- 2013年7月31日
- 日常風景
歴史遺産学演習ⅠBクラス~授業7回目(最終回)~
歴史遺産学演習Ⅰ Bクラスでは、松ヶ崎立正会にご協力いただき、
松ヶ崎立正会文書の修復処置と翻刻を続けてきましたが、今回で最終授業となります。
今回の授業で最終回、ということで、松ヶ崎立正会の方々が授業の様子を見学にいらっしゃいました。
午前中は大学で修復処置を行い、午後から松ヶ崎立正会事務所へ移動して翻刻作業を行う、
という授業でしたので、立正会のみなさんが修復作業をご覧になるのは初めてのことです。
水損・虫損で固着した古文書を展開作業や虫損による欠失部の補填作業を見学していただきました。
補填作業の準備工程
古文書の展開作業
どのような場所で修復処置を行なっているのか、修復処置とはどういった作業なのかなど、
授業を見学していただきました。
午後からは、松ヶ崎立正会事務所で翻刻作業を行いました。
貴重な史料を実際に扱うことができ、学生にとって、とてもよい経験となりました。
この経験を今後に生かしてほしいですね。