プロダクトデザインコース

【前期合評レポート!その四】「SONY×京都芸術大学」

こんにちは、プロダクトデザインコースです。

夏の暑さが落ち着き、京都にもようやく秋の風が吹き始めました。

 

さて、今日は産学連携授業のレポートです。

これまで前期の合評レポートを複数回に分けてご紹介してきましたが、こちらの記事でひと区切りとさせていただきます★

 

▼ 前期合評レポートはこちらで紹介しています。ぜひご覧ください。

>>>【前期合評レポート!その壱】1年生:「表現演習Ⅰ」

>>>【前期合評レポート!その弐】2年生:「UI/UX基礎」

>>>【前期合評レポート!その参】「ダイソー×京都芸術大学」最終プレゼン!

 

 


【SONY×京都芸術大学】

 

前期に行われたプロダクトデザイン学科の産学連携授業のひとつに、グローバル企業ソニーグループ株式会社との連携授業がありました。

 

授業を受講している2.3年生

 

ソニーグループ株式会社の持つ映像やオーディオ技術、センシングやロボティクスといった技術の活用ノウハウについて直接指導を受け、課題発見・分析・情報の構造化・可視化といった一連のプロセスを通して新価値を創出し、イメージムービーやモックアップでデザイン提案を行います。

 

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今回の授業のテーマは「家事の『楽しい』をデザインする」

この授業を受講した2.3年生の学生は、ソニークリエイティブディレクターでもある詫摩先生指導の下、大学生にも身近な家事の負担を、デザインの力で楽しみに変える探索を行いました。

 

日々繰り返される退屈なルーティーン作業を、例えばゲーミフィケーションや趣味に転化する、または佇まいの工夫でそこにあるだけで楽しい気持ちになるなど、テクノロジーに飲み込まれてしまうことなく、デザインの視点からの感性価値創造にチャレンジしました。

 

授業にてホワイトボードのスケッチ

 

そして先日、大瓜生山祭に合わせて開催された学生作品展にこの授業の成果物を出展しました!

学生作品展での展示の様子

会場では作成した資料をモニターに映し出して展示された

 

 

|ソニークリエイティブセンター石井大輔センター長による公開プレゼンテーション|

 

会期中にはソニークリエイティブセンターのセンター長である石井大輔さんをお招きし、公開プレゼンテーションが行われました!

ソニークリエイティブセンター石井大輔センター長

 

学生は一人ずつセンター長へ向けてプレゼンを行い、直々に感想やアドバイスをいただきました。

 

▼ 2年生 三木心暖さん奈良工業高等専門学校出身】

「家族のつながり」×「家事」から「お手伝いをゲームに変える」プロダクトの提案

“TataMii”と名付けられたこちらのプロダクトを置くことで上部のカメラからゲームの基盤のようなもの(点線部分)が床に映し出され、面倒な「洗濯物をたたむ」という行為をゲームに置き換えることができます。より速くたためるよう競い合うなど、子供もお手伝いという感覚なく家事を楽しむことができ、家族のコミュニケーションツールとしても機能しています。

 

▼ 3年生柳生海斗さん【Canadian International School Singapore出身】

「アイロン」×「動作」から「音でかけるアイロン」の提案

アイロンをかける動作によって「音」のフィードバックを受けることがでるプロダクトの提案です。ただ音を聞くよりも、音が出るための動作があることによって人は楽しさを感じるのでは?というコンセプトから始まったそうです。実際にどんな音が奏でられるのか、とても気になりますね!

 

 

他にも、楽しいに着目したフードカッターやごみ捨てに特化したペットロボットなど、家事に「楽しい」をプラスされたプロダクトの提案見ることがきました。

どの作品もじっくり丁寧に見てくださった石井さん。まだまだ改善の余地がありますが、全体的にレベルアップしているとのお言葉をいただきました!

 

実際に展示をすることで、石井さんからももちろん、会場のお客さんからもフィードバックをもらえる良い機会となりました!

 

今回のプロジェクト参加メンバーと石井センター長の記念撮影で締めくくりました!

 

 

 

メンバーのみなさん、お疲れ様でした!

そして石井さんありがとうございました!!

 

 

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