プロダクトデザインコース

4年生卒展SNS始動!インタビュー企画 ★ PART1 ★

こんにちは!プロダクトデザインコースです。

今日は4年生の活動をお伝えします!

 

プロダクトデザイン学科の10期生となる4年生は、現在卒業研究制作に取り組んでいます。この制作の成果は毎年2月に開催される卒業展にて発表されます。前期から研究に取り組み、中間審査を終えた後期は日々ブラッシュアップを重ねています。

 

そんな4年生は卒業展へ向けて、インスタグラムやX(旧Twitter)の更新を開始しました!

 

今後、さまざまなコンテンツが投稿されるようですが、現在は4年生9名の学科に対する思いや、学び、思い出をインタビュー形式で紹介されています。インタビューの内容、まとめなども同じ4年生のメンバー同士でおこなっていて、同級生ならではの距離感でまとめられています!すでに3名のインタビューが掲載されていますので、こちらのブログでもその全文をご紹介したいと思います。

 


【10期生インタビュー】

 

9名のプロダクトデザイン学科10期生に、学科に対するさまざまな思い出や学びをインタビュー形式でご紹介します。

ここでしか得られない、10期生それぞれが感じるプロダクトデザイン学科の面白さを続々とお届けします!

 

|インタビューNo.1|

吉岡 英さん プロダクトデザイン学科4年(私立同志社高校出身)

 

Q : 4年間で1番思い入れのある出来事は ?
A : パンがめちゃめちゃ好きやから、パンをモチーフに授業内で雑貨のブラ ンディングしたことやな。 パッケージにロゴ・コンセプト・ターゲットまで全てを自分でプロデュースできるっていうすっごい細かいところから詰めてブランドを作り上げるのがそれまでやったことがなかったからすごい楽しかった。その授業でこうやって商品・ブランドって作られてるんやなってのを知れたのが勉強になったし、すごく面白かった!

 

Q : この学科に入ってよかったと思うことは ?
A : この学科には新しい視点から意見をくれたり思った事を正直に伝えてくれ たりする仲間がいっぱいいてこんな環境にいることがすごく良かったなぁ、恵まれてるなぁって思ってんねん。 授業内だけの交流じゃなくって、学科みんなで毎年クリスマスに 100 円均 一ショップのモノ縛りでプレゼント交換するっていう同期が発案した恒例企画があったりして、意見を言い合う関係だけじゃなくて友達としてもいい関係だなと思ってる !

 

Q : この大学・学科に入って何か考え方変わった ?
A : ちっちゃい時からポッケには絶対折り紙が入ってたし、中学の時から趣味で切り絵をずっとしてるし、大学入る前から手動かしてなんかずっと作っててん。 で入ってから思ったんは、高校までは自分の好きなモノをただ好きなように作ってたけど、この学科はそうじゃなくって売る・量産することを前提に考えて … みたいなところがあるからその部分がそれまでの考え方と違っていて、コンセプトやターゲットとかが必要になるっていうのがちょっと難しいな。でもその上で自分が楽しいって思えるモノを作って、どうやったら周り にウケるかって考えるのを大事にしてるな。

 

まとめ
学科 1のバン好きで有名であリ、自身がつくった切り絵で個展まで開いてしまうほど ” 好き ” に忠実な吉岡英にインタビューをしてみると、幼少期からものづくりに興味を持ち、大学生になり支え合える仲間と出会えたことに感謝し、 常に面白味を見出しながらモノづくりの仕組みを深く学び、どの取り組みでも ” 好き ” に忠実な姿が伺えた。

 

 


 

|インタビューNo.2|

山崎 凌さん プロダクトデザイン学科4年(私立富山第一高校出身)

 

Q : 4年間で1番印象のある出来事は ?
A : 家具を扱う会社の ACTUS さんとの産学連携授業が1番印象に残ってると思う。 産学連携授業は2回生と3回生が一緒になって授業を受けられるから、俺 自身2回生で受けるにはだいぶレベルが高いなって感じる部分もあったんだけど、それでも先輩と話せる環境っていうのはすごい貴重だったかな。その時作った椅子はいまだに教室にずっと置いてあるし。 そのとき感じた刺激が自分の進路の決定のきっかけにも繋がったし、自分の1番でかい転換期になったんじゃないかな。

 

Q : 山﨑くんが思う、家具の魅力って?
A : 少し聞いた話を引用するけど、世の中をよくするデザインや0を1にする デザイン、医療行為もそうだけどマイナスから1にするデザインって存在するじゃん。その中でも家具デザインって、1からどんどんプラスしていくデザインだなって思ってるな。それは使い手によってもかなり左右するものだし、「家具」っていうものは特にプラスの可能性が広いっていうのが面白いところだと思う。同じ家具でも人によっての使い方の違いが顕著に表れるのはやっぱり家具 …、そういうところが俺は面白いと思うなあ。

