- 2022年6月14日
- 日常風景
【社会実装科目 ARTZONE】ウルトラファクトリーツアー!!
こんにちは!
アートプロデュース学科です!
アートプロデュース学科の社会実装科目(1年次の講義・演習科目での学びを社会に向けて実践する科目)の中で、キュレーション領域を学ぶ「ARTZONE」。
アートプロジェクトに必要な基礎である「企画立案」「予算管理」「宣伝広報」「展示設営」「教育普及」について理解し、実践できる能力を身につける授業です。
2022年度 2,3年生のARTZONEメンバー
今回はその「展示設営」の制作手段としても活用できる本学の工房、ウルトラファクトリーを見学しに行きました!
ウルトラファクトリーは全学生が自由に使える「共通工房」として金属加工、木材加工、樹脂加工、シルクスクリーン、デジタル造形が自在に行えるあらゆる機械・工具や技術スタッフをそろえており、制作の幅を広げる場として日々学生たちに活用されています。
シルクスクリーン工房を見学中 多くのサンプルも見せていただきました
アーティストとしても活躍されているアートプロデュース学科 専任教員の山城大督先生。
学科の授業を行う傍ら、ウルトラファクトリーのプロジェクトThe Projected Image Laboratory(P-Lab)のディレクターとしてウルトラファクトリーのスタッフと連携しながら、オンラインでの教育プログラムをはじめとする様々な映像コンテンツを企画・開発・配信に携わっています。
アーティストの制作現場を間近で見たり、実際に制作に携わることができるのも芸術大学の魅力ですね!
それではウルトラファクトリーの工房ツアーへ出かけましょう!
まずはシルクスクリーンや銅版画の工房へ。
工房の外観、かっこいい…!
続いて、金属加工の工房へ。
金属加工・溶接、プラスチック成型、スプレー塗装スペース、大型造形が可能です
第一線で活躍するアーティストの制作現場を目の当たりにしました
溶接設備
木材加工の工房へ移動中
木材加工の機械室
こちらは木材加工の工房。
デジタル機材に比べて怪我の危険度も上がる木材加工の切削機械。学生たちも緊張感をもって見学していました。
アートプロデュース学科の昨年度の卒業展では木材を使用したフレームでの展示構成が印象的でした。
続いて、ウルトラファクトリーのオフィスもあるデジタル加工の工房へ。
デジタル加工では正しいデータを作ることが肝心。
それぞれの機械にどんなソフトが必要か、ウルトラファクトリーのスタッフの方が丁寧に教えてくださいました。
デジタル機材を用いた出力にも必要な、デザインソフトのイラストレーターやフォトショップ。
アートプロデュース学科では2年次にデザインソフトの操作スキルを身につける授業も選択できます!
機械の側には広い作業台が並びます
刺繍ミシン
展覧会のサインにもよく使われるカッティングシート
今回の訪問で、学生たちの制作の幅も大きく広がったのではないでしょうか。
ウルトラファクトリーでは、世の中をリードする企業が使用している機材と、同じものをそろえています。
実は設備が充実しているだけではないのがウルトラファクトリーのすごいところ。
これは行ってみないと気づかないポイントですが、機材を使用するのに必要な備品の収納場所がデザインされていたり、作業スペースが常に整理整頓されているんです。
いつ来ても気持ちよく制作に集中できるように管理が行き届いているところにも、学生たちは気づいたかな?
ウルトラのスタッフの皆さんは操作方法のサポートを担うだけでなく、常に利用者の立場で工房を運営されています。
作家目線の施設運営にもアートプロデュース学科の学びであるアートマネジメントにつながるところがありますね。
大変勉強になりました!
作品制作のツールとしても、アートプロジェクトの企画を実施するための手段としても、ウルトラファクトリーの施設をどんどん活用していきましょう!
お知らせ
\7/3(日)、7/31(日)オープンキャンパス/
参加申し込み受付中!
「学科ブース」でワークショップを体験!
コースの学びを実感できるワークショップを開催します!
これから芸術大学への進学を検討している1・2年生も、志望コースに迷っている3年生・受験生も、ぜひご参加ください。
教員・学生が皆さんをお待ちしています!
お申し込みお待ちしています!
すでに満席になっているコースもありますので、参加お申込みはぜひお早めに🙇
さらにさらに…
高校生アートラボ コトツク2022 参加者募集中!
「高校生アートラボ コトツク」は、モノ作りにも生かせる〈コトをつくるアート〉の実験場。
アーティストから発想法を学んだり、研究者の頭の中を探検したり、まちのアート施設を訪問したりするワークショップを通して、〈コトをつくるアート〉を体験していきます。
モノづくりからコトづくりへ、ますます広がるアートの世界の扉を開いてください。
気になる第2回目は、7月17日(日)「アーティストってホントは何をつくっているの?」です。
世界に働きかける方法は、モノを作ることだけではありません。 モノと人の出会い方や、設定次第で、人々の心を揺さぶり。世界の見え方が変わるのです。
Chapter 2では、アーティストとして活動している講師の作品を具体例に、 ワークショップ形式で新たな価値を創る「企画」づくりを体験します。
Chapter 2 「アーティストってホントは何をつくっているの?」
日時:7月17日(日)13:30−15:30(13:00 受付開始)
開催場所:京都芸術大学 人間館4階 NA402教室
対象:高校生・受験生
参加費:無料 1回のみの参加もOK!
お申し込みはこちらの申込フォームよりお申し込みください。
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