プロダクトデザインコース

【前期合評レポート!その参】「ダイソー×京都芸術大学」最終プレゼン!

こんにちは!
プロダクトデザイン学科です。

 

今日は前期に行われた合評のうち、株式会社大創産業様との産学連携授業の最終プレゼンの様子をお届けします。

 

 


 

プロダクトデザインコースでは、授業の中に産学連携を多く取り込んでおり、過去には、無印良品(雑貨)、東芝(家電)、マルニ木工(家具)、NISSHA(マテリアル)などと連携授業をおこなっています。

 

▽過去の記事はこちら

>>> くらしの道具 in MUJI YAMASHINA 産学連携授業の発表&展示です

>>> ACTUS(アクタス)とのプロジェクト成果展

>>> 木を知り、木で作る。マルニ木工との産学連携プロジェクト

 

 

 

そして、2023年度前期はソニー、大創産業と連携授業を行いました。

 

今日ご紹介する大創産業との連携授業は、100円ショップでおなじみのダイソーの商品を、実際に商品化を目標に行うものです。

 

2017年から始まり、このプロジェクトは今回で3回目となりますが、なかでも2017年の授業で発売した「お助け本棚」が大ヒット商品となりました。

 

その他にも、2021年の授業では50点以上のアイテムが商品化され、「置配シート」「漫画を飾れる棚」などたくさんの商品が話題になりました。

 

 

 

もしかすると皆さんも実際にダイソーのショップでみかけたことがあるかもしれません。

オープンキャンパスでお会いした高校生や保護者の方の中には、「これ、持っています!」という方もいらっしゃり、商品化の喜びを感じました!!

 

 

・・・

 

さて、今回のプロジェクトが始動した頃の様子は、過去のこのブログ内でもご紹介しました。

 

▽過去の記事はこちら

>>> ダイソー×プロダクトデザインコース 産学連携プロジェクト始動!

 

その後、実際にアイデアを一人50案持ち寄って、ブラッシュアップを重ねました。

今回はダイソーのデザイナー3名がメンターとして携わり、学生5人とチームになってそれぞれアイデアの検討や、実際に売る人や作る人からの意見をもらうこともできました。

フィードバックはオンラインで行い、

オンライン会議や専用のSNSを使って資料を共有しながら行いました。

 

そして、まとまったアイデアを、3Dプリンターや工房を使って、実物そっくりなモデル(模型)を制作し、プレゼンに挑みました!!

会場となったのは、東京のダイソー本部です!

 

ダイソーのバイヤーさんは、実際に商品の仕様の決定を行う商品開発の責任者です。

学生達も商品を売り込む立場としてスーツを着て、自分のアイデアをバイヤーさんに説明しました。

今回は1人2点のアイデアをまとめて提案を行いました。

説明用の資料を作成して、プレゼンテーションを行います。

緊張感のある様子が伝わってきます・・・。

 

プレゼンテーションでは、モデルを手に実際に売れるかどうか、100円で製造可能かどうか、パテントなどの知的財産の問題は無いか、など多方面から検討を行い質問や意見をいただきました。

 

 

バイヤーさまからは「ぜひ商品化したい」「これは売れそう」という意見も多く頂くことができました。

今後、バイヤーさんがメーカーさんと協議をしながら商品化に向けての作業が開始されます。

 

来年には商品化のご報告が出来ると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちください!

 

 

 

・・・

 

 

 

最後にダイソーのオフィスを見学させていただきました。オフィスの中には、広い商談コーナーやその一角には実際の店舗と同じ様な展示什器があり、お店でのディスプレイの様子を含めて打合せが出来る様になっていたりと、みんな興味深々です。

 

今回はやむなくオンライン参加の学生もいましたが、全員で記念撮影をおこないました。プレゼンをやり遂げたみなさん、本当にお疲れ様でした!!

 

 

\\現在開催中の「大瓜生山際 学生作品展」にて学生が提案した作品を展示しています。

この機会にぜひご高覧ください!!//

<3536373839>