- 2024年12月25日
- ニュース
はじめての体験入学オープンキャンパス
こんにちは!プロダクトデザインコースです。
高校1,2年生のためのはじめての体験入学オープンキャンパスが開催されました!
寒い中たくさんの高校生の方に来ていただきありがとうございました。
今回の体験授業は大江先生が担当され、
「生活を楽しむための、道具のデザイン」と題したワークショップを行いました。
今回の授業の導入は、この一言から始まりました。
「皆さんに配った鉛筆を、削ってください」
シンプルな要求に、素直に削っていいものかと戸惑いを隠せない様子でしたが、みなさん慣れた手つきで鉛筆を削っていきます。
みんな削り終えたところで、今回の授業の本題です。
「先を削る以外の削り方は無いのだろうか?」
当たり前のように「先だけとがるように削る」ことに対し疑ってみて、それ以外の削り方、使い方はないのかを模索してみようというワークショップでした。
みんな最初は戸惑いながらも、何となく削っていくうちに面白い削り方や形を発見し、「鉛筆削り」に没頭していました。
▲うねうねですごい形!
▲削りきらず残すことで面白い質感に!
▲芯だけ細~く削ったり
▲紙やすりも駆使しています
▲授業の途中で、中間発表を行っている様子。テーブルごとに1名の学生スタッフが座って制作しました。
最後には、みんなの鉛筆を持ち寄って発表を行いました。
並べてみると、それぞれ違った作品になっていました。
ここで、学生スタッフが削った鉛筆たちをご紹介!
▼市岡瑞樹さん(3年生)
「鉛筆の黒鉛がファスナーの滑りをよくする」というおばあちゃんの知恵をもとに、ファスナーを挟み込むような形に削った作品です。
▼三木心暖さん(3年生)
「手に触れる部分以外の木材部分を削り落としたらどうなるか」という発想をもとに、黒鉛部分があらわになった不思議な形の作品です。
途中で芯が折れてしまったようで、悔しいですね。。。!
▼横田寧々さん(2年生)
鉛筆をお箸のような形に削ることで、お箸として何かを掴もうとした時の軌跡が描かれる、という作品です。
削っていきながら発見しアイデアの元になったり、
意外な物と組み合わせたり、用途を絞って特化したものを考えてみたり、、、
日々当たり前のように使っている道具も、見方を変えると違った使い道があり、
工夫を凝らすともっと愛着の持てる形に作り変えることができます。
鉛筆を削るというただそれだけだったはずですが、本当に十人十色の作品が出来上がりました。
デザインの種の種、のような、とっても面白い授業で、
高校生の皆さんもリラックスして夢中で制作していました。
お越しいただき、ありがとうございました!
最後に、本日協力してくれた学生スタッフを改めてご紹介!
上から
・三木心暖さん(3年生 奈良工業高等専門学校出身)
・市岡 瑞季さん(3年生 大阪府立牧野高等学校出身)
・横田寧々さん(2年生 京都芸術高校出身)
今回の体験授業を通して少しでもプロダクトデザインに興味を持っていただけたら嬉しいです!
ぜひ今後も身の回りの物を面白い視点で見つめてみてください。
そして、まだまだ興味がある方は2月に開催される卒業展や今後続々と開催されるオープンキャンパスにぜひいらしてくださいね!
\\\「 2024年度 京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」のお知らせ ///
2025年2月8日(土)~2月16日(日)まで「2024年度 京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」を開催します!
今年度卒業する4回生や院生の卒業制作や研究成果がキャンパス全体に展示されます。プロダクトデザインコースの作品は直心館3Fに展示します。ご来場お待ちしております🌼
2024年度「京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」
日時:2025年2月8日(土)~2月16日(日) 10:00~17:00 ※入場受付は16:30まで
会場:京都芸術大学 瓜生山キャンパス(京都市左京区北白川瓜生山2-116)
入退場:入退場自由(予約不要)・入場無料
2024年度「京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」の詳細はこちら👇から
https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2024/