アートプロデュース学科

2018年2月

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2018年2月23日  ニュース

【卒業生の活躍】依田みずきさんの活動が新聞に掲載されました

アートプロデュース学科 2012年卒業生の依田みずきさんが行っている「アーティスト・イン・レジデンス」の取り組みが小諸新聞に掲載されました!

 

小諸新聞社(2018年2月9日掲載)

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以下、活動について依田さんからコメントをいただきました。

 

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 アートプロデュース学科在学中に、瀬戸内芸術祭に少しだけ関わったのがきっかけでアーティストインレ ジデンスというものがあることを知りました。そこで住民・作家・鑑賞者との関わりが私の中で忘れられないものとなり、いつか自分でもやってみたいと思うようになりました。それから年月が経ち、他の仕事を経験する中でやはりアーティストインレジデンスのことが忘れられず、2018年の春から始めることにしました。これから、自分がつくる場所がアーティストと地域住民が交流することで国際理解や地域発展に貢献できることを願っています。また、アーティストにだけ目を向けるのではなく、私たちにとっても観る・考える力を養う場になれたらと思っています。前途多難な日々が待っているかもしれませんが、アートがこれから私に何を経験させてくれるのか、楽しみな日々です。
 皆さんも信州に来た際には、気軽に遊びに来て下さい。

依田みずき

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こうした依田さんの活動も数多くある「アートプロデュース」のお仕事のひとつ。在学生にとっては先輩の取り組みを実際にみてみたり、参加してみると大きな刺激になると思います。興味のある方はぜひ大久保スタジオに足を運んでみてください!

 

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2018年2月19日  イベント

【卒業展】論文発表会、授与式を行いました

2月17日(土)、18日(日)の2日間、卒業論文発表会が開催され、会の最後には授賞者発表と授与式が執り行われました。

卒業生が卒業制作として執筆した論文の目的や内容、研究の意義を発表し、会場には1~4回生の在学生と今年度もたくさんの卒業生にご参加いただきました。

ゲストには次年度より授業をご担当いただく山下晃平さんをお招きし、発表について適宜コメントをいただきました。

 

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質疑応答の時間は、多角的な視点でさまざまな質問や感想が飛び交う場となりました。意見のひとつひとつが卒業生それぞれにとって、新たな発見があり、これまでの研究を顧みるものであり、次のステップに進む大きな活力にもなったのではないでしょうか。

これから論文を執筆する下級生たちにとっても、有意義な発表会になったと思います。

 

 

今年度は学長賞、優秀賞、奨励賞、同窓会特別賞に加え、発表会の内容に対して観衆の投票で決めるASP学科オーディエンス賞、卒業制作展の展示内容に対して来場者の投票で決まる「卒展賞」を計4名が受賞しました。

 

【学長賞】【オーディエンス賞】 : 中原 桜子

『学生能基礎研究――喧噪社会から戦時体制下へと移りゆく世で学生を誘う能――』

 

[教員コメント]

戦前・戦中の関西では、学生を対象とした能の観賞会が開かれていた。この学生能の実態は能楽研究の中でも詳らかに

されてはいない。学生能とは、どのようなもので、なぜ行われたのか。山本能楽堂アーカイブプロジェクトへの参加を

契機に学生能の存在を知った筆者は、多量な資料を根気よく渉猟し、同時代の文化的・社会的状況に目を配りながらそ

の実態を解き明かしていく。その考察の歩みは堅実かつ愚直であり、そのことが本論の学術的な価値を確かなものにし

ている。しかし、それが学生能への強い知的好奇心に駆り立てられたことの帰結であることは強調しておきたい。

 

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【優秀賞】【卒展賞】 : 耕三寺 顕範

『合掌と眼差し――宗教施設としての耕三寺、観光地としての耕三寺――』

 

[教員コメント]

自らの実家という私的な考察対象を扱いながらも、宗教と観光をめぐる普遍的な問題圏へと肉薄しようとする意欲的な論文である。本論を執筆したことが、いずれ実家を継ぐこととなる筆者の糧となることを願ってやまない。

 

こうさん

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【奨励賞】【同窓会賞】 : 石山 浩美佳

『演劇的手法を用いた弱者の権威の見直し』

 

[教員コメント]

現実の人間関係に生じる問題を演劇という視点から捉え直し、超克しようとする意欲作。私たちが無自覚に内面化する権威や役割意識を演劇的手法で解きほぐす本論には、筆者の人と演劇への期待と信頼が底流している。

 

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【奨励賞】 : 水田奈穂

『「ひきこもり」が「私」に投げかける問い』

 

[教員コメント]

「ひきこもり」を本人とその家族の問題に閉じ込めず、同級生や教員をふくめた「私」への問題提起であると提示。

一昔前の共同体幻想に頼らず、不在の者(ひきこもり)に意識を注ぐことが「私」たちの共同体になりうると希望

を引き寄せた。

 

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みなさん、おめでとうございます。

論文発表会までそれぞれが感じた苦しさも喜びも、4年間を通して得てきたものは今後生きていく中で力になってくれると思います。

そうした経験を活かして、今後またそれぞれの分野で人生をサバイブしていってもらえたらうれしいですね。

 

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発表会にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

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2018年2月12日  イベント

2017年度 「卒業論文発表会」開催のお知らせ

卒展が無事はじまり、本日で2日目!たくさんの方にご来場いただけているようです。ありがとうございます!

