油画コース

体験授業OC【油画】デッサンのコツ 自画像からカタチを掴もう!

こんにちは

美術工芸学科研究室です。

 

6/5に開催された油画コースの体験授業OCの様子をご紹介いたします!

曇り空で蒸し暑い日でしたが、午前と午後満員御礼で皆さんにご参加いただきました。

ありがとうございました◎

さて、体験授業OCではコンテを使った自画像を取り組んでもらいました。

自画像を描く前にまず、油画コースの森本先生が皆さんにデッサンのコツを伝授します。

デッサン・ドローイングなど、素描のことを表す言葉が様々ありますが、

今回はその中でも、短時間で描ききるクロッキーをベースにやっていきます。

「皆さんは、長い線を引くときや細かく描くときはどう描きますか?」

「長く穏やかな線を引くときは、息をフゥ〜〜と吐きながら」

「細かいところを描くときは、息を『んっ。』と止めて描くといい。」と森本先生

 

コンテを動かす時の体の動きや息遣いが、線に活きてくるようです。

さあ、先生からいろいろ教わったところで5分、3分、1分のクロッキーをやっていきます!

適宜、先生方はアドバイスをされています。

 

皆さん、コンテを上手に扱いながら自画像を描いていきます。

「鏡に映った自分の顔の輪郭や頭の軸を見つつ、その稜線(高低差)を確かめ腕を動かして描いていくこと。むしろ描いている絵は、見なくても良いんです。

誤差を縮めていくことで、デッサン力=誤差なく描くことができる目を鍛える事にも繋がる。」と先生からアドバイス

 

5分、3分、1分のクロッキーを終えたあと、15分クロッキーを行い屋外にザッと一列に並べて合評をしました◎

はじめに描いていたクロッキーよりも、線に動きが出て皆さんそれぞれの物の捉え方の特徴が出ていました。

自分が描いたクロッキーを屋内で見るのも良いですが、屋外で見るのもまた違う見え方がしてきて良いですね◎

合評のあとは、神谷先生からここ10年の卒業生の活躍を皆さんに見てもらいました。

「油画コースだからといって、絵だけでなく木彫、写真作品・映像作品など多岐に渡り、作品を作る学生が多いコース。

描くこと、絵が好きなことを手掛かりに、自分の居場所を見つけたり作り出したりする事によって、どんな形であっても自ずから続けられる。」

素敵な締めくくりでした・・・◎

 

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