- 2022年6月9日
- イベント
【6/5(日)体験授業オープンキャンパス】「〇〇 to earn」のアイディアを考えてみよう!
こんにちは。
クロステックデザインコースです!
6/5(日)に今年度初の体験授業型のオープンキャンパスを実施しました!
ご参加下さった皆様・見学された保護者の皆様、ご来場ありがとうございました!
体験授業型オープンキャンパスとは、午前・午後とそれぞれ自分の興味のあるコースを選択して、大学の本格的な授業を実際に体験できるというもの。
このオープンキャンパスに参加することで、実際に自分が大学生になったらどんな風に授業を受けているだろう・・・とイメージが膨らんでくるようなまたとない機会です!
今回は、6/5(日)に行われた体験授業の様子をご紹介します~
クロステックデザインコースでは、世の中にある様々な課題を解決したり、誰かを幸せにするサービスを生み出していくために、「クリエイティブ」「テクノロジー」「ビジネス」を掛け合わせながら、様々なことに取り組み学んでいきます。
今回は、少し「テクノロジー」にフォーカスしたものでした。
私たちの身の回りある様々なテクノロジーはこの数十年の間に、掛け算のようにどんどん発展していきました。
昨今、キーワードとして挙げられている「Web1.0」、「Web2.0」、
そして、「Web3(Web3.0)」と呼ばれるものが急速に発展しています。
「Web1.0」は、インターネットが普及し始め、個人が簡単にインターネットに繋がることが出来るようになっていった時代。
主にブラウザやhtml を利用したウェブサイト、Internet Exploreなどが代表的なものとして挙げられ、テキストや画像で構成されているのが特徴です。
「読む(Read)」インターネット、つまり一方向性の時代とも言われています。
次にやってきたのが「Web2.0」の時代。
ユーザーや企業などを巻き込み、インターネットは「見る・読む」ものから「参加する」ものへと変化していきました。
特徴としては、Twitter や YouTube、 Facebook、 Instagramなど SNS の普及です。
今まさに私たちが使っているものなので、皆さんにとっても分かりやすいのではないでしょうか。
「読み書き可能(Read&Write)」なインターネット、つまり情報の発信者と受信者の双方向なコミュニケーションが可能になった時代だと言えるでしょう。
そして「Web3(Web3.0)」。
今を生きている私たちと並行して進んでいるため、明確な定義が確立されてはいないですが、Web2.0において特定の大企業がユーザーの様々な情報を集中するような形で独占してきた流れから、「Web3」ではブロックチェーン技術(多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み。これによって参加者の誰かが情報を改ざんしようとしても、他の参加者によってその不正が発覚するので改ざんを防ぐことが可能)を使い、個々に分散することができ、様々な技術やサービス、情報などを自分で所有していく、「読み・書き・所有する(Read&Write&Own)」自律分散の時代になっていくだろうと言われています。
今まさにという話ではあるので、今回の体験授業では答えは出にくいでしょう。
ですが、次の時代を面白がって、一緒に考えてみるところから始めてみましょう!
今回のテーマは、「〇〇 to earn」。
ここ最近、「〇〇 to earn」という言葉を耳にすることが増えてきました。
「move to earn」や「play to earn」という言葉を聞いたことがある今回の参加者は少数。
しかし、分かっていなくても全然問題ありません!
分からないことに対しても好奇心を持って、様々な情報をキャッチし、自分の頭で考えて取り組んでいくことを大切にしていきましょう!
