空間演出デザイン学科

【卒展】受賞作品紹介 ー 奨励賞 ー ファッションデザインコース

 

こんにちは!

空間演出デザイン学科です!

 

昨日に引き続き、今回はファッションデザインコースの【 奨励賞 】作品をご紹介★

 

 

 

 

 

■ 奨励賞 ■  ___  ファッションデザインコース4作品

 

 

土のいのちを纏う

 

ファッションデザインコース 

| 田中 美乃里 (たなか みのり)  | 大阪府立泉陽高等学校卒業

 

 

 

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自分だけの特別な意味を持つ場所、『絆地』の土で染めた衣服を纏うことで、その地と繋がる。思い出す。

いのちある土にはそこだけの縁、記憶や時間が含まれている。

だからこそ、それを纏うことに意味がある。

2年間向き合った土染め×ファッションの集大成。

 

————————————————————–(作品キャプションより)

 

 

 

土染めを用いて制作を行う方はいるそうですが、田中さんのように、土の中の成分を反応させて染める技法を使う人はいないそう。

 

土地土地で風土も変われば、土の種類も変わる。

それがこのように繊細な色味になって現れるのは、なんだかロマンがあります。

 

 

「 絆地 (きずなち)」。

この言葉にも作者の心を感じられます。

 

 

 

 

 

 

 

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再生ガラスのレシピ

 

ファッションデザインコース 

| 平井 瑞季 (ひらい みずき) | 同朋高等学校卒業

 

 

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本来魅力的であるはずのガラスが、目に止まらない地味なものばかりに再利用されている循環に一石を投じたい。

ガラス瓶の研究と実験を行い、ガラス本来が持つ表情、ユーモア、オリジナリティ、アイデンティティを見つけ出す。

 

————————————————————–(作品キャプションより)

 

 

一つ一つ、抽象的なものもあれば、なにかにも見える。

そんな平井さんのユーモアを感じられるガラス作品たち。

 

ガラスって透明なイメージがあるけれど、乳白色のガラスからは温かさを感じる気がします。

 

 

今は売却済みのシールがあちこち。

 

デスクなんかに置いておくと、愛くるしいそのかたちにクスリとできていいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

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taneto

 

ファッションデザインコース 

| 藤井 彩花 (ふじい あやか) | 富山県立高岡高等学校卒業

 

 

 

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『種と過ごす、種と考える』地球が抱える環境問題を解決するためには私たちが変わらなくてはならない。

植物が種を有するように、ジュエリーと共に種を身につける。

小さくも偉大で命の強さを持った種と過ごすことを通して、自然について考える機会を提供する。

 

————————————————————–(作品キャプションより)

 

 

 

人類と同じく、タネも種(しゅ)として時間や時代をまたいでいきます。

人類は移り変わっていきますが、タネはものによっては本当に長く、時を渡っていくそう。

 

確かにお花の種なんかも、ずっと大事にとっておくことがあるんではないでしょうか。

 

 

タネのためのジュエリー、タネと共に生きるためのジュエリー。

 

独創的なデザインの中にも、彼女の繊細で崇高なセンスを感じるジュエリーばかり。

販売も行っており、付属するBOOKやパッケージのデザインも素敵です。

 

 

 

 

 

 

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季節を身に付ける「七十二候ジュエリー」

 

ファッションデザインコース 

| 森田 美咲 (もりた みさき) | 奈良県立橿原高等学校卒業

 

 

 

 

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「七十二候」をテーマに季節を身に付けるジュエリーを提案する。

ジュエリーを身に付け、本を持って外へ出かけることで、昔から日本人が感じてきたように季節を感じ、

自然界の動きを知り、自然に意識を向けるきっかけになって欲しいと思いで制作しました。

 

————————————————————–(作品キャプションより)

 


 

 七十二候 (しちじゅうにこう) ”

二十四節気の各節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことを言います。

(今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられているかと思いますが、「二十四節」は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです)

 

古代中国で考案された季節を表す方式の一つですが、日本に渡来してからは日本の気候に合わせた内容になっています。

 

古人の季節の移ろいを表現した言葉たちを、彼女のデザインを通し、現代に置き換えた季節の感じ方を表現しています。

 

 

 

 

 

 

 

以上、ファッションデザインコースの【 奨励賞 】作品でした!

 

 

皆様、受賞おめでとうございます!!!!

 

 

 

 

 

今年度は特に自然を意識したような、そんな作品が多かったように感じます。

 

 

ファッションデザインコースでは、大きく「ファッション」と「ジュエリー」という専攻に分かれ制作を行っていきます。

 

ですが、空間演出デザイン学科での学びは、ご覧いただいたように、ただ服を作る、ジュエリーを作る、というものではありません。

 

 

自分たちをとりまく現在の環境や世界に目を向け、自分の持つもので、いいように変えるためや新たな提案のためのデザインや作品を生み出します。

 

 

ビジュアルデザインなども同時に学んでいくため、展示においてはもちろん、パッケージだったり作品をまとめるボードなどのデザインにもセンスを感じると思います。

 

 

 

 

 

空間演出デザイン学科のファッションデザインコースだからこそ、できる制作や、学べるものがあります。

 

 

 

 

 

本日の12日と13日はオープンキャンパスも開催中 です!

 

作品を見ながら、学科の先生に質問などもできるとってもオススメな期間!

 

オープンキャンパス参加予定の方も、ぜひ先生に説明してもらえる、特典のような2日間を楽しんでくださいね!!!

 

 

★オープンキャンパスのスタッフさんなどに、学科の先生に質問したい!と言ってくれれば案内してもらえますよ!

 

 

>>> 卒展オープンキャンパスを確認

 

 

 

 

 

 

 

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