- 2020年10月23日
- 日常風景
【Tsutae】新入生座談会2020
みなさんこんにちは!Tsutaeです!
この度、Tsutaeの新入生メンバーで座談会をしてみました。
在学生ならではの目線から高校生のみなさんに伝えたいお話がたくさんあります。
少し長いですが、ぜひ読んでみてください!
【目次】
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【京都芸術大学を選んだきっかけ】
西田:みんなはどういった経緯で大学に入ったの?
外崎:もともと小さい頃から絵を描くのが好きで、中学校まで美術部だったの。
高校に入ってからは学校の先生になろうと思って絵から離れてたんだけど、やっぱり好きなことをやりたいなと思って。
いろいろ見た結果、大学のオープンキャンパスで決めたよ。
吉長:わたしは直感!
いろんな専門学校や大学を見に行ったんだけど、オープンキャンパスに行った時に、
はじめて「もう一度行きたい!」と思ったのがきっかけで、この大学にしようって決めた。
やっぱ直感すぎる(笑)
山田:わたしは昔から絵を描くのは好きやったけど、美術部にも入ってなかったし、画塾とかも行ってなかった。
高校も普通科だから一般大学目指す子が多くて芸大進学は考えてなかったけど、
高校1年生の時に京都芸術大学の出前授業で興味が出てきた。
吉長:うんうん。
山田:でもやっぱ学費が高いし、芸大ってほんまに変わった人しかおらんわ!って偏見持ってて(笑)。
それに比べて自分は普通の人やから「いいんかな?」と思ってたけど、
高2の秋に友達に誘われてオープンキャンパスに行って。
西田:うんうん。
山田:家に帰ってからお母さんに「この大学すごくおもしろそう!」って私が話したのを覚えてくれてたんかな。
高3の春に進路を決めないとヤバいってときに「一般大学じゃなくてもいいよ」って言ってくれたからここに決めた。
友達も応援してくれたし。
外崎:ドラマチック!
西田:次はプレッシャーやん(笑)私がこの大学に来たのは、先輩の作品に惹かれたっていうのがきっかけ。
大学の学祭に行った時に、情報デザイン学科の先輩たちの作品を見て、
VR技術を使ってパッケージを立体的に見せる作品や映像がすごいと思った!
西田:この中で高校からデザイン学んでた人っている?
吉長:学んでた~~(笑)
西田:今に近い内容だった??
吉長:どうなんやろ、、正直大学の先生の方が優しい。
全員:え…(笑)
吉長:デザイナーとしても先生がめっちゃ厳しい人で(笑)
色のこととか、これはそこまで効果出てないよとか、かなりズバッと言われた。
でも大学の先生はいったん受け止めて聞いてくれる先生が多いかな。
新入生だからかもしれないけど(笑)
西田:他の二人はどう??
外崎:私は中学校は一応美術部だったけど高校はまったくやってなかった。
そもそも授業で美術がなかった。
山田:私は放課後とか好きなときにみんなで絵を描いたりするだけで満足してたからな〜。
西田:私は高校のときは総合学科でいろいろ教科が選べたのね。
それで美術を選んでたんやけどデザインはやる機会がなくて、どちらかといえば立体作品を作ったり絵を描いたりしてたかな。
だからこそ新しいことに挑戦したかった。デザインは未知の領域だけど、それでもやってみたいなって思いがあったかな。
山田:オープンキャンパスに行って「そんなコースあるんや」ってのが多くて驚いた。
西田:結構デザインって名前がつく学科多いもんね。
山田:一般大学のオープンキャンパスにも行ってて、文学部とか経済学部とかはだいたい想像できるけど、
そもそもVCD(ビジュアルコミュニケーションデザインコース)?って(笑)
全員:笑
西田:他二人は、コース選ぶ時に迷った??
吉長:めっちゃ迷った。イラストレーションコースなのに全然イラストをやっていない先輩もいて。
言って良いのかわからへんけど、先生が変なの(笑)最初に話した先生が【とんぼせんせい】って名前で、すごいインパクト強くて。
でも、説明を聞きながら絶対楽しいやろうなって思ってから迷わなくなったかな。
西田:私はデザインを勉強したい思ったけど、デザインっていろんなジャンルがあるから迷ったな。
外崎:聞かないとわかんないよね。
大学のパンフレットを見てもわからないことはあるし、私も直接先生と話してわかったことが多いなと思う。
山田:コースの雰囲気も聞けたりしたし。
西田:話を聞いたり、一日体験授業を受けて実際に肌で感じることは大事やなって思った。
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【受験について】
西田:じゃあ、次のテーマいきますね。受験について!
わたしはAO入試(現・体験授業型選抜)を受けたけど、最初はとにかく緊張しました(笑)
吉長:何の授業したか覚えてる??
