文芸表現学科

「高校1•2年生のための1day芸大体験」お越しいただきありがとうございます◎

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

12/18(日)に高校1、2年生を対象とした、体験授業型オープンキャンパスが開催されました!

お越しくださったみなさま、ありがとうございます◎

 

 

今回の体験授業は『文章を書いて、読んで、話しあって自分なりの「面白さ」を見つけてみよう!』というタイトルのもと、木村俊介先生にご担当いただきました。

 

インタビュアー、ノンフィクション作家である木村先生。

まだ活動が浅かった学生時代は、1日10時間も執筆作業をされていたそう!

しかし、書き続けていくことで、毎日自分の書く文章が上手くなっていることに気がついたとお話ししてくださいました。

 

木村先生はどんなときでも「書き続ける」ということを我々に伝えてくださっています。

そのルーツは、高校生のみなさんとあまり歳の変わらない時代にあったのですね。

 

文芸表現学科に来てくれたということは、少なからず、なにかことばで表現をしてみたいと思っている人たちかと思います。

「書き続けていれば絶対に上手くなる」という木村先生の強い言葉が、もの書きの道へ踏み出すみなさんの第一歩に繋がっていることを願います。

 

 

さて、今回の体験授業では「小説」「エッセイ」など、書くもののジャンルは設けませんでした。

 

型にとらわれず、一行でもいいので自分が思ったことを書き出してみること。

若い年代は、明日、まったく違う人間になる可能性もあるから、いま思ったことをありありと書いてみて、そのアイデアを貯めておくことが重要なのだと木村先生はおっしゃいます。

 

▲学生スタッフにも、事前連絡なしで突然書いてみてもらうことにしました。

 

 

とはいえ、どんな話を書けばいいのか、どうやって一行目を書き出せばいいのかわからない! という人のために、木村先生がひとりひとりとお話しされ、どんなことを書こうと思っているのか、どうやって書き進めるのかアドバイスをしてくださっていました。

 

▲突然だったにもかかわらず、すてきなエッセイを書いてくれた学生スタッフたち。(2年生・中島明日香さん/福井県立美方高等学校出身)

 

最後はみんなで書いたものを発表。

 

恥ずかしそうな方も多かったですが、声に出して読んでみることで、自分があのときどんなことを思って書いたのか、また、自分の書き癖などがわかってきます。

「文章を書けと言われた」「とりあえず書き進めてみることにした」など、自身のいまの状況を足掛かりに話を書き進める方がたくさんいらっしゃったのが証拠ではないでしょうか。

みなさんしっかりと、「いま思ったことをありありと書いてみる」ことに挑戦できたようですね。

 

 

今回、授業を受けてくださったみなさんの多くは、まだなにも書き始めていない、まっさらな状態の方が多かったかもしれません。

けれども、この体験授業で一行でもものを書き始めたからには、ぜひとも書き続け、来年、再来年、書いたものを私たちに読ませてください! そんな出会いができることを私たちは楽しみにしています。

 

 

▲授業終わりに学生スタッフとお話する姿も。在学生の生の声に、授業よりも盛りあがっていたかも……!?

 

 

 

 

 

(スタッフ・牧野)

 

 

 

 

 

 

<4142434445>