- 2022年6月16日
- イベント
高槻城公園芸術文化劇場 開館記念 プレイベント 高槻芸術時間『インタールード』のお知らせ
こんにちは。
アートプロデュース学科です。
大阪府の北部、京都にもほど近い高槻市には、1964 年に開館した高槻現代劇場 市民会館があります。
市民会館
大ホール
永きに渡り市民たちに親しまれてきたこの会館は2022年7月に閉館し、2023年3月、新たな劇場「高槻城公園 芸術文化劇場」が誕生します。
この新劇場の開館記念プレイベントの企画をアートプロデュース学科が担当することになりました。
「いま劇場には何が求められているのか?」
「単に演劇を見るための場所?」
「これまで市民会館にはどういう人が来ていたの?」
「新劇場はどういう場所になってほしいと高槻市は考えているの?」
「プレイベントにはどういう人に来てほしい?」
「来た人にどうなって欲しい?」
「どうすればそれを実現することができる?」
「どんなアーティストを呼ぶとよいかな?」
「どういうポスターをつくろうか?」
「SNSで広報ってどうすればよい?」
「どれくらいお金がかかるのかな?」
イベントを企画・実施するために考えなければならないことはたくさんあります。
アートプロデュースの知見と経験を活かし、教員と学生が高槻の職員と議論をかさねながら企画をすすめています。
イベントのタイトルは高槻芸術時間「インタールード」。
インタールードとは劇の幕間に上演される短い喜劇や間奏を意味する言葉。旧劇場の幕が降り新劇場の幕が上がる「幕間」に開催されるこのイベントにふさわしいタイトルです。
出展アーティストは、場所の特性をリサーチしパフォーマンスやインスタレーションによって表現する梅田哲也、「冒険の書」を導き手として街をあるく遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を手がけるアート・コレクティブのorangcosong(オランコソン)の2組。
梅田哲也(Photo Yuko Amano)
orangcosong (Photo 加藤甫)
閉館後の劇場(梅田哲也)と高槻市内(orangcosong)を舞台に、2組のアーティストが懐かしくも新鮮な芸術時間を生み出してくれることでしょう。
このイベント開催に先駆けて、6月21日(火)には梅田哲也のアーティストトークを開催します。
これまでに発表された作品を作家本人の言葉で解説・紹介するとともに、閉館後の旧劇場を舞台にして発表される新作への展望も語ります。
また、8月にはorangcosongを招き、アーティストトークを開催予定です。
こちらも楽しみにお待ちください。
高槻城公園芸術文化劇場 開館記念 プレイベント 高槻芸術時間『インタールード』
- 会期:2022年9月17日(土)~9月25日(日)[8日間] ※9月20日(火)は休館
- 会場:高槻現代劇場 市民会館(2022年7月末閉館)及び高槻市内
- 料金:参加無料
- 参加作家:梅田哲也(うめだてつや)、orangcosong(オランコソン)
- 主催:高槻市、公益財団法人高槻市文化スポーツ振興事業団
- 共催:京都芸術大学
- 企画:京都芸術大学アートプロデュース学科
- アーティスティックディレクター:山城大督(京都芸術大学)
※参加方法やイベント詳細は今夏決定予定。
詳しくはインタールードのウェブサイトをご確認ください。
また、インタールードのTwitter、Instagram、Facebookでは、アートプロデュース学科の学生たちが、イベントの実施に向けた準備の様子や、高槻のまちのこと、参加アーティストについてなど発信しています。ぜひチェックしてくださいね。