文芸表現学科

3年生・上村裕香さんの「R-18文学賞」授賞式の様子をお届けします。

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

5月24日(火)に、第21回「女による女のためのR-18文学賞」授賞式が執り行われ、大賞を受賞された上村裕香さんが参列されました。

 

 

コロナ禍の影響を受け、2019年以来3年ぶりにホテルでの開催となった授賞式には大勢の方々が参列され、そのなかには選考委員のお一人であり、上村さんが大好きだという小説家・窪美澄さんのお姿もありました。

 

今回、最終候補に残った全5作は総じてレベルが高く、順位をつけてもその差はわずかなものだったそうです。

しかし、窪さんは、「人生の淵を覗いたような経験をしたのではないか、というような気迫に満ちた文章だった」「わずかな差でありながらも上村さんの作品が圧倒的に勝っていた」と述べられています。

 

「一番の読者でずっといたい」という窪さんのまっすぐであたたかな言葉は、上村さんの心に一生残るものになったのではないでしょうか。

 

 

そのあと上村さんから受賞の言葉があり、大勢の参列者を前に緊張した様子ではありましたが、堂々と作品について述べられました。

 

受賞作である『救われてんじゃねえよ』はヤングケアラーである少女が主人公です。

けれども作中に実は一度も『ヤングケアラー』という単語は出ていないことに対し、「ヤングケアラーというキャラクターを書きたいのではなく、沙智という人間を書きたかった」「社会的に認知されていない存在の人たちをすくいあげて書いていきたい」という言葉が印象的でした。

 

▲参列された山田隆道学科長とともに。

 

「大賞受賞」は上村さんの世界を広げ、たくさんの期待を背負っていくことになるかと思います。

 

『これからも「おもろい」小説を書いていきたいと思います。読者に届くような小説を書いていきます。なので読んでください』

 

そう力強く述べられた上村さんに、これからも変わることなく自身の目で「おもろい」世界を見続けられることを確信すると同時に、上村さんのペースで一歩ずつ活躍されることを願っています。

 

 

 

上村さんによる受賞の言葉が綴られています。ぜひあわせてご覧ください。

 

「女による女のためのR-18文学賞」特設サイト

https://www.shinchosha.co.jp/r18/interview/no21_kamimura.html

 

 

 

 

 

(スタッフ・牧野)

 

 

 

 

 

 

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