アドミッションオフィス

芸大は「個性的」?個性について考える。

こんにちは。アドミッションオフィスです。

今日は、イベントなどで高校生からよく相談を受けることをテーマに、ブログを書いてみようと思います。

 

●芸大生に対するイメージ

 

「私にはセンスがないから。」

「芸大って個性的な人が行く場所だよね。私には難しいかも。」

こういった相談を、大学のイベントなどで高校生から受けることが良くあります。

 

たしかに芸大生は「個性的」だとか「変わってる」だとか。そんなイメージがあったりするのかもしれません。

先日、本学の 受験生応援サイト に登録してくれている高校生・受験生を対象としてとったアンケートでも、こんな結果となりました。

(そもそも選択肢がどやねん。というところはさておいて・・)

 

 

だいたい100名程度の方に回答いただいたのですが、圧倒的に「個性的」というイメージを持っている方が多いことに驚きました。

 

また先日発表されていた、リクルートによる「大学ブランド調査」において、関西地域の高校生から「個性的な」大学4位に本学が選ばれたりも。

 

★「リクルート 大学ブランド調査」においては🌟こちら🌟もご覧ください。
リクルート進学ブランド力調査2021 で「個性的な(4位)」「教授・講師陣が魅力的である(9位)」大学に選ばれました(関西エリア)

 

●個性的=変なことする人・目立つ人 じゃない

 

たしかに京都芸術大学の学生を見ていて、とても「個性的」だと感じることがあります。

でもそれは決して「個性的」=変な人 みないなものではないです。

 

他の人とは違うアイデアを出す。自分だからこそできる表現を追求する。

そんなことができる学生が「個性」を持っているのではないかな、と思います。

そして芸術大学は、その能力を高める取り組みがたくさん行われている場所なのだとぜひ知ってもらいたいです。

 

●芸術大学で個性やセンスを磨く

 

 

他の人とは違うアイデアを出す。自分だからこそできる表現を追求する。

言葉では簡単に表現することができますが、実際にそうしたものを世に発表するって、すごく大変です。

 

芸術大学では、さまざまな授業やプロジェクトで制作に取り組みます。制作を通して、徹底的にリサーチすること、何度も試作を行い試行錯誤することの大切さを学びます。

誰でもケータイで調べられるような知識だけだと、思いつくアイデアはみんな同じようなものに。

それだと人の心を動かすような表現は難しいからです。

派手な作品であったとしても、その裏側には、意外と地味な部分が多いのもしばしば。

たくさんの実践を重ね、それぞれの個性やセンスを育み、磨いています。

 

KUAブログ瓜生通信でも、日々たくさんの学科の授業レポートなどが届いています。

 

すこしご紹介しますのでぜひ読んでみてください。

 

 

〇空間演出デザイン学科2年生「おみやげを作る」授業

https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=134278

学生それぞれが「まち」を選び、その土地の課題と魅力をリサーチ

➡課題解決の提案として「おみやげ」をデザインするというもの。

(上記ブログより)京都市 花背をテーマとした入浴剤の提案

 

事前のリサーチ+現地での調査・インタビューなどを経て、多種多様なおみやげが揃いました。

 

▼学生たちのおみやげ提案は実際にブログをチェック!▼

https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=134278

 

 

〇情報デザイン学科「食とデザイン」展示

https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/861

ニュースなどでもよく目にする「食料危機」について、未来の「食」の可能性を学生たちがリサーチ。

展示で問題提起を行いました。

現実に差し迫る問題を、どのように自分ごととして考えてもらうか。

ビジュアルを用いた見せ方を工夫し、さまざまなアプローチで展示を行いました。

 

 

なんとこの展示、農林水産省がスローガンに掲げる「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」に繋がるものと評価され、農林水産省さんと今後も連携・協力を強化していくことに!

 

▼展示について、詳細は瓜生通信をチェック!▼

https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/861

 

 

〇大学全体プログラム・フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクト

https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/881

 

学科・コースの授業以外にも、京都芸術大学の13学科23コースの学生たちが混合チームで取り組む「社会実装プロジェクト」という取り組みもあります。

フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクトでは、JR大阪駅前にある大阪富国生命ビルの地下2階から地上4階にわたる吹抜けアトリウム空間をアートでプロデュースしました。

 

 

人との接触、関わりが減少する今、影を用いた巨大壁画を描き、人と人との繋がりを表現。

表現方法も、素材の選別や色の配置など試作を繰り返していきました。

 

▼プロジェクトについて、詳細は瓜生通信をチェック!▼

https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/881

 

 

●特別な人だけが芸大を目指すんじゃない

 

今回ご紹介している取り組みは、京都芸術大学の授業のほんの一部です。

授業やプロジェクト、その他学生たちの自主企画などの実践を繰り返しながら、独自性のある表現をつくりあげていっています。

入学してすぐに高いレベルの表現ができるわけではなく、あくまでも、繰り返し思考・実践することが大事だということ。

いま、自分の技術やセンス、個性に自信がない、という人こそ芸大は向いている可能性があるかもしれませんよ。

 

もうひとつ。学生たちの声をあつめたサイトをご紹介します。

 

I HAVE NO SENSE 特別な人だけが芸大を目指すんじゃない

https://www.kyoto-art.ac.jp/nosense/

 

「芸術大学に行きたいけど、自分のセンスに自信がない・・」という高校生からの相談をたくさん受けて、制作したサイトです。

同じように不安に思っていた学生たちが、入学時に不安に思っていたこと、今取り組んでいることを正直に語ってくれています。(手を加えていない、学生からの正直なメッセージです)

進学に悩む高校生の皆さんの、自信につながると嬉しいです。

 

 

京都芸術大学 アドミッションオフィス

 

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