外崎:覚えてる。全部印象的だったよね。
西田:めちゃくちゃ細かく覚えてる。何をするにしても緊張するし。
でも2日間ある中でほぐれていって、友達ができて周りとも仲良くなった。
やっぱこういうところっていいなって思った。
吉長:うんうん。
山田:私も面接あるって聞いて、座る時も「失礼します!!」みたいな感じなんかと思ったら、
ちょっと喋りましょうみたいな感じだった。
あんな緊張せんくて良かったなって。
西田:結構ラフでいいって感じ。
でもチャラチャラしていいってわけではないけどね。
もちろん受験っていう緊張感はあるけど、本当にフランクな感じだったよね。
全員:うんうん
外崎:ガチガチになって楽しめなかったら、もったいないくらい魅力的な内容かなとは思う。
山田:知らんかった事とかいっぱい知れて、、ほんまに楽しかった。
緊張してたらあんなに楽しまれへんかったと言うか。
それから同じテーブルの人がいい人やった。
外崎:わかるーーー!!
山田:絶対、社交的な人とか一人はおるし、実際いい感じに仲良くなれた。
制作してる時とかも、結構雑談とか多かったし。
西田:これから多分、どこのコースもコミュニケーションは大事になってくると思う。
恋ちゃんどう思う?
吉長:どの学科に行くか悩んだまま、A日程とB日程の4日間受験して、
ずっと留学生さんと同じグループで。
外崎:え。すごい。
吉長:先生の説明のあと、留学生さんにみんなで頑張って説明してた。
日本人だけじゃなくて留学生さんとも関われて楽しかった。
あと、デザイン系の高校やったから、それこそデッサンしたり面接の対策したけど、受験したときは使わなかったよね(笑)
全員:笑
山田:イラストの入試ってほんまに、いつも描いてる絵でいいよって感じよな。
私はデッサンした事ないし。
外崎:受験内容が冊子に書いてあるじゃん。
それを見てこういうことしたよとかある??
山田:ギリギリまでやってなかったけど、食べ物描くって聞いたから、ネットとかで調べて描く練習とかはしてた。
でも五枚くらいだけ。
外崎:めっちゃちょっとやんか!(笑)
山田:すぐ飽きちゃって(笑)
西田:受験対策はやって損はないんだけど、やっぱいつも通りの感じでやればいいと思う。
それだけで苦しんじゃうと大変だから。
山田:無理のない範囲でね。疲れるまでやらんでもいい。
合格してからでも大丈夫やし。
西田:そうそうそう。みんなそんな画塾行ってたわけでもないし。
外崎:オープンキャンパスの時に先生が「イラストは情報の視覚化だよ」って教えてくれて、それをめっちゃ意識して描くようにしてた。
頭すっからかんでやってる訳じゃなくて、ちゃんと自分の頭で考えてやってほしい。
吉長:受験と言うより、授業受けにいく感覚で受けに行ったらいいんちゃうかなと思う。
西田:本番緊張するだろうけど、やっぱその場を楽しんでもらいたい!
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【大学生になってみて】
西田:実際大学に入ってみてどうかな??なんか辛いなとかこれが楽しいとか、オンラインだからこれが大変とか。
実際一人暮らしどうとか教えて欲しい!!
外崎:一人暮らしだけど私は学生会館みたいなとこだからご飯もちゃんと出るし、お風呂も普通に洗わなくても入れる。
同じ大学の人が全くいないとこだから違う大学の子とかと話せるのが楽しいかなって思う。
山田:いいなー。
西田:私は完全にひとり暮らし。
アパート借りてひとりでいろんなことをしなきゃいけないんだけど、親のありがたみを知ったかな。
家事やって課題やって授業やってみたいなのをずっと繰り返すから大変だけど楽しい。
何事も楽しく、っていう感じかな。
外崎:何か工夫したりするのが楽しい感じ?
西田:スキマ時間をいかに過ごすかが楽しい。料理とかめちゃくちゃ上手く作れたら楽しい。
外崎:分かるー!土日とか外出ないから料理するのすごい好き。
吉長:わたし、料理全然出来ひんから、今後なんかあったらよろしくお願いしまーす。笑
西田:ちょっと話変わってくるけど、コースでこういう授業を受けたよーとか、
ざっくりとでいいから高校生に伝わるような説明とか、あったら教えて欲しいんやけど。
外崎:面白かった授業とかでも良い?
西田:いいよ。
外崎:イラストレーションコースの【情報デザイン基礎】の中で、絵柄をいくつか融合させてアレンジする課題があって、
私はすごい難しかったけど楽しかったなーって思う。
山田:それめっちゃTwitterで見た。
外崎:私もTwitterにあげたのよ。
あげたら本当にその絵を書いてる人が台湾の人なんだけど、
その人がリツイートしてくれてすごい嬉しかった。
山田:すごいね〜!