「〇〇 to earn」とは、「〇〇で稼ぐ」ということ。
何かをすることによって、新たに価値を生み出すということです。
「〇〇 to earn」の一つの例として、STEPN(ステップン)の説明をする小笠原先生。
STEPN(ステップン)は、「move to earn」。
つまり、歩いたり走ったり“体を動かして稼ぐ”ということができるアプリです。
この中ではNFT(エヌエフティー)の話も出てきました。NFTも最近話題になっていますよね。
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略。つまり『代替不可能なトークン』ということです。
NFTが登場する前には、ネット上にあるデジタルデータはコピー・複製し量産することが簡単にできてしまい、希少価値がありませんでした。誰でも「これが本物だ」と言ってしまえる訳です。そんなデジタルデータに「これが正真正銘、本物(オリジナル)だ」と唯一無二のものであると証明(所有権を示すこと)できるようにしたのがNFTです。
NFTもまだまだこれからどうなっていくのか分かりませんよね。
こういったように、今この瞬間にも世の中がどのように動いているのか・どこに向かっていこうとしているのか、そんな話もクロステックデザインコースの授業では話題に上がることもあります。
大学で「学ぶ」ということの中には、過去に研究されたもの・既に分かっていることに取り組むということもあります。
しかしクロステックデザインコースでは、これまでにあった過去のことを踏まえて考えつつも、ここから先の未来をみんなで一緒に考えていこうというのが特徴です。
本日は、「〇〇 to earn」というテーマから、
「Web3・メタバース時代の〇〇 to earnのアイディアを考える」ということを、参加者の皆さんにはグループで取り組んでもらいました!
夏目先生からは「アイディアを出すコツ」をレクチャーいただきました!
体験授業の限られた短い時間の中で、どんなことを大切にしながらアイディアを出していくのか、事前にポイントを押さえておきます。
\\\とにかく楽しんで自由に取り組んでみましょう!!!///
今回も学生スタッフたち(3年生)が手伝ってくれました!
左から、
谷口 あかりさん(大阪府立清水谷高等学校出身)
中森 美咲さん(大阪市立南高等学校出身)
森 一樹くん(静岡県立科学技術高等学校出身)
荒木 桃香さん(神奈川県立追浜高等学校出身)
▲学生スタッフの谷口 あかりさん(大阪府立清水谷高等学校出身)が高校生たちから出てきたアイディアを拾っていきます。
初めましての人ばかりで話すのはちょっと苦手・・・という人でも、先輩の学生スタッフたちが各グループに加わってフォローしてくれていました。
参加者の方が出したそれぞれのアイディアをグルーピングしていきながら、どんなアイディアとアイディアの化学反応が起こるのでしょうか。
▲学生スタッフの森 一樹くん(静岡県立科学技術高等学校出身)はWeb3やメタバース関連に興味があり、色んなトピックを上げていました。その刺激を受けた高校生たちからもどんどん面白いアイディアが飛び交っています。
なんだか面白そうなアイディアがたくさん出てきましたね。
これは実現できないだろうなぁ~、こんなのアイディアとして出したら恥ずかしいなぁ〜など思わずに、たくさんアイディアを出していく参加者の方たち。
アイディアの量がたくさんあると、そこから色んな組み合わせにすることができたり、面白い話に繋がっていったりしますね。
体験授業の最後には、出てきたアイディアをまとめて、グループごとに簡単に発表してもらいました。
中山先生からは「マスク外す to earn」というアイディアも提案してもらいました。
クロステックデザインコースには、こういった跳ねたアイディアを考える先生もいますよ。
もしかするとそんなアイディアが回りまわって、新たな価値やサービスを生み出すかもしれませんね。
何か企画を考える時は、一人のアイディアから生まれていると思われがちですが、新たな価値を生み出すようなアイディアを考える際、一人で考えるには限界があります。
今回のように、複数人で話しながら出てくるアイディアとアイディアを組み合わせることによって、化学反応が起こり、自分では思いつかないようなモノやコトを世の中に様々なサービス・企画として届けることができます。
これはクロステックデザインコースの授業でも同じように取り組んでいることです。
グループでアイディアを出し合いながら、相談し、協力し合って、どのようなビジネスモデルや新たな価値を生み出すことができるか、そんなことを一緒に取り組みながら学んでいます。
今回手伝ってくれた学生スタッフたちからも、「先生、このテーマは難しすぎます笑」と話があったそうです。
しかし、柔軟にアイディアを出すことや新しいテクノロジーを受け入れていくことというのは、歳を重ねるごとに難しくなっていくと言われています。
自分や周りの大人が思ってる「常識」や「先入観」にとらわれず、こんなアイディア大したことないなと思われたものだとしても、もしかするととても面白い価値のあるものへとなり得るかもしれませんね。
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今回のテーマ「web3」や「〇〇 to earn」は、今の世の中の人たちによってますます開発されており、ここから先の世の中がどうなるかは先生たちですら分かりません。
だからこそ、こういったトピックを取り上げ、一緒に学び考えてみましょうということで、参加者の皆さんには今回このような授業を体験してもらいました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました!
