キャラクターデザインコース

3年ぶりの開催!サウンド制作課題展示会「てれこてれこ」レポート!

こんにちは!キャラクターデザイン学科副手のドイです!

昨年のアイドル論のブログ以来ですね、お久しぶりです。

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突然ですが、皆様はキャラデのサウンド制作基礎・応用という科目をご存じでしょうか?

サウンド制作基礎・応用(以下、サウンド制作)とは、映像作品におけるサウンド効果についての勉強をしたりオーディオドラマなど音作品の制作をしたりする、名前の通り「音」について学ぶ授業です。

 

私も学生時代に(ご存じの方も多いかと思いますが、ドイはキャラデ卒業生なのです)サウンド制作を受講していたのですが、この年に始めてサウンド制作の授業で制作した課題を一般向けに公開するというイベントが開催されました。

 

↑2018年度サウンド制作の課題展示会「JACK IN THE BOX」のポスター。

 

この展示会では立体音響のオーディオドラマやバイノーラルという技法を利用した映像作品を多数上映。上映している作品内での出来事が現実の上映会場でも起こるといった、アトラクションのようなギミックも多数用意していました。

来場者の方々から好評のお言葉をたくさん聞く事が出来たし、何より「キャラデではこういう作品も作っているのか!」といろんな方に知ってもらえる良い機会だったので、「これ以降もサウンドの展示会どんどんやっていけたら良いね」とサウンドの先生や後輩たちと話していたのですが、この翌年からのコロナ流行によりなかなかそうもいかない状況になってしまい、しばらくは出来そうにないのかなと半ば諦めかけていました。

 

…ですが「JACK IN THE BOX」から3年!

先月の12日に!!

ついに2回目のサウンド制作課題展示会が開催されたのです!!!

 

という訳で前説が長くなってしまいましたが、今回はこの2021年度サウンド制作課題展示会「てれこてれこ」のレポートをしていきます!

 

 

今年の「てれこてれこ」では、受講生が授業内で取り組んだ音の作品を作る」「声を使った音世界を作る」「短いループアニメーションに音をつけて展示する」「グループで長編の音作品を作るの4つの課題を、青窓館2階の3つのエリアで展示しました。

 

青窓館2階、G23教室(通称:編集室)での展示。音に集中してもらうため展示は極力シンプルに。

 

各展示エリアには、課題の内容と各作品のキャプションも掲載。

「JACK IN THE BOX」とは打って変わって「てれこてれこ」はちょっぴり怖い雰囲気の作品が多かったですが、照明の少ない編集室との相性はバツグン。薄暗い編集室で足音や雨の音が響いている様子は、良い意味でなかなか不気味でした。

 

G22教室(通称:アフレコルーム)では、受講生全員が協力して制作した作品『これをきいたきみはしんだ』を流していました。

えらく物騒なタイトルから何となく想像できるかもしれませんが、この作品のテーマは「妖怪」。

「妖怪の世界にラジオがあったら」というコンセプトのもと、各メンバーがラジオ内の番組を手分けして制作しました。

音響設備の整っているアフレコルームで聞くと迫力満点です。

 

これらの他にも、現代美術作家の金氏徹平氏の映像作品『tower』に音をつけてみるといった課題作品を含め、合計13作品を展示していました。

 

今年の「てれこてれこ」は3年前とは違うジャンルの音作品を多数展示していたり展示教室の雰囲気をうまく利用していたりと、「JACK IN THE BOX」の時とはまた違った良さのある展示会となっていて非常に面白かったです。学生時代にサウンドを専攻していた身としては、2回目のサウンド制作課題展示会が開催された事自体とても嬉しかったですしね。

今後もこういった機会がたくさんあると良いですね。

 

2021年度サウンド制作受講生の皆さん、お疲れ様でした!

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