- 2013年7月11日
- 日常風景
プロに学ぶ~ワークショップを組み立てる
ARTZONEやいろいろな場面で、”ワークショップ”を企画する機会があるASP学科。今回の「プロに学ぶ」の授業は、佐藤優香さんをお招きして、ワークショップを実際体験しながら、そのベースを学びました。
ワークショップその1
紙粘土で「心に残る一皿」を作ります。
1回だけのものではなく、次への有効性を考えながら計画します。
作るだけでなく作ったものを他者とやり取りすることが重要。
机に展示場をつくり、みんなで意見交換します。個人的に、「おかん」「お母さん」のキーワードが多いことがちょっと心に響きました。
ワークショップその2
二人一組で、持ち物の中から思い出に残るもの気に入っているものをお互いに調査しますし、タイトル・企画意図・キュレータ名も入れて、展示会を作ります。その”もの”にはいろいろな物語があり、人を伝えるために”もの”を使います。
完成した展示会の一部を紹介します。
タイトル「DEEP NOBU」
これは川濱のぶやの様々な愛の媒体。彼はいつも身の回りの人との絆を身につけ、大切にしている。
キュレイター 山口陽子
タイトル「NEVER Forget」
ツカハラ君はモノを捨てられないそうです。でもあまり「几帳面さ」は感じられませんでした。ただ思い出を忘れたくないのかなと思いました。
キュレイター 耕三寺顕範
次回は、自分の展覧会に合ったワークショップを考えてくるという課題がでました。楽しく豊かな学びをデザインすることができるでしょうか?今回学んだワークショップの要素、来週も佐藤さんにご講義いただきます。よろしくお願いします。