少しでもクロステックデザインコースのことを知って、楽しんでもらえたなら幸いです。
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今後は、7月にブース型オープンキャンパス(7/3, 7/31)、8月には同じような体験授業型のオープンキャンパス(8/27, 8/28)を実施予定です。
前に相談したけどもうちょっと話が聞きたいという人も、不安が解消できるまで何回も尋ねに来てくださいね。
先生や学生たちも親身になって話をしてくれますよー!
また、9月・10月に予定している「体験授業型選抜入試」に向けて、どんな準備をしたらいいのだろうか、、、と不安に思っている人も、ぜひ一度相談しに来てみて下さいね。
皆さまのご参加、お待ちしております!
7月3日(日)・31日(日)にオープンキャンパスを開催します!
日時:7月3日(日) 10:00~16:00
7月31日(日) 10:00~16:00
※事前予約制
毎年、多くの高校3年生の方や、高校1・2年生も参加する「オープンキャンパス」。
どんなことが学べるのかな・できるのかなという方も多いので、全学科・コースの教員と学生が皆さんを各ブースでお待ちしています。
皆さまのご参加をお待ちしております!
オープンキャンパスは感染症対策のため、当日ご来場までに参加申込をお願いしています。
下記の参加申込フォームから、お申し込みください。
👀注目!👀
オープンキャンパス(7/3・31)に参加すると、2023年度入学試験「体験授業型選抜Ⅰ期・Ⅱ期」の検定料が20,000円免除されます!(35,000円→15,000円で出願可能)
オープンキャンパスに参加される方は、ぜひこちらも要チェックです!
\\\\ 事前要申し込み ////
8/27(土)・28(日)のオープンキャンパスは、大学の各コースの本格的な授業を体験できる今年度最後のチャンスです!
普段のオープンキャンパスとは異なり、本格的な授業を受講できるのがこの「体験授業」。
一足先に芸大生になったつもりで、コースの授業を体験することができます。
日時:8/27(土)10:00~16:30
8/28(日)10:00~16:30
<体験授業>
午前 10:20-12:00
午後 13:30-15:10
► 1日最大2コースまで受講可能。
► 同一日程で、同じコースの授業を受講することはできません。
クロステックデザインコースでは、「誰かを笑顔にするアイデアを生み出す方法」というテーマで授業を行ないます!
▲昨年の様子
どんな授業なんだろう?と思うかもしれませんが、授業を受けた後から自分の周りにあるモノの見方がガラリと変わって、どんどん面白いアイディアが浮かんでくるかもしれません。
実際に先生方が授業の中でコースの学生にも話している内容をされたりするので、学生たちが受けている授業のような時間になるかと思います!
ぜひ参加して体験してみて下さい!
体験授業に参加される方は、事前予約が必要です!
各コース定員を設けていますので、早めに予約することをおすすめします!
➡8/27(土)・28(日)体験入学オープンキャンパスの詳細はこちらから!
ここでも少しお知らせ!
美大芸大進路講座の講師として、クロステックデザインコース教員の吉田先生が全国を飛び回ります!
これからの進路に向き合い・選んでいく、ひとつのきっかけのような時間となると思います。
こちらの講座は感染症拡大防止措置を踏まえ、事前予約制・定員制です。
定員に達し次第受付終了となりますので、少し話を聞いてみようかなと思われている方は早めにお申し込みすることをおすすめします!
クロステックデザインコースの最新カリキュラムや進路について紹介|先生によるコース紹介動画2022
クロステックデザインコース 在学生へのインタビュー
京都芸術大学クロステックデザインコース公式ページに、授業内容の詳細を掲載中!
ぜひそちらも覗いてみてくださいね!
クロステックデザインコースでの日々の授業風景、
イベント等はtwitterとInstagramで日々更新中です。
ぜひそちらもチェックしてみてください!
クロステックデザインコースTwitter(@xtechdesign)