 

アートプロデュース学科では卒展の関連イベントとして、2月17日(土)ー 2月18日(日)の2日間で、2017年度 「卒業論文発表会」を開催いたします。

 

4回生がこれまで取り組んできた研究の目的や方法、今後展望などについて発表を行います。

4年間の学びを発表する最後の場となるので、懸命に研究を進めてきた学生たちの姿をみていただけたらと思います。

 

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お時間のある方は、ぜひご参加下さい。お待ちしています。

 

 

また、4回生の卒業論文をまとめたCDを作成しました。ジャケットは、作家として活動している4回生の辻井彩乃さんのデザインです!

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⇧4回生の川濱くんと耕三寺くん

NA413 アートプロデュース学科卒展会場にて、1枚300円でお買い求めいただけます。

興味のある方は会場の受付まで、声をかけてください!

 

 

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2018年2月10日  イベント

【卒業展】オープンしました!!!

みなさん、こんにちは。

本日10時より、「京都造形芸術大学 卒業展 大学院修了展」がはじまりました!

アートプロデュース学科でも1ヶ月前から準備を始め、昨日ようやく搬入を終えて、みなさんをお迎えします!

4回生が一生懸命作った現場を振り返りながら、少しだけ展示内容をご紹介したいと思います。

 

●搬入風景

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会場となるNA413教室に大型壁面を運び入れてから、展示するポスターやキャプションの制作や貼り付けに取り

掛かっている様子です。

綺麗に印刷されているポスターのデザインも学生によって作られました。ポスターのデザインテーマは地図。

4年間で学んできたことや経験をお客さんと一緒に辿れるように表現しています。

 

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⇧こちらは論文の要旨パネルと、学生たちの顔写真キャプション。

五角形のデザインは、アートプロデュース学科のゼミが全部で5つというところからきているそうです。

論文を読みながら顔写真や授業風景の写真を見てみると、より具体的に学生たちの姿や取り組みを想像してもらえ

ると思います。

 

 

会場設営の他、論文冊子の印刷・製本も学生たちで行います!

アートプロデュース学科の卒業制作は主に論文執筆になるので、それぞれが書いた論文をみなさんにも手にとって

読めるように冊子にして展示します。

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毎年製本機を使って制作を行っていましたが、今年は糸綴じ製本!一つ一つ丁寧に糸を通して形にしていきます。

表紙のデザイン含め、冊子も手が込んでこだわりが詰まったものになっています!会場で手にとって見てみてく

ださいね。

 

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最後は、映像のセッティングやライティングを行い、展示会場完成!!

みなさん、おつかれさまでした・・・!

 

 

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今年度の展示は学生一人一人や各ゼミの特色・個性が溢れる場になっています。学生たちの4年間が詰まった会場

の様子は、ご来場になってご覧ください!

受付では学生スッタフがお迎えしますよ〜。展示の構成や論文の内容について質問してみると、詳しい学科の活動

や意外な裏話なんかも聞けるかもしれません。気軽に声をかけてみてくださいね。

4年間の学びの集大成を詰め込んだ精一杯の展示になっているので、ぜひみなさんお越しください。

 

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2018年2月7日  授業風景

【特別講義レポート】『包摂あるいは懐柔——アウトサイダー・アートの収集と展示をめぐって』服部正さん

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2018年はじめの特別講義は、甲南大学文学部准教授の服部正さんをお招きし、「包摂あるいは懐柔——アウトサイダー・アートの収集と展示をめぐって」というテーマでご講義いただきました。

 

服部さんをゲストにお招きしたのは3回生の大石恵利花さん。論文研究のため服部さんの書籍を読んだことがきっかで、今回の講義をセッティングすることになりました。大石さんは「アールブリュットやアウトサイダー・アートという言葉をよく聞きますが、実際はどういったものなのか知らない人も多いので、服部さんのお話をきっかけに知ってもらいたいです。」と、講義の意図をお話ししてくれました。

 

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その後、服部さんは「アール・ブリュット」という言葉を生み出したジャン・デュビュッフェの紹介やデュビュッフェの思想について触れながら、アール・ブリュットの成り立ちや関連する主な作品を丁寧にご紹介していただきました。多くの人が、障がい者によってつくられる芸術をアール・ブリュットと定義しがちですが、実際は全く異なった意味から生まれている芸術なんだと知り、学生たちは驚きと「アート」への疑問を膨らませていました。

 

また、服部さんの講義を学生たちに振り返ってもらえるようにと、大石さんがぎっしりと内容をまとめてくれました!

分かりやすいように、イラストも添えてくれています。

 

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今回の講義で、更にアートの世界を広げるきっかけになった学生も多かったのではないでしょうか。

大石さんもこの学びを活かして、さらに研究が進められると良いですね。

 

服部さん、ご講義いただきありがとうございました。

 

以下、学生の感想

 

私はアウトサイダー・アートの存在すら知りませんでした。アートというものはわけられるものではないと思っていたので、その中でインサイドとアウトサイドが存在しているというのはある意味衝撃でした。

 

「アート」ということばには明確な決まりがないからこそ範囲が割と自由に変化できて、自由だからこそ不自由であってとてもややこしいなと思いました。(中略)もっと勉強したり色んなことを体験してアウトサイダーアートについてとかサブカルチャーについてとかの自分なりの定義をみつけていきたいです。

 

アール・ブリュット、アウトサイダーアートは外側のアートであり、西洋の芸術からどれだけ離れているかによって判断される、ということを聞いて、服部さんもおっしゃられていましたがとても主観的で曖昧なものだなと思いました。

 

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