましたみなさま、ありがとうございました。
この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。

 

【講演】齋藤亜矢准教授「第10回保育子どもセミナー」

2016年12月27日

アクティビティ

2017年1月7日(土)、東洋英和女学院にて、齋藤亜矢准教授が講演を行います。

 *齋藤亜矢准教授の登壇は、14時~15時30分頃の予定です。

 

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『 第10回 保育子どもセミナー 』

日 時:2017年1月7日(土) 10時~16時

会 場:東洋英和女学院中高部メディア教室
    東京都港区六本木5-14-10 
    アクセス: http://www.toyoeiwa.ac.jp/daigaku/about/access.html#roppongi

講 師:中村柾子(東洋英和女学院大学 元非常勤講師、元私立幼稚園・保育園園長、児童文学研究)
     演題『絵本の力、ことばの力』

    齋藤亜矢(京都造形芸術大学 文明哲学研究所 准教授、芸術認知科学)
     演題『チンパンジーに学ぶ造形表現のコツ―絵を描く心の進化と発達』

問合先:東洋英和女学院大学 保育子ども研究所
    〒226-0015 横浜市緑区三保町32
    MAIL: educare@toyoeiwa.ac.jp
    TEL/FAX: 045-922-7718
    HP: http://www.toyoeiwa.ac.jp/daigaku/news/event/event_2016121301.html

 

 

文明哲学研究所

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