 

Q : 今後大事にしていきたいと思うことはある?
A : やれることをやるだけかな。自分自身も大学 4 年間の中でデザインしていく中ですごく不調な時期とかもあったりしたんだけど、そういう時期って絶対誰にでもあると思う。そんなときほど自分の中ででかかった転換期の ACTUS さんの授業の時 期を思い出したりとか。初心を忘れず難しいことを考えすぎないで、今できることを必死に頑張っていきたいなって思うね~。とりあえずやってみるで挑戦できることは自分の強みだとも思うから、 無理せずチャレンジ、かな。その時その時の感じた直感や感覚っていうのは大切に、新たな景色みていけたらいいなあ。

 

まとめ
グラフィックデザインから大きな木工作品まで自分色に染め、好きなことを巧みに課題や制作で利用し、授業で得たスキルは趣味にも変換することのできる山﨑凌にインタビューをしてみると、レベルの高い環境でも臆することなく自分の刺激へと変換し、家具の可能性や面白さを自ら見出していき、初心を忘れずに今できることを頑張るといった、柔軟で、至るところに可能性を感じているかのような姿が伺えた。

 

 


 

 

|インタビューNo.3|

和田 千代子さん プロダクトデザイン学科4年(奈良県立高円高校出身)

 

Q : 4年間で1番印象のある出来事は?
A : 4年間で本当に色んな分野に携わるから、どれも新鮮で思い入れがあるけど…。その中でも実は入学前からパッケージデザインはやってみたいなってずっと思ってたから、パッケージデザインの授業とか課題かな。元々昔から絵を描くことは好きでよくしていたから、グラフィック系やイラスト系にも興味があったんよ。で、そこの平面と立体が交わるところってパッケージデザインなんじゃないかなって思っていて…。線とプロダクトが交わるところっていう見方をしているからこそ、今もパッケージデザインの分野に積極的に取り組んでいるんじゃないかな。

 

Q : パッケージデザインのコンペティションに出していた理由は?
A : 2回生の時の授業で先輩にインタビューをしてみる授業があったんだけど、私は知人のゲーム会社に勤めてる先輩に話を聞いたんよね。その時にコンペで何かを受賞すると記録として残るから、就活とかで自分自身をわかりやすく伝えられる材料になるよっていうお話を聞いたんよ。それから自分もやらないでいるよりとりあえずやってみようと思ってコンペに出してたな。そういう挑戦を続けていると少しづつ結果が残ることもあって、やっぱりやってみて良かったなって思うんよ。形に残ると自分自身の充実させていく感覚みたいなんもあるから、小さな始まりだったとしてもとりあえずやってみることは大事じゃないかな。

 

Q : 入学当初から変わったなと感じる部分は?
A : 驚かれるかもしれないんやけど、私の中で変わったなっていう部分はないんよ(笑)これは全然悪い意味とかではなくて本当に良い意味で「変わってないな」って思うな~。なんでかっていうとこの学校の人ってみんなめっちゃ優しいな…って思う瞬間が結構あって、例えばこんな考え方しないだろ!?っていうような考え方でも色んな考えを持つ人がいるからって理解して受け入れあっていて。そんな環境だから自分も周りを受け入れているっていうのもあるかもしれないけど。だからこそ、ありのままの自分で変わらずに過ごせたんじゃないかなあ…。変わらない部分があるからこそ自分に新たな要素や結果をプラスしていけたんだろうし。

 

まとめ
学科の中でパッケージデザインといえばと言われるくらいの得意分野を持ち、学園祭では恐竜の着ぐるみを着るなど色々な場面で今を楽しむ和田千代子にインタビューをしてみると、パッケージデザインの分野を筆頭に様々な分野の沢山の魅力を吸収し、小さな始まりからでもこつこつ続けていくことで自分の力に変え、良い意味で変わらない自分を持ち続ける姿が伺えた。

 

 

 

 



 

 

以上、4年生のインタビューを3つご紹介しました。

学生たちの声が聞こえる素敵なインタビューでした。卒業制作もどんなプロダクトの提案をみせてくれるのか、とても楽しみです。

今後、残り6名分のインタビューが順次投稿されます!

ぜひ、インスタグラムをフォローしてチェックしてみてください

 

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2023年度 京都芸術大学プロダクトデザイン学科 卒業展

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