歴史遺産学科

京都府舞鶴市布敷地区に伝わる仏像の修復⑦

昨年度の授業から引き続き、京都府舞鶴市布敷地区の弥勒堂と文殊堂に伝わる仏像2躰をお預かりして仏像の修復技術を学んでいます。
現在、欠損した箇所の補修作業を行っています。その途中経過を報告します。
今回は文殊菩薩の進捗状況についてご報告します。
文殊菩薩の欠損箇所は、左手とその持物、腹部の衣文、左足、右足の接続部分でした。
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腹部の衣文の補作。
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持物の剣の補作。
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持物の剣の補作(アップ)。
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左足の補作中です。写真は接続する角度を調整しているところです。
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右足は残されていましたがうまく接続できなかったので、うまくつながるよう補修しました(補修前)。
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右足補修後
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そこから残されていた右足を接続しました。写真は補作した左足も接続して漆を塗ったところです。
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隙間が空いてしまっている箇所には木屎漆を充填しました。
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補修し、接着した箇所に漆を塗りました (1)。
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補修し、接着した箇所に漆を塗りました (2)。
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お顔など木地が露出してしまっている箇所にも漆を塗りました。

以上が現在までの文殊菩薩の進捗状況になります。

次回は如来の作業進捗状況をご報告したいと思います。

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