文化財保存修復・歴史遺産コース

歴史遺産学演習Ⅰ Aクラス~授業7回目(最終回)~

こんにちは。歴史遺産学演習1のAクラスの7回目の授業概要(最終回)を報告します。

Aクラスの授業ではおもに乾漆によるお面を作ってきましたが、7回目の授業では土型を抜くところまで来ました。

 

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お面の土型を抜いているところです。

 

 

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土型を抜き終わって、山崎先生に顔の形をチェックしていただきました。

 

 

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端部の余分な部分をどこまで切ったらよいか、山崎先生にチョークで線を入れていただいています。

 

 

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太弧父は土型を乾燥する時に干割れが生じて左右の耳の位置がずれてしまったため、土を取り除いた後で左の耳を修正するために、いったん左耳を切り離す手術をしました。

 

 

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耳の位置を修正してから糸で縫い合わせます。

 

 

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縫い合わせ箇所を木屎で埋めて、耳の位置がちょうどよくなりました。

 

 

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龍灯鬼の顔には別につくった眉毛を縫い付けました。

 

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7回目の授業だけではお面をかぶるところまで仕上がりませんでしたので、各自、授業日が終了してからも、時間のある時に自主的にお面つくりを続けました。そして夏休みに入る直前の7月31日に、当日参加できた人で写真を撮りました。

 

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みんな、自分のお面ができてとてもうれしそうですね。

これで今年の授業はおしまいですが、学生はお面を9月の学科展に展示するため、夏休みに入っても作業を続けます。このブログをご覧になった方は学科展をぜひ見に来てくださいね。

お待ちしてます。

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