- 2022年2月11日
- ニュース
【卒展】受賞作品紹介 ー 奨励賞 ー 空間デザインコース
こんにちは!
空間演出デザイン学科です!
本日より3連休ですね。
少しずつ春めいたきた京都、ぜひ卒展へいらしてくださいね!
さて、今回は【 奨励賞 】作品を紹介します。
今年度は空間デザインコースでは 3作品
ファッションデザインコースでは 4作品 の受賞となりました。
コースごとに紹介していきますので、まず空間デザインコースより!
■ 奨励賞 ■ ___ 空間デザインコース3作品
昔話を伝えたい!
空間デザインコース
| 石橋 瑛美 (いしばし えいみ) | 大阪市立南高等学校卒業
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近年、昔話が語られることが減ったと感じている。
昔話は道徳的教訓をうたうものばかりではなく人生観のひろさ、多様性のある社会を映し出している。
昔話はその人の言葉で語られることで良さがある。
その人の言葉で語ってもらうために字のない絵本を制作した。
————————————————————–(作品キャプションより)
出身地である大阪に残る民話を、絵本という取り入れやすいかたちにして、継承していくプロジェクト。
文字で読み取るのもいいですが、親や大人から、言葉で聞かされるとより印象に残るもの。
読み手の言い回しや声色から伝わる良さを引き出すため、絵本には言葉はなく、読み聞かせの音声と一緒に読み進める絵本作品です。
絵本を通して、地域の歴史を学び、語り・受け継ぐ人同士でも温かさを感じられるプロジェクトに思います。
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つくること、つかうこと 〜タイル産業から考える「製品」のカタチ〜
空間デザインコース
| 柏元 京 (かしもと みやこ) | 清教学園高等学校卒業
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廃棄タイルをどう減らすべきか、どう付き合っていくのかを、歴史や産業の仕組みのリサーチを通して考察・実験を行なった。
物流が発達した世の中で生きる私たちがどう「製品」と関わっていくべきなのかを考えるきっかけとなることを目指した。
———————————————————-(作品キャプションより)
廃棄タイルとの出会いから、産業のサイクルについて研究したこちらのプロジェクト。
以前にも学外でのイベント情報をブログで紹介しましたが、奨励賞受賞となりました。
(作品の概要なども紹介してますので、ぜひ前回のブログもご覧ください→ 2021.12.23記事
日常に存在するモノの”サイクル”を知ると、自分の生活での消費について、考えることができる気がします。
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『よぼし親子文化』と地域のコミュニティ
空間デザインコース
| 北嶋 里瑛子 (きたじま りえこ) | 石川県立鹿西高等学校卒業
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石川県の能登地方に存在する『よぼし親子文化』。
実の親子ではない者同士が、親子のような関係を結んで互助関係をつくる文化です。
時代の移り変わりにより衰退しているこの文化から、現代の地域コミュニティに必要な要素を学ぶプロジェクト。
———————————————————–(作品キャプションより)
他人との繋がりが希薄になりつつある現代社会。
彼女の地元、能登地方に存在する他者との繋がりを現在に知ってもらうためのプロジェクト。
そのままの関わり方を勧めたいわけじゃなく、こういった昔ならではの人や地域とのコミュニティの形成は、現代社会でも何か活かせる要素があるかもしれない。
人とつながっているという温かさを知ることの重要性に、このプロジェクトを通して気づけるのではないでしょうか。
以上が、空間デザインコースの奨励賞作品でした!
次回はファッションデザインコースの奨励賞作品を紹介します!!!!
京都芸術大学
卒業展 大学院修了展
2022年2月5日(土)〜13日(日)
★感染防止対策として一般の来場者様はご予約をお願いしております!
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2月12日(土)、13日(日)はオープンキャンパスも同時開催です★
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