- 2022年9月5日
- イベント
体験入学型オープンキャンパス!ご来場ありがとうございました!
こんにちは、プロダクトデザイン学科です。
もう、夏も終わりですね…涼しい風が感じられるようになりましたね。
8月最後の土日(8/27、28)は、体験入学オープンキャンパスが行われました。
受験を目の前に控えた3年生のほか、1、2年生も多く来場していただきました。
体験授業の様子をちょこっとお届けします!
今回の体験授業のテーマは『発想から考えるデザイン』!
ということで、現代の私たちの生活に欠かせない「スマホ」のデザインを考えていきました。
「スマホ」なんて、どれも手に持てる板のような形なので、新しいデザインを考えるのは難しそう…と思ったものの、アイデア発想法を学ぶことで、いろんなデザインを生み出すことができるんです!
まずは、今回の授業を担当した北條先生による発想法についての講義。
デザイナーって「すごくかっこいいアイデアを思いついて、センスのいい仕事をする人」みたいなイメージがありますが、一番大切なのは「ダメなアイデア、つまらないアイデアを根気よくたくさん出す」というのが大事なようです。それなら、頑張ればできそうですね。
まずは、どんなところで、どんな状況でスマホを使うか考えて、紙に書き出していきます。
家で…、学校で…、街で…
音楽を聴く…、連絡をとる…、写真を撮る…、動画を撮る…
などなど。
先輩たちにヒントをもらいながら、たくさん紙に書いていきます。
この時のコツは、物事を細分化していくことです。
細分化していくことで、たくさんのアイデアを出すことができます。
次は、出したアイデアの中から一つ選び、その場所や状況で使うことを想定したスマホのデザインのアイデアを考え、スケッチに落とし込んでいきます。
真ん中にデザインのもととなるアイデアスケッチを描いて、こんなかんじで、そこからいろんなアイデアを四方に広げていきます。
アイデアスケッチからスマホのだいたいのイメージが固まってきたら、次はモデル作成。
スチレンボードというプラスチックの板と厚紙を使ってモデルを作ります。
小学生の頃にやった工作みたいなこの工程もプロダクトデザインでは大切なプロセス。
プロのデザインの現場でも、はじめはこのように紙などの簡易な素材を使って、モノのカタチを作っていきます。
モデル作成では、慣れない参加者を先輩の学生たちがサポート。
時間がタイトでしたが、先生や先輩の手助けもあり、なんとかみなさん、モデルを作成することができました。
そして、最後に、グループに分かれて、自分のデザインを発表していきます。
この発表する場は、デザインをするうえでとても大切で、自分の作品について、自分の言葉で伝えていきます。
手に巻くタイプ、空を飛ぶもの、丸いもの、近未来のもの…などなど。
今あるスマホのデザインは、ただの板状のものばかりなので、新たなデザインを考えるのは難しそうだな~と思っていましたが、皆さん、個性豊かなデザインを生み出していました。
高校生に交じって、3回生の山崎くんもモデルを作って発表。
近未来のスマホをテーマに、ホログラムで映像やゲームを楽しめたり、音楽や様々なシチュエーションに合わせて、光ったりするらしいです。
「スマホ」という難しいテーマではありましたが、発想法を学ぶことで、いろんなデザインのスマホができました。
時間も限られている中でのモデル制作も、先輩の学生スタッフや先生たちのサポートもあって、力作揃い!
皆さん、慣れない大学の授業だったと思いますが、お疲れ様でした!
そして、学生スタッフの皆さんもお疲れ様でした!
受験生の皆さんは、ぜひ、プロダクトデザイン学科が気になったら、入学試験を受けてみてくださいね。
入試の情報はこちらから。
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プロダクトデザイン学科からのお知らせ
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9月17-18日の学園祭に合わせて、学生作品展が行われます!
3回生が授業で作った作品がズラリと並ぶ予定です。
現在、3回生は展示の準備の真っただ中!
作品のブラッシュアップやバナーの作成などに追われています。
こちらは3回生が作った展示のDM。
プロダクトデザイン学科の専用工房にあるレーザーカッターで作ったそう。かっこいい!
展示のテーマは「・・・」
デザインは考えたイメージを形にすること。
それぞれが「・・・」と考え抜いた作品は結び目のように全く同じものは一つもない。
この展示は終点ではなく、これからも学び、成長し続けていくプロダクトデザイン学科10期生の通過点…
作品展にあわせて、インスタグラムやTwitterもはじめているので、ぜひ、フォローしてください!
Instagram ten_ten_ten_pd_2022
Twitter ten_ten_ten2022
なお、こちらの作品展は学園祭・オープンキャンパスとの同時開催です。
芸大らしいワクワクする学園祭を楽しんでくださいね。
高校生や一般の来場者は予約が必要です。
こちらのサイトからお申込みください!
\ みなさんのご来場お待ちしています! /