文芸表現学科

こんにちは、文芸表現学科です！

 

 

３年生・野呂果乃莉さんが立ちあげ、脚本・演出・出演までをこなす劇団「のろみプロジェクト」、略してのろプロ。

第二回公演が11月12日（土）13日（日）に無事終了しました。

 

 

物語は6人組ロックバンド「ジャバンクルズ」メンバーの誕生日会から始まります。

メンバーたちはサプライズにかこつけて、有観客ライブをしようというのです。

 

しかしジャバンクルズはこれまで7年間の活動の中で、MVのみで人気を博してきた「ヴォーカル以外は正体不明なバンド」。

ネット上では「演奏は有名バンドのあの人たちなのでは……!?」なんて言われている始末。

 

それぞれに似合う楽器選びから始ったばかりか、練習にもなかなか集まらず、意見の食い違っていくメンバーたち。

このままではライブどころではなく解散になってしまう！

 

迎えてしまったライブ当日、7年間ずっと応援してきたという一人のファンと出会い……。

 

 

第一回旗揚げ公演と同じ会場である大阪・梅田Lateralに帰ってきたのろプロですが、新たな題材、新たな魅せ方、新たに加わったメンバーなど、第一回目に比べるとプロジェクトも大きくなり、野呂果乃莉さんの「挑戦してみたい」という気持ちが観客にひしと伝わる公演でした。

 

二日間の公演を経て感じたこともたくさんあったはず。その気持ちを大切に、さらにパワーアップしたのろプロをこれからも見せ続けてください！

 

（写真左から、３年生・野呂果乃莉さん、４年生・河合萌花さん。公演終わりのお二人を撮影させていただきました。おつかれさまでした！）

 

●第二回公演を終えて

３年生・野呂果乃莉さん（脚本・演出・出演／大阪市立咲くやこの花高等学校出身）

「第二回公演を無事終えることができてホッとしています。前回と比べてたくさんの挑戦をしました。前回はオムニバスでしたが今回は90分一本でやったこと、ドラムを楽器屋さんに借りたこと、曲づくり（一本ボツになりましたが）、漫才など、失敗も成功もありましたがいい経験になったと思います！また次回できれば、よりよいものを作っていきたいと思います。」

 

４年生・河合萌花さん（出演／平安女学院高等学校出身）

「無事に二日間の計四公演を終え、ほっとした気持ちと少しの寂しさがあります。野呂さんを軸に集まった出演者の七人ですが、みんなそれぞれに個性があって、そんなみんなと一緒に演劇をつくれたこと、とても刺激的でした。これからの自分自身の創作活動に還元できる経験になったと感じています。lateralのみなさん、山田先生、足を運んでくださった方はもちろん、遠くから応援してくれた方、ありがとうございました！」