文芸表現学科

【開催中】『うちなる時間の結晶なき混沌』に1年生が出展しています。

 

少し肌寒い風が吹いて、すっかり秋めいてきましたね。

 

大学では後期授業がはじまり、感染予防に気を配りながら対面での授業を行なっています。
前期中はオンライン授業だったため、1年生にとっては先生たちや同級生と同じ空間で授業が行うのは初めてのこと。
研究室や廊下ですれ違う1年生たちの表情はとても瑞々しく、そんな姿を観てやっと新年度という実感が湧いてきています。

 

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2020年度ギャルリオーブ公募展『うちなる時間の結晶なき混沌』

 

今年前半は誰にとっても非日常が日常となった期間だったように思います。

そんな期間を越えて、1年生のうち4名が大学の施設内にある「ギャルリオーブ」の公募展に参加しています。

 

王淡月さん、出射優希さん、上村裕香さん、中村朗子さんが出展している共同作品のタイトルは『なくなることの隣で』

新型コロナで一変した世界を、高校生と大学生の淡いで体験した彼ら。

この作品では暮らし・社会を考え続ける、その思考を文芸に託したといいます。
そして作品は詩、小説、短歌などの文章表現だけにとどまらず、さらに内面を外在化する「展示」という形に押し出されました。

 

 

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編集者、著述家、詩人の中村先生のご協力のものと、学科長の河田先生にもアドバイスをもらいながら、制作に取り組んだそうです。(この写真は王淡月さんから頂戴しました◎)


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搬入の際には、同級生達も駆けつけてくれていました。

 

 

 

王淡月さん、出射優希さん、上村裕香さん、中村朗子さんによる共同展示。

「この作品ではなくなることの隣にあるものとしての暮らしを考えてほしいという以外にもう一つ願いがある。それは文学を体感してほしいということだ。」

4人の願い込められた作品を、ぜひこの期間にご覧いただければ幸いです。

 

なお、今回の公募展は大学サイトでの作品公開、Zoomを活用したイベントも開催予定とのこと。

そちらもどうぞ、お楽しみに。

 

 

 

2020年度ギャルリオーブ公募展『うちなる時間の結晶なき混沌』

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会期 2020102日(金)〜22日(木)(3週間)

場所 京都芸術大学 人間館 ギャルリ・オーブ 展示室

主催:京都芸術大学

企画・運営: ギャルリ・オーブ運営委員会

問合せ先

教学事務室 学生生活窓口 ギャルリ・オーブ公募展担当

Tel: 075-791-9165

E-mail: galerie-aube@kua.kyoto-art.ac.jp

 

 

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『なくなることの隣で』制作年:2020年/王淡月、出射優希、上村裕香、中村朗子(文芸表現学科1年)

 

 

 

(スタッフ・大賀)

 

 

 

 

 

 

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