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遠足気分で瓜生山キャンパスを探検 卒業制作展を覗いてみよう【文芸表現 学科学生によるレポート】

違うジャンルを学んでいても、芸術大学でものづくりを楽しむ気持ちは同じ。このシリーズでは、さまざまな学科に文芸表現学科の学生たちが潜入し、その魅力や「つくることのおもしろさ」に触れていきます。

 

文芸表現学科・2年生の出射優希です。芸術大学のもっとも大きなイベント、卒業制作展。絶対に一日では周りきれない圧倒的な作品数ですが、遠足気分であちこち歩くのがおすすめです。今回は準備風景も含めた、全体の空気をお届けします!

 

広大なキャンパス全体に、卒業生・修了生の作品がずらりと並びます

 

京都芸術大学 卒業展・大学院修了展が2月5日よりスタート!

 

芸術大学の一大イベントである卒業制作展、「卒展」の季節がやってきました。

大学で学んだことを詰め込んだ作品の数々が、あちこち、本当にキャンパスのいたるところで展示・販売されています。

キャンパスを歩きながら、常に作品が目に入る贅沢な9日間!

 

大階段が目印の瓜生山キャンパスですが、校舎はそこだけではありません。

 

中でも一番離れているのが、人間館から徒歩10分の位置にある高原校舎。

「映画学科」が展示を行う高原校舎はまるで大人の秘密基地です。

今年の映画学科はバラエティー豊かで、映画の上映はもちろん、演劇、インスタレーション、フリーマーケットに、なんとセミの抜け殻を用いた特撮まで。

 

映画学科の展示会場の高原校舎

 

次は「情報デザイン学科」が展示する智勇館。

こちらは大階段に面した大きい道路(白川通り)を挟んで反対側、5分ほど歩いたところに立つ校舎です。

 

 

遠めの校舎をぐるっと回ったところで、一番たくさんの学科を見て回れる人間館へ。

どの学科も、まずは展示場所の掃除から。壁を塗り直している学科も少なくありません。

 

相談しながら、慎重に展示をつくりあげていきます

舞台芸術学科では、卒業公演の舞台セットや衣装などが展示されています

 

来場する方にどうすれば伝わるかを考え、真剣に作業する姿に、作品はつくって終わりではなく、人に観てもらうまでが制作なのだなと思うのです。

展示作業を見守る先生も、最後まで、最後だからこそなのか、学生に指導する言葉に熱がこもっています。

 

 

人間館は、図書室のあるNA棟、劇場のあるNB棟、そして一度外に出ると「美術工芸学科」の展示場所になっているNC棟の3つがあります。

日本画、油画、染織。各階見ていくと、NC棟だけでも1日すぎていきそうなボリューム。

窓から入る自然光が素敵なので、明るい光が差し込む午後はより楽しめそうです。

 

 

さらに上に登っていくと興心館、未来館、直心館にて、「空間演出デザイン学科」や「プロダクトデザイン学科」、「総合造形コース」の展示も。

 

 

 

卒展はキャンパス中がギャラリーになっているので、歩きやすい靴で休憩を挟みながら、1日飽きずにお楽しみいただけます。

各学科の展示場所は、だいたいが普段の学生生活でその学科の主な拠点です。

こんなところで制作できるのか〜と想像を膨らませてみるのも楽しいかもしれません◎

大ボリュームの展示ですが、ぜひ、自分流の卒展鑑賞ルートを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

取材記事の執筆者

文芸表現学科2年生

出射優希(いでい・ゆうき)

兵庫県立西宮北高校出身

 

1年生のとき、友人たちと共に、詩を立体的に触れることができる制作物にして展示した展覧会「ぼくのからだの中にはまだあのころの川が流れている」を開いた(バックス画材にて)。

自分のいる場所の外にいる人とつながるものづくりに、興味がある。また、「生きること」と直結したものとして「食べること」を捉え、それを言葉で表現している。

 

 

▶近日開催のイベント

\ 高校生・受験生対象 /
卒業制作展を観に行こう!卒展 × オープンキャンパス

【2/12(土)13(日) 開催!年に1度のチャンス】
キャンパス全体が展示会場に✨卒業生の集大成約800点を一度に見学できます🎨
大学説明や個別相談など進路イベントも充実。
高校2年生にとっては、受験までに卒展が見れる最後のチャンス👀!
ぜひお申込みの上ご参加ください!

 

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