油画コース

油絵が発明される以前って?


このブログをご覧になっている皆さん、こんにちは◎

GWが始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

ぼくは3月につくった作品撮影と、散らかり放題の自宅アトリエを掃除しようと思っています。

さて、1年生課題「油画基礎I」では、段々と制作が進んできました。

 

油画コースでは、1年生から3年生の手前まで約2年をかけて、ルネサンス前後からコンテンポラリーに至る西洋絵画の歴史を概観しながら制作を行いますが、 授業テーマは「油彩画以前」です。油彩画のよさを知るためには、それ以前の素材・技法を当時の画家達のように体験してほしいと、直前まで素材調達に奔走し、教材を更新しながら進めています。

絵の具の乾燥具合も大切な要素ですので、テンペラ画からスタートしたこの授業。中盤まで描き進んだところで、先週の4/28にはようやくフレスコ画の導入となっています。

 

さてさて、予め、支持体の板に地塗りを施します。

塗ったら、丸1日以上下地剤を乾燥させます。

いかつい電動攪拌機や無骨なバケツが見えます笑

川砂と漆喰を混ぜることで、漆喰マルタをつくります。元来、フレスコ画は教会などの建造物の壁画として描かれてきました。汗にまみれた力仕事を簡易にできるよう、本学教授の青木芳昭先生が、現在手に入る建材などで本格的なフレスコ画を実践されて来られましたが、それを参照しながら進めていきます。

漆喰マルタを塗ったら、下絵をインチジオーネという技法で転写します。

少し水気が引けたら、漆喰が生乾きの状態の時に水溶き顔料で描いていきます!イタリアルネッサンスの先駆け、ジオットや、修道僧フラ・アンジェリコのフレスコ画を見ていると、大らかな筆致だったり、土性顔料を使った暖かさがあり…

 

偉大な先達が描いていた時の気持ちを想像しながらブオン・フレスコ技法で、大らかかつ柔らかな色調を用いて、透明水彩を描くような要領で手を入れていきます。

それが乾いたら、フレスコ・セッコ技法。

素材の特性や技法は、先生から伝授されるばかりでなく、授業ドキュメントとして全員がまとめて提出となりますから、学生さんは忙しいですよ!笑

 

欲張り授業ですから、テンペラ画とフレスコ画を、後半には並行して進めることになります。それぞれの特性で、使用するメディウムが違いますから、どっちがどっちか解らなくならないようにお願いしますよ、1年生の皆さん❗

 

皆さん!

 

いい感じで進んでいます◎

 

対面型オープンキャンパスでは、学生たちが頑張ってつくった授業ドキュメントも見ることができますから、次の機会に是非ご覧ください◎

(森本:油画教員)

 

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次のオープンキャンパスは、ひと月ほど先になりますが、6/6日曜です!

油画コースでは今年度からリニューアルしたワークショップ、

「おもしろ絵画表現」シリーズで皆さんをお迎えします◎

 

次回はPart2、新メニューです!

絵画で表現したい人も、イラストやマンガ、キャラクターに興味がある人も、絵をつくるおもしろさを気軽に体験して欲しいと思っています。

絵が好きな人はもちろん、ちょっと苦手意識のある人にも楽しめるようになっていると思います。優しい先輩学生さんもいますので、ぜひお気軽に、油画コースにお越しください!

 

事前予約が必要ですから、

興味がある方はお早めにコチラからご予約下さい

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-06_08-01/

 

それでは、皆さんとお会い出来るのを、楽しみにしています◎

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