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学びの場.com 教育インタビュー

2019年10月23日

出版・メディア情報

 内田洋行教育総合研究所が企画・運営を行うコミュニティサイト「学びの場.com」に、齋藤亜矢のインタビューが掲載されました。

 

*インタビューは下記ページにてお読みいただけます。

https://www.manabinoba.com/interview/018566.html

【報告】「ザ・トゥルー・コスト」上映会

2019年10月22日

アクティビティ

こんにちは!

平和山塾チームエシカル部長の三好です。

 

 先日10/1にチームエシカル主催のドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト〜ファストファッション真の代償 〜」の映画上映会を京都造形芸術大学にて行いました。

授業後の夕方6時と言う夜遅い時間にもかかわらず、25人もの学生の方々に集まって頂き、92分の映画を鑑賞した後、1時間ほどのディスカッションも行いました。

 

 この作品はファストファッションという大量生産・大量消費の社会における、生産者側の目線をドキュメンタリーとして映像にまとめたもので、普段我々が安価に手に入るファストファッションの本質に迫り、その価値を見つめ直す貴重な機会を与えてくれる映画です。

僕ら日本人が普段買っている服のこと、そしてそれを生産しているのは、作っているのは”誰か”。

そんなとても身近な事なのに、裏ではとても深刻で根深い問題が世界中で起こっている。この事実を、僕自身、この映画を鑑賞することで初めて思い知らされました。

 

 その後のディスカッションタイムでも、「ダメだと思う」「ひどい」という一次的な意見だけでなく、そこから、「現状の問題の本質とはどういったものか」、「それをどう芸術の力で解決できるか?」など、知識と知恵を織り交ぜながらもっと踏み込んだ濃い対話を行うこともできました。

また、こういった上映会では、来てくれた学生だけではなく、映画鑑賞やディスカッションを経てチームエシカル自身も勉強になり、一体となってエシカルな学習ができることがとても大きなメリットだと感じました。

映画会などのこういう場をまた設けて、更に色々な人と関わり合いながら知見を深めていきたいと思っています。

 

 また、今回の会に来てくださった学生の皆様、ご協力してくださった文明哲学研究所の職員の皆様、チームエシカルのメンバーの皆んな、ありがとうございました!

 

平和山塾チームエシカル 

部長

三好 拓真

IMG_6232 IMG_6245 「ザ・トゥルーコスト」ポスター 印刷

 

ピッコリ―「こどもの泉」第41号

2019年10月2日

出版・メディア情報

 本学芸術文化情報センター ピッコリ―「こどもの泉」第41号(2019年10月1日発行)に、齋藤亜矢が寄稿しました。

 

*「こどもの泉」第41号は下記よりお読みいただけます。

http://www.piccoli.jp/pdf/izumi2019.pdf

 

*「ピッコリ―」は、大学内にあるこども図書館です。

どなたでもご利用いただけますので、詳しくは下記ページをご覧ください。

http://www.piccoli.jp/

【研究報告】第92回日本社会学会大会

2019年10月2日

その他

 2019年10月5日(土)-6日(日)に東京女子大学で開催される第92回日本社会学会大会にて、文明哲学研究所の小野塚佳代がコーディネーターを務めるテーマセッションが行われます。

 

第92回日本社会学会大会

テーマセッション「ステレオタイプにおける社会学とマンガ研究」

日 時 : 2019年10月5日(土) 9:30~12:30

場 所 :東京女子大学 6号館6211教室

 

 社会学の用語として、「ステレオタイプ」はある集団の中で浸透している先入観、固定概念、偏見などの観念のことを指します。ステレオタイプはものごとを簡単に説明するのに役立つ一方、極度の単純化は偏見や差別に繋がることも少なくありません。

 セッションでは、様々な時代に描かれたマンガを通して見る社会と、それらにおけるステレオタイプについて、幅広いご報告者をお迎えして話題をご提供頂きます。

 

1.ステレオタイプとカートゥーン―1894年から1905年までの諷刺画を手掛かりにして(東京情報大学 茨木正治)

2.明治後期風刺漫画における「国民」・「人種」ヒエラルキーの構築―西洋風刺漫画のステレオタイプとシンボルの分析を中心に(大東文化大学 ロナルド・スチュワート)

3.メキシコ漫画(イストリエタ)キャラクターの社会学的考察―「アデリータ」と「エル・サント」を中心に(国際日本文化研究センター エルナンデス・エルナンデス・アルバロ・ダビド)

4.マンガにおけるロボットのステレオタイプ―手塚治虫のロボット・キャラクターを中心に(名古屋大学大学院 孫旻喬)

5.被爆による奇形化とマンガ表現―石ノ森章太郎「サイボーグ009」の描き換えを軸として(創価大学 森下達)

6.オンラインマンガにおける「現地化」―日本に翻訳される韓国マンガを事例として(東京大学 金イェジ)

 

※大会は一般非会員の方もご参加いただけます。

大会テーマセッションの詳細 

https://jss-sociology.org/meeting/20190411post-8847/

大会プログラム、参加費について(p.4)

 → https://jss-sociology.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/jss92program1001.pdf

 

【報告】ART meets SCIENCE #3

2019年9月30日

ART meets SCIENCE

 2019年9月27日(金)、ART meets SCIENCE #3 『いろんな「普通」を見聞きする ー日常の中にあるアウトサイダー・アート』が開催されました。

 

日 時:2019年9月27日(金)18:10~20:00(開場17:50)
場 所:京都造形芸術大学 人間館 NA307
ゲスト:津口在五(鞆の津ミュージアム学芸員)
参加者:16名

 

 「心を深く成長させるには、芸術の科学を学ぶこと、科学の芸術を学ぶこと、感覚を磨いて物の見方を身につけること。どんなものにもつながりがあるはずです」

 ART meets SCIENCE (AMS)は、レオナルド・ダ・ヴィンチのこの言葉にならい、アートやデザイン、表現を志す学生の刺激になりそうな「おもしろい」人をさまざまな分野からお呼びして、お話をうかがう企画です。

 

 第3回となる今回は、『いろんな「普通」を見聞きする –日常の中にあるアウトサイダー・アート』をテーマに、鞆の津ミュージアム学芸員の津口在五氏をゲストとしてお迎えしました。

 セミナーでは、鞆の津ミュージアムの企画展で発表された作品や作家さんの作風、エピソードなどを、たくさんの写真とともにお話いただきました。紹介されたアートは、あっと驚くような仕掛けのある作品、その細かさと量の莫大さにただただ感嘆してしまうような作品など、とても興味深いものばかりで、会場からもどよめきや笑い、様々な反応が見られました。「アートって何だろう?表現するってどういうことだろう?」と考えるよい機会になったのではないかと思います。

 講師の津口さまはじめご参加、ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。

 

*今後も文明哲学研究所では、ART meets SCIENCEほか様々な企画を考えております。

「こんな話がきいてみたい」「こういうことをやってみたい」などございましたら、ぜひお声をお聞かせください。

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文明哲学研究所

2015年度以前