- 2013年3月19日
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卒業式 ② – こんな才能も!|こども芸術学科ニュース
とうとう、こども芸術学科3期生が巣立っていきました…
この、春めいてきた暖かい日差しが、がらんとしたゼミ室に注いでいるのをみると、やっぱりなんだか寂しいものです。でもそんな余韻に浸る暇無く、またすぐ在校生のガイダンスが始まります。そして、次には新入生が入学してきます。
「先生を長いことやっていると、目の前の学生はいつも若く、自分だけが歳をとっていく感じがするんだよ..」と僕の恩師が言っていたことがありましたが、まさに今、自分が実感しています。
さて、前回、報告その①としてしまいましたが、素晴らしい卒業式が一段落したところまで入力し、力尽きました。というのも、謝恩会の後のカラオケでかなり体力を消耗してしまったからなのでした(苦笑)。
その後は至誠館ピロティで記念撮影。そして、こども芸術学科の卒業生が、いろいろと思い出の詰まったS41教室に集まって再度、水野哲雄学科長から一人ずつに証書を授与されました。そして、卒展での受賞者への賞状手渡しに加え、保育士養成協議会からの表彰もありました。
そして、晩には素晴らしい謝恩会を開いていただきました。
司会は松下愛実さんと小林織香さん。
いろいろ時間配分を調整しながらでしたので美味しいご馳走も最後まで余り食べられなかったことと思いますが、上手に進行をしてくれました。ありがとう。
さすが仕切り屋さんです。
でも小林さん、話し方がいつもと違う〜、松下さんは、いつものまんま(笑)。
まず、卒業生代表として、上島足日君がスピーチしてくれました。
クロッキー帳に長い長い原稿を作って、それを丸読みしていたのがなんともたどたどしいのですが、研究室スタッフ一人ひとりに、丁寧に思い出やメッセージを 伝えてくれて、嬉しいものでした。上島君は卒展の時にも、代議員としてのまとめ役をしっかり務めてくれましたね。ありがとう。
それぞれの着席したテーブルで思い出話に花が咲く中、クライマックスは、卒業生3人がこっそり練習を重ねたという出し物。
なんと中野香菜子さんのヴァイオリン、内藤菜央佳さん、原衛典子さんのピアノ連弾でのトリオ演奏でした。曲目は久石譲の「もののけ姫」からアシタカせっ記。(before after風に)♫なんということでしょう!
素晴らしい!見事な演奏でした。
お三方、こんな才能もあるんですね。ものも作れて、演奏も出来る。
そして、いろいろと忙しい中で3人の息をぴったりと合わせるのには、相当練習したのでしょう。本当に君たちは凄い。感動しました。
恥ずかしながら卒業する今日という日まで、3人がこんな実力を備えているのを知りませんでした。そして思ったのは、他の卒業生達も、当然ながら4年間接していても、先生達がまだ窺い知れない世界を持っているのだろうな、ということ..
宴も終盤、こ学4年間の思い出がいっぱい詰まったスライドショーをみんなで見ながら、こんなこともあったな、あんなこともあったな、と..思い出を走馬燈のように観ることができました。編集したのは二川真夕さん。ありがとう。
皆さん、これからは社会人として、想像力と創造性を核に、喜びと優しさを持って自分の人生を切り開いていって下さい。
こ学で学んだ君たちなら、きっと出来ると信じています。
(森本玄/絵画)