こども芸術学科

2013年3月

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2013年3月16日  ニュース

幼稚園にお嫁入り!?|こども芸術学科ニュース


嬉しいニュースが一つありました!先日の卒展で学科賞となった中村美由紀さんの作品が、卒展開期中に、縁あって香川県高松市の幼稚園に購入されることになりました!



中村美由紀作品


中村さんの作品は三枚組で、合わせると高さ180cm、幅270cmの大作です。1年生の時に造形表現IIの課題で取り組んだ石膏版画技法との出会いをずっと温めながら、卒業制作では巨大なフレスコ画に仕上げました。

中村さんは、日々の生活の中で感じてきた思いをなんとかかたちにしようと、なんども失敗を繰り返しながら、必死で頑張ってきました。朝早くから、夜遅くまで、教室に誰もいなくなってもひたすら制作していました。卒業制作は手塩にかけた、我が子同然の作品です。

赤帽さんの軽トラックに、そんな思い入れの詰まった作品を積み込み見送った中村さん、

「思ったよりやっぱりさみしいですね。」とぽつり..

その気持ち、痛いほどよく解ります…
でも、自宅に持ち帰ってひっそりしまわれることを考えたら、選んでもらった作品と作者は、なんと幸せなことでしょう。そして、一生懸命にやったことは、誰かがちゃんと評価してくれるということが、何より励みになったのではないでしょうか。

今回は、展示できる壁面がそう広くないということで、三枚組の左側1点だけを幼稚園に飾っていただくことになったのですが、中村さんの絵を見て、子ども達がどんなかたちや色を発見し、どんなことを感じてくれるのか。毎日、毎年、この作品がたくさんの小さな子ども達と出会っていくことを想像すれば、寂しさは束の間です。

4月からはいよいよ社会人ですね。慣れるまでは大変だと思いますが、働きながら、制作もぜひ続けてくれれば、きっとまたステキな出会いがあると信じています。フレー、フレー、中村さん!


(森本玄/絵画)

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2013年3月14日  学生紹介

卒業生リレーメッセージ 10:塩入友恵さん|学生紹介


アーティスト:塩入友恵さん(1期生)



記念すべき10人目のメッセージ。こども芸術学科の定員は毎年30人。これまでの卒業生は約60人。6人にひとりがメッセージを寄せてくれたことになります。今回のメッセージは、各地でライブペイントなどをして活躍している一期生の塩入さんです。

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こんにちは。こども芸術学科一期生の塩入友恵です。

リレーメッセージ_10_塩入友恵
私は、大学に入って1ヶ月でやめたくなりました。理由は、 “なにをしていいのかわからない” “思い描いてたのと違う” でした。自分でいうのはなんですが、高校生のときは、がんばりやさんでした。がんばれたのは 先生や友達の支えがあったからです。大学生活は、新しい環境にとまどい、何もかも悪いのは大学のせいにして、遅刻 欠席 不満タラタラ言って4年間の大学の生活を過ごしました。

だけど、大学生活では、かけがえのない出会いがたくさんありました。
私が大学3年生の秋です。私は京都市北区にある新大宮商店街で行われてる「そらたね祭」というお祭で友人にさそわれスタッフをすることになりました。そこのお祭りでは “やりたい” を表現するお祭で、学生が主なのですがいろんなアーティストが出演されていました。私は「お面作りワークショップ」のスタッフをしつつそのアーティストの方とお話する機会がたくさんあり、すごい刺激をうけました。その人たちは “やりたい” を表現して生活をしていてキラキラしていました。私の中でもそうなりたいと思い、私の生き方そのものが変わりました。楽しいことには全部首を突っ込み路上販売にでて似顔絵を描いたり、そうすると人脈はどんどん広がりやりたいことをしぼっていくことができました。

そして、私は大学を卒業してアルバイトをしながら絵を描き続けています。
大変です。本当にやりたいことで生きて行くって大変です。だけどとっても楽しいです。苦しい事も悔しい事も辛い事もたくさんあるけど楽しいです。

私がしたい事は「楽しいを伝え続ける事」、「私の作品でホッしてほしい」、「誰かの太陽でありたい」この3つです。そして、 “ずっと人と作品を作り続けて生きたい” と思っています。

卒業してからは個展を2回させていただきました.ライブペイント出演などもしたり子供たちに絵を教える「こどものアトリエ〜ふたば〜」という造形教室をおこなっていたりいろいろしています。そして、なんといろいろなご縁で、今春には新潟県にあるすみれ保育園の通園バスに絵を描かせていただける事になりました。写真は、以前保育園のこどもたちとワークショップを行ったときの写真です。

リレーメッセージ_10_塩入友恵


リレーメッセージ_10_塩入友恵


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(森本玄/絵画)

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2013年3月10日  日常風景

絶対、こども芸術学科へ入る! |こども×アートな日常


「わたしね。大きくなったらこども芸術学科に絶対入学して、子どもたちと、いっぱい遊ぶねん。」



3月とは思えないほど、暖かくて気持ちのいい天候に恵まれた3月9日土曜日。
京都造形芸術大学附置機関 こども芸術大学の2012年度卒業式が挙行されました。

今年度は13組の親子が巣立ちました。
卒業証書の授与式では校長先生から受け取った卒業証書を子どもからお母さんに
3年間を感謝するように丁寧にお辞儀をして手渡していた姿が印象的でした。