西田:ビジュアルコミュニケーションデザインコースはそれこそよく課題が多いって言われるんやけど、
さっき言ってたようにタフになるよね。
山田:課題が多いとは聞いてたけど、ほんまに多いよな。
西田:そうそう。ほぼ毎日出るもんね。
山田:少し前にやったのは映像の授業で、それが楽しかったかな。
映像を作ったことなかったけど、ソフトの使い方から、画面の切り替えの仕方まで教えてもらったから、
自分のできることが広がった感じがあったしすごい楽しかった。
西田:ビジュアルコミュニケーションデザインコースは結構使えるソフトが幅広いから、映像編集できたりもするし
、写真の編集もできたりするし、撮り方を一から教えてくれるし。
大変だけど、新しいことに挑戦するのは楽しい。
吉長:イラストレーションコースもソフトの使い方から教えてくれるし、
IllustratorとかPhotoshop、iPadだったらFresco(フレスコ)* をよく使ってて。
自分のできる事も増えるし、友達にフレスコで絵を描いて実際に自分のグッズを売ってる子もいたから、
そんなんできるんやなぁって思った。
(*Adobe Fresco: iPad用のイラスト制作用ソフト)
外崎:めっちゃいるよね。
吉長:めっちゃいる!してみたいんやけど怖いんよな。売れんかったらどうしよう、とか。笑
山田:大学でシルクスクリーンとか3Dスキャンとかが使えるって聞いたから、
登校できるようになったら作ってみたいなとは思う。
西田:イラストレーションコースはパソコンとiPadが教材?
外崎:一応アナログもやったよね?
吉長:うん。シルクスクリーンも家でやった。
ほんまに孤独やった(笑)ひたすら洗って色塗って……。
西田:VCDも最近紙を切ったり折ったりする作業が少しだけあったんやけど、それも孤独な戦いだったよ。笑
外崎:オンラインだからね、それも相まって。
西田:寂しいなって思いながらやってたもん。笑
山田:課題とかでさ、自分が今やってることが合ってるのかなって思った時、誰にも確認できひんのも不安かな。
西田:結構大変な事多いね。
山田:早く京都に行ってみんなといろんな所に行きたい。
外崎:行きたいね。
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西田:じゃあ最後にちょっとこれ予定にないんやけど、高校生に伝えたいこととかある?アドバイス的な感じで。
めっちゃ無茶振りやけど。笑
3人:笑
外崎:私は心配なことがあったら挑戦しない方がいいのかなって気持ちがあったんだけど、
頑張って挑戦してみたら先生たちもクラスの子たちもやさしいし温かいから、踏み出して欲しいなって思います。
山田:私は普通科から何も知らない状態で来たけど、そういう人って意外と多くてそんなに心配せんでもいいと思った。
変わってる人もおるけど、思ってたよりみんな普通やったから友達もちゃんとできると思います(笑)
吉長:やっぱり自分自身に「楽しみたい!」とか「やってみたい!」って言う意欲がないと続けられない。
大学って4年間行かなあかんやんか。だから自分がやりたいと思ったこととかは存分にやって欲しいなって思います。
西田:高校の時にこういうことを勉強をしたいけど「将来」とか「進路」って聞くと、
「ちょっと嫌だな、聞きたくないな。」って思う子ってきっと居ると思うんよ。
でも、そんな悩まなくて大丈夫だなって思う。
これからの4年間で決めればいいと思うし、幅広くいろんなコースがあってここにしかないものって多いから、
課題やプロジェクトとか頑張ってほしい。
新しいことに挑戦していく中で、やりたいことを見つけてくれたらいいかなって思います。
山田:コース選びとか悩むと思うけどそこは軽い気持ちで、学科とかコース関わらず大学でできること多いしね。
外崎:違うコースに友達ができたら、教えてもらったりとかもできそうだよね。
吉長:うんうん。
西田:お付き合いいただきありがとうございました!
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いかがだったでしょうか?
今、進路で悩んでいる高校生の方の参考になったら嬉しいです。
来年の4月にみなさんと会えることを楽しみにしています!
【座談会メンバー】
西田 恵里花(ビジュアルコミュニケーションデザインコース1年生、三重県立昴学園高等学校 出身)
山田 ゆり(ビジュアルコミュニケーションデザインコース1年生、大阪府立池田高等学校 出身)
外崎 有香(イラストレーションコース1年生、北海道駒沢大学附属苫小牧高等学校 出身)
吉長 恋(イラストレーションコース1年生、奈良県立高円高等学校 出身)
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10/24(土)・25(日)実施
『高校生・受験生限定!秋のminiオープンキャンパス!<事前予約制>』
先生や在学生との個別相談コーナーはもちろんワークショップや、キャンパス見学ツアーなど、
今回も盛りだくさんの内容となっていますよ。
これから具体的に進路を考えはじめる高校生・受験生必見!
まずは気軽に大学を見学して、京都芸術大学のワクワクする学びを体感してみてください。
教員や学生が皆さんをお待ちしています!
詳細はこちら↓