また、お祝いの会ではみんなに披露するために
昨日まで一生懸命練習した跳び箱や板登り、大縄跳びなど
自分の成長した姿を自信たっぷりに見せてくれました。

少し前まで、恥ずかしくて人前で名前も言えなかった女の子がお祝いの会で大きな声で一人でチュウリップの歌を歌ったり、
毎日登校する朝に、お母さんを困らせていた男の子も自分で作った物語をペープサートでみせてくれました。
それは、演出も効果音も全てやってのけたました。
その姿に子どもの力はすごい!と改めて思いました。


そして、帰りがけに卒業生のKちゃんのお母さんからこんなことを聞きました。

「わたしね。大きくなったら京都造形芸術大学のこども芸術学科に絶対入学して、
子どもたちと、いっぱい遊ぶねん。」とKちゃん。

この間の卒業制作展を観に来てくださった帰りのことらしいです。


こども芸術大学の子どもたちが、こんな風に思ってくれているなんて
本当にうれしいですね。ありがとう。


(梅田美代子/イラストレーション・グラフィックデザイン)

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2013年3月9日  イベント

ギャラリー恵風「30x30ノ窓展」|こども×アート×イベント


版画の展覧会にこども芸術学科の教員ふたりが参加しています。



だいぶ春らしくなってきましたね。
昨日のWBCは、長時間の延長戦、最後の粘りがすごかった、久しぶりに野球を堪能しました。さて、久しぶりの投稿です。

今、京都の丸太町通り沿いにある ギャラリー恵風にて、「30x30ノ窓」展をやっています。京都造形芸術大学、美術工芸学科の版表現で学ぶ大学院生と4年次学生、教員、技官が集まって版画集をつくりました。これはその出版記念のグループ展です。

ギャラリー恵風

ギャラリー恵風

こども芸術学科でも、梅田美代子先生と、わたくし森本玄が出品しております。
実は、二人とも、銅版画で作品をつくっていますので、一緒に参加させていただいてます。

ちょっとだけ紹介しますと、清水博文先生は学生時代に先輩でしたし、中林忠良先生は、学生時代の私の指導教官であり、恩師です。技官の岡田啓伸君は、京造、洋画コースでの教え子に当たります。

このように、版画というメディアをとおして、世代を超えて作品集を共有出来るのは、とても幸せなことだな、と感じています。

週末、京都でお時間のある方、ぜひギャラリー恵風までお越し下さい!


(森本玄/絵画)

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2013年3月7日  学生紹介

卒業生リレーメッセージ 9:大江美紀さん|学生紹介


保育所保育士:大江美紀さん



あっという間に、もう1年が過ぎますね。社会人1年生のひとは、2年生に。今回の、リレーメッセージは京都市の公務員(保育所保育士)として、がんばっている大江美紀さんです。

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こども芸術学科2期生の大江美紀です。

保育所保育士1
こども芸術学科を卒業して、もうじき1年を迎えようとしています。去年の今頃は、採用試験をなんとか乗り越えてホッと一安心しながらも、卒業制作でもがいていたなぁ、と懐かしく思い返されます。

私は4月に、京都市の保育士として新しいスタートをきりました。京都市の保育士の配属先には、25ヶ所の市営保育所や、児童福祉センター、一時保護所などがあります。また、職域拡大に力を入れており、活躍の場が開かれているという魅力もあります。

京都市の保育は『子ども一人ひとりを主体として受け止め、心を育てる保育』を大切にしており、私も日々それを意識しながら、子どもや保護者への丁寧な関わりを心がけています。また、さまざまな研修を受けて、自己研鑽にも励んでいます。そのような場では、経験年数に関係なく、多様な保育観に触れられるのがとても力になります。

私は現在、伏見区にある保育所で、0歳児クラスの担任をしています。学生時代は0歳児にまったく関わったことがなく、初めてのミルク、初めてのオムツ変え、初めての抱っこ…と初めてずくしの4月でした。

そんな私でも、一緒に担任をする先輩の助言や、育児マニュアルによって、少しずつ保育士らしくなれてきたのかな、と思います。

保育所の一年は本当に早いですが、『年間指導計画』『月案』『週案』『日案』と、大切にしたいことをしっかり計画・実践していくことで、子どもたちが力をつけながら成長していく姿を感じます。その姿が何よりのやりがいだなぁと嬉しくなります。

学生時代を一言で表すと “自由” でした。

保育所保育士2


それは、興味のあることに好きなだけ向き合って深められる、とても貴重な時間があったからです。特に、小学校での学習支援ボランティアや、保育実習、施設実習は今の自分につながる、大きな経験でした。

これからも、今までのすべての経験を糧にして、より成長していきたいと思います。

大江美紀


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(浦田雅夫/子ども家庭福祉・心理臨床)

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